Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ステレオの基礎は1950年前後に出来上がっていたと思います

2024年11月23日 | ピュアオーディオ

JBLのオリンパス(C50箱)システムは1950年代後半には出来上がっていました。


D208や175DLHはさらに古く、1950年前後には完成していたと思います。


D130も1950年代には完成しています。コーン型のウーハーやフルレンジユニットユニットの完成は1950年代だと思います。それまでは、技術者が「良いものを作ろう」と必死で挑戦していた時代だと思います。しかし、一旦完成し、市場に受け入れられると、インフレ対策も有り「コストダウン」が命題になってきます。古いユニットをシリアルNo毎に聴き比べをしていくと、「古い物程、品位が高く、高音質」である事を確認して来ました。



唯一、ツイーターは最新型の方が性能が高い・・・と感じています。全て「最新型=コストダウン」とは思わないけれど、音全体の70%以上を出す「ウーハー」のコストダウンを知ると、最新のウーハーを使ったスピーカーには食指が動かない。これ見よがしにオーディオショップで数千万のシステムを鳴らして、「どうだ!!このサウンドは・・・」等と粋がっているご仁を見ると、モノの本質が見えていないような気がする。

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