
50年前のアンプを懐かしく思い、当時手の届かなかったフラッグシップクラスのアンプを使って見ようと思いました。最初にアキュフェーズのC200+P300の最初期型。

次にパイオニアのエクスクルーシブシリーズの最初期型C3+M4の組み合わせ。どちらの機器も「眠っていた」機器の様で、最初は「寝起き」のボヤーっとしたサウンドでした。動作も不安定で「音のバランス」が崩れた状態で1年以上「鳴らし込み」をしていました。その間にあちこち不具合が出て、その度に「修理」が必要でした。

サブシステムと云えど、2セットのアンプを同時に使いこなすのは時間がかかります。アキュフェーズはメインシステムでも使っているので、1.5年ほど鳴らし込んだ状態で手放しました。残ったC3+M4には「私仕様」に改造し、ヒューズも良いものを使い、電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルのグレードを半年毎にグレードアップして来て2年が経ちました。それでも満足なサウンドにはなりませんでした。そろそろ諦めかけて「見切り」をした直後に、本来の「潜在能力」が出始めて来た様で、まさに「激変」のサウンドになりました。

「4月にC3+M4に見切り」を付けたので、次の準備として白羽の矢を付けたのがSONYのアンプ群。わずか1ヶ月の差でSONYのアンプが増殖してしまいました。1か月早くC3+M4が「活眼」していれば、この様にSONYのアンプが増える事はなったと思います。
50年前のアンプでも「活性化」させれば現在の最新のアンプと遜色ないサウンドを出して来ます。メンテナンス性は新しい機器よりはるかに優秀です。その辺はアンプの「作り方」に関係してきます。アンプをこれから数十年使おうとしたら、メンテナンス性(パーツの交換等)が簡単にできる事がキーになります。その点で50年前のアンプ達は「手差しパーツ・手半田配線」で作って有るので、パーツも大きく、パーツの信頼性も非常に高いのです。今ではC3+M4は安心して使える状態にまで回復しています。
理由がわかりました✨そういうことだったのですね。
鳴らしこみについて… YouTubeでカラオケを流し
コイズミのCDラジカセのマイク拡声で歌っていました。
はじめは昔の観光バスの歌声でしたが
30日経ったら詰まりが抜け聞ける音になりました。
それから気を良くしました(*^^*)
ありがとうございました。
ステレオのトランジスターアンプは1965年頃には完成の域にありますね。半導体素子そのものの完成度が高いと感じます。その頃の半導体は作りが良くて、コストダウンされない状態だと思います。
1980年代以降の半導体は間違いなく「コストダウン」されています。(何せ作っていた工場を経験)
機器を長く使うにはメンテナンス性も非常に大事です。いくらサウンドが良くても、壊れたら修理できないではたまりません。最近の機器はリフロー半田のモノが多く、パーツも小さくてとても部品交換が出来る様には作って有りません。プリント基板毎の交換では多分、修理パーツの在庫がすぐになくなってしまいます。