妻 と ディサービス 2015年02月03日 14時00分56秒 | 日暮らし通信 日暮らし通信日暮らし通信■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■ロベリア志村園芸温室にて(H250207 撮影)● 写真の上でクリックしてご覧ください ●妻がDS (ディーサービス) を利用するようになってから6年が過ぎた はっきり言って私はDSがどのような環境なのか? そしてその中で妻がどのように過ごしているのかを知らない お世話になっているケアマネさんが 「一度見学してみませんか」 と薦めてくれるのだが、未だに行く気にはならない そうは言っても妻がDSでは何をしているかを気にかけていることには間違いない DSからの帰り車からいつもニコニコしながら降りてくるので 「今日も無事で楽しかったのだろう」 と安堵する気持ちになる 帰ると私はすぐに妻が持ち帰った着替えなどを入れているバッグを開ける バッグの中には 「連絡帳」 があって、それには妻に関する今日の情報、例えば体温、脈拍、血圧、食事量、午前・午後の活動状況などの情報が書きこまれてあり、最後に 「職員からの連絡」 欄がある 私が注視するのはこの 「職員からの連絡」 だ ここにはその日担当の介護ヘルパーさんが妻に対するコメントや過ごした状況などが簡単にメモ書きされているが、それを読むとその内容によっては私の気持ちが一喜一憂することもある でも考えてみればこの 「職員からの連絡」 だけが妻がDSでどのように過ごしているかを知る唯一の情報でもある すこぶる一方的な情報取得なのだが、逆に私から伝えたい妻の情報はタイムリーにFAXでDS宛てに送信している 妻は週に二回DSを利用しているが、私にとっては少し自由時間が持てるようになったことは有難いことでもある 妻のように喜んで利用している人もいれば、厄介払い的に家族から強制的に利用させられている人もいるとの話も聞く? 嫌々ながらのDS利用はずいぶんと長い時間に感じて苦痛であろうと気の毒になる 私たちにとっては有難いこのDSという制度、いったいどんな背景から生まれたのであろうか? でも私の本音はDSなどを利用しない元気な妻に戻って欲しいと願うのだが、それはもう叶うことの無い儚(はかな)い空想でもある