日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

日頃、見た事・聞いた事・感じた事・そして言いたい事などを発信します

禁煙してからもう三十年が過ぎました

2015年02月19日 20時35分06秒 | 日暮らし通信

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

市指定喫煙所

秋津駅近傍にて



● 写真の上でクリックしてご覧ください ●




9時過ぎ、今日の散歩はコースを変更して駅前通り経由で歩いた

西武池袋線・秋津駅のホームが見え始めた頃、手前のある一画で女性一人、男性二人が立っている

遠くからだと何をしているのかは判らなかったが、近づくと喫煙中だった

そこは 「市指定喫煙所」 の看板がある Smoking Area だが、このような喫煙所が市内にあるとは私は知らなかった

もう駅構内も禁煙だから、乗車前の一服なのだろうか?

それにしても愛煙家にとっては喫煙所がどんどん制限されるから困っているだろうとは推測できる

タバコは体に有害だと判っていてもなかなか禁煙できないだろうが、意外と高齢者の喫煙者が多いようだ

私はタバコを()めてからもう三十年以上にもなる

 ”よく止められましたね” と言われることが多いが、止めた理由はいたって簡単だった

それは中学生だった長女が絶対に車に同乗しないことが発端だった

聞き正すと ”お父さんの車はタバコ臭いから” とのつれない返事だったので、娘のその言葉は意外と私にとってはショックなことだった

そこで考えた私の決断は? ”それならタバコを止める” との結論だった

即、その時から私はタバコに無縁の男になったが、その後はタバコを吸いたいと思ったことは一度もない

だが周りの人から見れば、それは驚きの行為だったようだ

当時、私は一日にキャビンを二箱 (40本) を吸っていたから、会社では私のことを ”蒸気機関車” と綽名(あだな)されていたようだ

その男が禁煙に徹している。信じられない事だったと、ある同僚からも聞いたことがあった

しかし、考えてみれば娘の一言は幸いなことだった。そのまま吸い続けていたら今の命は保証されていなかったかもしれない

それと私の禁煙で家の中が、それはそれはスッキリと空気が清浄になったことは妻も喜んでいた

禁煙後、私の車には灰皿がなくなり、それは全て小銭入れに変更した。勿論車内の臭いも無くなったので、娘から ”同乗OK” の嬉しい言葉を聞いた時は何故かある感慨を覚えたものだった

 ”蒸気機関車” が趣味で集めた沢山のジッポーのライターは今、サイドボードでお休み中です

ところで今のタバコの値段はいくらなのだろうか?

散歩中に自販機で確かめると、セブンスターが460円、私が好きだったキャビンは420円、ハイライトも420円と結構な値段でした

タバコとは簡単に友達付き合いを止めましたが、お酒とは何故かこれからもずうっと友達付き合いを続けそうです