諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

東日本大震災から4年。

2015年03月12日 06時34分54秒 | 東日本大震災

あー、もう4年も経ってしまいましたね。震災から。正直、全然復興してませんわ、私。余りにもナイーブ過ぎるのかなぁー。あー、色々遣らなきゃならないことがありすぎて困りましたわ。

正直、アベノミクスは被災地からみたら障害以外の何物でもないです。オリンピックのせいで人件費は大幅に上がるわ、便乗値上げは増えるわ、建築資材は高騰するわ、消費税は上がるわ、相続税も上がるわ、何時も通っている北京餃子は大幅に値上げするで、もう、やいやいやいやいですわ。全く。

消費税10パーセントの先送りは良しとしますが、ただ単にアベノミクスの寿命が少々延びただけ。10パーセント導入で絶対ガツンと来ますよ、大不況が。そうすれば私の家の修理代も安くなるのかも知れませんが、どうなるもんだか。どう考えても近未来は暗いように思えますわ。

それは兎も角、昨日、津波で流されて助かった若い女性の話は衝撃でした。津波に流されて瓦礫の山に命からがら掴ったら、自分を呼ぶ声がした。その瓦礫の中に自分の母親がいた。足が折れて無残な姿だった。瓦礫に挟まれて体が抜けない。自分の力ではどうしようもない。助けられない。このままでは自分も津波に流され命は無い。

母親が「行かないでぇー」と叫ぶ中、「ありがとう、大好きだよ」と言って、母親を見捨ててその場を離れたと言う話を聞いて、これ以上の無い生き地獄だと思いましたわ。

正直、この女性は正しい。それで良いです。生き抜こうとする意欲、生命力は立派です。凄いエネルギーだと思います。驚嘆しましたわ。

生き抜くエネルギーの乏しい私ならどうするか。間違いなく母親と運命を共にしたでしょうね。自分だけ助かって生きていく力なんてありませんもん。そこまでして生きていく価値なんて自分には無いし、罪悪感に耐えられません。そこまでして生きていたくもありません。

母親を置いてきぼりにした若い女性を責めているのではありません。彼女は正しい。何も間違っていない。生命力に溢れているし、生き抜く価値のある命だし人生だと思う。母親の分も立派に生きていって欲しい。心からそう思う。こういう命は大切です。素晴らしい。本当に素晴らしいと思います。

それに引き換え、今の自分の命はそんな価値も無い。身につませられましたわ。この若い女性には。そして分かりました。自分ももっと頑張らねば。動かなければと。

とりあえず、雁字搦めに縛られた私の跡片付けの人生を続けてみますわ。そしてその後、何が見えるのか確かめて見たいと思います。今の私にはそれしか出来ないし、それが精一杯だし・・・・・・・・・。

 

ではでは。

 

コメント (2)
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