ポケモンGO。凄い人気みたいですね。
アメリカでのブームがニュースで流れた瞬間、任天堂の株価が急騰。数日で倍の価格となり、大儲けした人もいるのでしょう。凄いですね。スマートフォン関連の人気は。
精々、ネットで花札ゲームをする程度の私には理解出来ない世界です。超アナログ人間の私には付いていけない世界。何か、時代に取り残された気分で少々シンミリしちゃいます。悲しいかな、悲しいかな。
それでも私は、これからもポケモンGOをする事は無いと思います。スマートフォンを持っていませんし、持つつもりも有りませんし。
でもあれだけ人気になる理由は判ります。あのゲームは人間の本能に訴えるゲームですので。
実は私もやってみたいなぁーとは思っているのです。人間には狩猟本能があります。スマフォで獲物であるポケモンを探知し捕まえる。これはヒットするでしょうね。当然。
でももっと楽しいゲームがあります。釣りです。釣りの楽しみを知っている私は、ポケモンGOでは満足しません。断然複雑な心理戦ですし、データーや経験以上に勘がものを言う場合があると思えば、勘が空回りしたり、仕掛けとかのデーターや経験が通用しない場合がある。一言で言うと諸行無常なのです。それが新鮮で面白いのです。
例えばヘラブナ釣り。釣り場によってヘラブナの性格が全然違います。A湖で爆釣した練り餌さがB湖では見向きもされない。それが場所によっても季節によっても変わってくる。先週爆釣したのに今日は坊主(全然釣れない)なんて事がしょっちゅう。だから楽しいのです。
何時も釣れてばかりだったら楽しくありません。釣れないから楽しい。悔しいから次こそはと思う。それが釣りの醍醐味だと思います。
それに比べたらポケモンGOって全然単純なのではないですかね。例えば渓流釣りも川を遡ってポイントを変えて釣り歩くのですが、餌のブドウ虫やミミズが全然見向きもされず毛鉤の方が釣れる事もしばしば。そして釣れた時の手ごたえ。これがポケモンGOでは味わえない。
桧原湖でのスモールマウスバスの釣りでは、ハードルアーやワームと呼ばれるソフトルアーの形状や色でも天候や季節によって釣果が変わってくる。その楽しみがポケモンGOでは得られない。
手軽に出来るのはメリットですけど、ボートを操作してポイントを移動。魚群探知機に頼らず、勘でキャストして釣り上げる楽しみ。そして水面からの景色。それが楽しめないのはスマートフォンでのゲームの限界だと思います。こればっかりはスマフォでは絶対無理でしょうから。
まっ、そう言う事で私はポケモンGOは物足りないと考えています。やっぱり自然を相手にした釣りと言う天然のゲームには太刀打ち出来ない。それが人造空想ゲームの限界だと思いますね。
ではでは。