諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

宮城県の新規コロナ患者が171人。人口比率で全国ワースト1になっちゃった。

2021年03月24日 22時38分43秒 | 新型コロナウイルス
首都圏一都三県がコロナでの緊急事態解除となりました。それと入れ替わる感じで宮城県・仙台市では独自の緊急事態宣言を発動。期間は4月11日まで。それまでに落ち着くのかは不明ですが。

ここ数日、宮城県の新規コロナ感染者は100人越えが多かったのですが、3月24日現在では171名になった。この数値、420人の東京都、262人の大阪府に次いで全国3位です。

忘れて貰っては困りますが、宮城県民の人口は約229万人。人口比率でいえば断トツのワースト1。それだけ宮城県・仙台市はコロナウイルスが蔓延しています。

原因はGoToイートの再開。そして先月の大地震で地震関係者、関連者が全国からやって来たからだとか。

うーん、やっぱりGoToが響いたんだろうねぇー。仙台人も私同様、お得ジャンキーが多いからねぇー。得しようと大口開けて飲み食いしちゃったんだろうね。

更にです。宮城県の面積は広い。人口は仙台市に集中している。更に飲み屋は○○町に集中している。

っと言うか、仙台の飲み屋と言えば○○町。その〇〇町にコロナの新規患者が集中しているとか、いないとか。

先月、糖尿病の治療に通っているクリニックの先生と話をしたのですが、「仙台は商業を中心としていて、感染者が1名くらい出ても問題にしてないよ。5名程度の感染者が出てファンデミックにならないと店名は出ないよ」と仰っていましたが、その伝手が回って来たのでしょう。

一言で言うとグウタラだったと言う事。更には人の事なんてどうでも良い仙台人の悪しき気質と言うべきなのでしょうか。

それは兎も角、仙台の飲み屋街・○○町にはコロナウイルスが日本で一番濃厚に蔓延しているのは間違いない。

若いからコロナにかかっても直ぐ治ると考えているのでしょうが、味覚、臭覚の減退だけでなく、脱毛、無気力・だるさ、性機能の減退等々が報告されています。一生治らない可能性もある。

○○町の飲食店の人には悪いのですが、店の運営は人殺しに繫がる可能性がある。

私、小学4年生の頃、人を殺しかけた事がありますが、人を殺すのって辛いですよ。よっぱどの悪人じゃないなら。

家族に感染させて殺してしまったら、生きて行けないですよ。罪悪感で押し潰されますよ。

店を経営する側も酒を飲む側も、人を殺す可能性を認識すべし。

飲食店を経営している方で国が支援してくれないと不貞腐れて語っていた方がいましたが、そんなの支援出来る筈ないです。潤沢な金なと国には無いのだから。

それよりも商売はギャンブル。ギャンブルなのだからアクシデントは付き物。コロナもアクシデント。こればっかりは仕方がない。覚悟が無いのであれば、商売をする資格は無い。

国にもコロナを抑えきれなかった責任はありますが、一番悪いのは中国。そんな不貞腐れているのであれば、中国に損害賠償を請求すべき。まっ、出来ないでしょうけど。

コロナばっかりは不運とするしかない。私だって10年前の東日本大震災で商売がダメになった。不運だったが、こればっかりは諦める外無い。これも私の運命ですから。

否、生きていただけ幸運だった。亡くなった人は2万人近くいたのだから。

コロナで自分の商売がダメになりそうだからと言って、人の命を奪ってはダメでしょ。

間違いなく酒を提供している店が、一番多くコロナ感染者を増やしている。それで亡くなる人を出している。

人を殺してまで商売はすべきでない。商売がリスキーなのは起業する前から分かっていた筈。

申し訳けありませんけど、金よりも命が大事。それは人間としての常識だと思いますよ。


ではでは。




ではでは。
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仙台・大崎八幡宮の地主神を考察する。その4

2021年03月24日 09時48分49秒 | 神道
長くなってしまいましたが続きます。

鶏が竈神の使いだとして、その使いを逆さ吊りにして水をかけるのは何を意味しているのだろうか。

竈神である奥津彦命・奥津姫の命の名は、「置き火」から来ています。竈は水を入れて沸騰さる調理器具と言えますが、火の神の性格が強い。

昔は当然、ライター等の点火装置は在りませんが、いちいち火打石で火を起こしていた訳ではない。竈には置き火を置いていた。

その置き火が火事に繋がる。火事は竈神の祟り。竈神が激しく祟る神と言われる由縁もそこにあります。

そして竈神は疱瘡神でもある。百日咳は子供特有の病。だから子供が百日咳に罹ると鶏の絵馬を逆さ吊りにして水をかけて、火神でもある竃神を攻撃していたのではないか。

でも仏教的には違うみたいです。

山形県河北町の荷渡神社は別名「にわとり観音」とされ、百日咳の観音様と呼ばれていますが、二枚の紙に鳥の絵を書き、一枚は観音様に渡し、もう一枚は台所に逆さに貼って水をかける。水をかけられた鶏は驚く。それで子供の百日咳が治る。

更には幼児の死を「とりつばさ」と言う。「鳥が飛んだ」、「鳥が飛んだ」と言う意味。

「人間は死んだら鳥になる」。「産まれる前は鳥だった」。その考えから「産まれて間もない幼児は鳥に戻りやすい」。だから鶏の絵馬を逆さに吊るし、水をかけ幼児が死なない、つまり鳥にならないようにしていたのではないか。

その外には民俗学の権威である柳田国男の話では、白い鳥を生贄として水神に捧げる風習があると語っています。

昔は白い物が珍しく貴重。故に白い鳥を神へ捧げていた。昔の鶏は白とは限りませんが白い鶏が増えるにつれ、白い鳥=鶏になって来たのだと思えます。

さて、お忘れでしょうが大崎八幡宮の伝説は、絵馬から鶏が抜け出して橋の欄干に止まり大洪水が来る事を知らせていた。これはどの様に考えたら良いのか。

私が鬼渡神である阿須波神・波比岐神の名を出したのは、その点にあります。

阿須波神・波比岐神の名の「波」の字が気になる。

塩竃神社に隣接する志波彦神社には志波彦神が祀られています。案外、地元の人も知らないのですが、塩竃神社よりも志波彦神社の方が神社としての格式が上。つまり、塩竃の地主神は志波彦神と考えられる。

そして大日本地名辞書を編纂した吉田東伍は、志波彦神を阿須波神であると発言している。私も同感です。

アスハ神とシワヒコ神。スハとシワ。よく似ている。もしかしたら諏訪(スワ)神も同神かも知れん。鬼渡神社と諏訪神社は一緒に祀られているケースが多いし。

私は以前から「怨霊には武神、仏教、乱暴者」と語っておりますが、塩竃神社は怨霊である志波彦神を抑え調伏する為に、武神の鹿島神・香取神を祀っていると考えられる。

大崎八幡宮の場合は、武神である八幡神で鬼渡神の阿須波神・波比岐神を調伏しているのではないのか。

実は鹿島神宮、香取神宮の要石に抑えられているのは阿須波神との話が伝わっています。つまり阿須波神は地震の神と考えられるのです。

そして地震は津波を呼ぶ。だから阿須波神・波比岐神の名に「波」の字が入っているのではないか。

塩竃、鹿島、香取は地震や津波の地である。だから阿須波神が祀られていた。

津波も洪水も同じ水害。故に大崎八幡宮には地主神として阿須波神が祀られている。怨霊でもある阿須波神の名を出すのは不味い。それで調伏している八幡神の名で消した。

しかしそれは、境界線の神でもある阿須波神に不敬。だから地主神の阿須波神の名が忘れられない様に、鶏の絵馬の伝説を残したのだと思えます。

この話はまだまだ続きますが、今回はこの辺で終わりたいと思います。大変デリケートな話なので。


ではでは。




コメント (2)
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