諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

ボッタクリ悪徳外壁塗装会社??へ行ってきた。その4

2021年09月20日 14時55分39秒 | 不動産賃貸業
続きです。

60代作業着男の説明は続きます。

「創業は2015年。短いと思われますが、グループではそれ以前から創業しています」。

グループではそれ以前に存在していたのだろうが、外壁塗装会社としては短い。こりゃ、やっぱり信頼はできないな。

それと「シリコン塗装は時代遅れ」と言う。

それは嘘。シリコン塗装が一番バランスが良い。一般的にはシリコンは12年、フッ素塗装は15年と言われているが、実は20年は持つ場合が多い。これは塗料メーカーの都合での期間だと思う。

そこで説明しだしたのは聞いたことが無い塗料メーカーの商品。「業界では大変有名」だと言う。

一応、私、ブラックだったけど建設の業界紙で記者をしていたことがある。総会屋系の経済誌では何度か塗料業界の特集も書いている。その私が知らないのである。無名なメーカーかOEM商品と考えられる。

大手の塗料ならばその価格も検索できる。でもOEM商品はどこのメーカーなのか調べられないケースが多い。これはボッタくる為の商品だと思える。

そこで私は言った。「私の大家仲間では10万円で中古の足場を買って、自分で塗装する人がいる。メガ大家です。それだと塗料代しかかからない」。「サイデイングも外壁塗装する必要が無い商品が発売されようとしている。それを待っている大家もいる」と。

相手はギクッとした。そして「それは今すぐじゃないでしょうし、上手く塗れないでしょうから、やらない方が良いですよ」と語る。

まっ、うちの物件は早く塗装をする必要がある。それを分かってて言っているのだろう。

そして塗装価格を表示した。価格はお勧めの塗料で280万円。最高級品で400万円だった。

私の家の物件は大きくない。50坪の土地に建っている木造のアパートだ。一般的なシリコン塗装で70万円以下の筈だ。それが280万円と400万円。何を考えているのか。こんなバカげた価格で外壁塗装をするバカがいるのか。

それがいるんだよな。私の父親みたいな奴が。

そして私もバカだと思われた。こんな事、何度も何度も経験しているよ。私って本当にバカ面なんだろうな。

しかも、周辺の掃除代として68000円と書かれてある。物件の周りはコンクリートで大した面積ではない。落ち葉を掃除するだけで68000円も取るなんて、どんな殿様商売なのだ。

「掃除代で68000円も取るの」と言うと、「そちらで掃除するのなら差し引きます」と言う。そんなの当然だ。

私は「こんなに高いとは思わなかった」と続けて言う。30代営業マンは「国からの補助金や火災保険の補償費をでの塗装よりも安くする」と言った。だから私は50万円以下で出来るのではないかと思った。それが280万円、400万円とは良く言えたものだ。


続く。








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