諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

神道(シントウ)は間違っている!? 或いは神道と呼ばれる経緯。 その2

2015年03月04日 23時31分07秒 | 神道

続けさせて頂きます。

その前にチョット不味ったと思ってるんですが、今回の「神道(シントウ)は間違っている!?」と言うタイトル、誤解を受けそうですね。困りましたね。失敗したかなぁー。

タイトルと言うか見出しは、一目で文章の内容を理解させる新聞風と、内容を暈して興味を持たせ記事を読ませる週刊誌風があるのですが、私の今回のお題は週刊誌風です。最後まで読まないと分からない様になってます。

何も私、神道を非難しようとは思って書いてはおりませんので、その点、最初に断って起きますね。

さて、誰が最初に日本古来の宗教を「シントウ」と呼んだのか。それは1500年中頃に来日したイエズス会の人間です。もしかしたらフランシスコザビエルかも知れないですね。

イエズス会と言えばカトリック系のキリスト教です。キリスト教の宗教者ですから異教徒は敵。日本の宗教が気になる筈です。

日本の宗教の一つはインドから中国をへて渡って来た仏教。そして今一つ日本独自の何か得体の知れない日本古来の倫理観があった。それを宗教と捉えて「シントウ」と呼んだのが最初です。

つまり「シントウ」と名づけたのはカトリック教徒の外国人なのです。そして「シントウ」が日本固有の宗教としてローマ法皇庁に報告され、全世界に広がり世界共通語となった。だから世界中の人は日本の宗教が「シントウ」である事を知っているのです。

逆に日本人に「シントウとは何」と質問しても答えられる人がどれだけいるでしょうか。変な話ですが、「神道」を「シントウ」と読む人だって少ない。「神社のこと」と言って、やっと気が付く程度です。これは変な話ですよね。

「シントウ」が日本の宗教として書物に記載されたのは、1584年にフロイスにより長崎で書かれた「日本史」。そして1603年に同じく長崎で印刷された「日葡辞書」です。これらの書物により日本の宗教は「シントウ」と呼ばれる様になります。

ここで疑問なのは何故「シントウ」と呼ばれたのか。「神道(シンドウ)」を上手く発音出来ず「シントウ」になったとする説が有力ですが、この当時「神道」と言う単語があったか疑問です。何故なら「神道」の文字が始めて出たのは、日本人で最初の牧師となった元彰義隊士・奥野昌綱の「神道総論」が最初と言われてますので。つまり明治時代に入っての事です。しかもこの本、キリスト教について語られている本です。この時代は「キリスト教=神道」だったと言えます。

そうだとするとイエズス会が来日した1500年代に、「神道」と言う単語は無かった事になりますよね。

一体どこから「シントウ」で出て来たのか。これは難しいですね。「シン=神」は間違いないと思いますが、「トウ」は何でしょう。「神等、神党、神頭、神塔、神問う、神灯、神読、神統、神祷、神悼、神嶋」等々色々考えられますが、これは流石に分かりませんわね。

 

続く。

 

 

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神道(シントウ)は間違っている!? 或いは神道と呼ばれる経緯。 その1

2015年03月01日 00時56分06秒 | 神道

今回のお題ですが、今の時点でまだ思い付いてないです。それだけ今回のお話は難しいのです。私の拙い文章力で伝わるか大変不安です。読解力を全開にしてお読みいただければ幸いです。

さて、先日、池上彰のテレビをうつらうつらしながら見いてました。私、池上彰には何の恨みは御座いませんが、彼の雰囲気が学校の先生っぽくって何か眠たくなるんです。不思議なくらい。

彼の番組を最後まで見た事がありません。途中で必ず寝てしまいます。彼の声質も眠気を誘うみたいです。だから番組の内容どころか、タイトルさえ殆ど覚えてません。

興味深い内容に魅かれて見るのですが全然覚えていない。睡眠薬の代わりにはなるが、これじゃ全然意味がない。彼のトークは確かに分かりやすいのでしょうけど、眠気を誘うのであれば見る意味がない。

全ては私が悪いのでしょうけど、「またこの人の番組か。彼では見てもしょうがないなぁー」と最近は思っています。

そんな感じで先日も半分寝ながら彼の番組を見てたんです。そしたらか彼が「神道」と書かれたパネルを出し、「この字は何と読むのか」と質問していたんです。

そして彼は得意げに言いました。「シントウ」と読むのだと。

もし私がその番組に出ていたら、「問題発言、宜しいですか」と言って、さっと手を上げ、すっくと立ちます。そして言ってやります。「シントウではない。シントウは日本語ではない。間違った外国語だ。池上彰、敗れたりぃー」と言い放ってやります。。

まっ、番組は放送作家が創っているので全て池上彰さんの責任ではないですが、あの程度の説明では全然「神道」の説明になってないと思います(あんまり覚えていませんが・・・・・)。神道を宗教と捉えてるところから間違っている(もう、しどろもどろです)。

神道を説明するのは大変難しい作業です。神道は割りと最近出てきた単語ですので(何を言ってるのか分からんでしょ)。

それを今回は私なりの尺度で語りたいと思います(大丈夫かなぁー)。

先ずはここから問題提起しなければなりません。「神道」をどう読むのか。

大抵の日本人は「シンドウ」と発音すると思います。「シントウ」と読む人は少ない筈です。剣道や柔道の流れで「道」の字は「ドウ」と読みますので。

「道」は「トウ」とは一般的には読みませんから当然です。私は神道は「シンドウ」の方が本来は正しいと考えています。

しかし、「神道」を「シントウ」と間違えず読む人達がいます。彼らは神道を「シンドウ」とは間違っても言いません。第一、読めません。゛日本語をしらないので。

その彼らは一体誰か。

それは外国人です。

 

続く。

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