はぁー、まだ一部屋空いたままになっている。まさかと思うがうちの親父がまた何か不動産屋に言ったんじゃないだろうなぁー。
私は今年の一月、不動産屋に3月、4月から入居するケースを認めた。親父は反対した。2月からじゃなければダメだと。
私は「この時期なのだから、3月以降じゃないと入らないよ」言い聞かせたが、頑として聞かない。「今まで空き室だった事はなかった」と言って。
忘れちゃっている。震災前は空き室だらけだったのを。忘れている者に思い出させるのは本当に一苦労だ。相手は怒り狂っているし。
不動産屋が3月から入りたい人を紹介してくれたのに、2月からじゃないとダメだと断ったんじゃないだろうか。それで不動産屋を怒らせたのでは。
有り得るんだよなぁー、この人は。何時も不運を持ってくるから。私の成功はこの人がいる限り無理だ。やっぱり鬼は桃太郎には敵わないのか。残念だ。
ハァー、最初から愚痴を書いちゃいました。簡単に言うと約6年続いた仙台の復興需要は終わりを告げたと言って良いでしょう。
更に6月からは、国からの家賃援助も終了する。これからが大変だ。外の大家みたいに対抗策を講じたいが、うちの親が必ず反対する。そして必ず失敗する。鬼と桃太郎が力を合わせるのは無理。失敗の日が続きそうだ。もう慣れているけど、判っているミスを何度繰り返した事か。辛いなぁー。
ハァー、愚痴から抜け出せない。大家の地獄はもう始まっているのに。ハァー、困りましたわ。
でも、困るのは大家だけではない。不動産屋も大変な時代に突入するだろう。まず間違いなく飛び越えが発生するので。
どう言う事かと言うと、不動産契約もネットで簡単に大幅に安く出来るようになると言う事です。ネット運営会社が不動産仲介業に乗り出して。
私は携帯電話も持っていませんが、現在、日本には9000万台のスマホがあるとされています。そのスマホで物件の写真を見て、ポチッとボタンを押して契約する。つまり不動産仲介業の仕事が大幅に短縮される。街の不動産屋が必要なくなる時代が到来しそうなのです。
これは大変ですよ、不動産屋さんは。証券会社だって100万円の株の売り買いで35000円の手数料を取っていたのに、現在はネットでやれば1000円台になっています。それ100万円以上の売買でもです。どうするんでしょ、不動産屋は。
やっぱりインターネットは多くのサービス業に対して地獄をもたらしますね。そのうちAIも発達します。AIが発達すれば、10数年後には日本の労働力の半分が要らなくなると言われてますが、これって半分の人の失業を意味してます。どうするのでしょ、そうなったら。国が生活保護を出すのでしょうか。
どっちにしても日本、否、全世界が衰退し、全世界マイナス成長時代に突入するのは避けられないのかも知れません。ホント、そうなったら、どうするのでしょうねぇー。
続く。