2月になっちゃいましたが、氏神様である仙台市岩切の八坂神社へ参拝に行ってまいりました。
八坂神社ですからね、当然、祀られている神は素戔嗚尊です。不思議な因縁ですが、私の母親の実家がある福島県いわき市北好間田代の氏神様も八坂神社に祀られている素戔嗚尊となります。私の生まれた地の氏神なのかも知れません。
でも地主神は存在する筈です。
怨霊には武神、仏教、乱暴者。乱暴者は素戔嗚尊を指しています。素戔嗚尊によって怨霊に落とされてしまっている地主神が調伏されている。私はそう考えています。
だとしたら母の実家の八坂神社の地主神は誰なのか。
八坂神社の側には好間川が流れている。織姫伝説が伝わる蛇岸淵がある。川の織姫伝説となれば考えられる神は瀬織津姫。私は素戔嗚尊によって瀬織津姫が調伏されていると考えております。
私の家の地主神である岩切の八坂神社の場合はどうか。誰が地主神なのか。
それはもう決まっています。八坂神社の真ん前には七北田川が流れている。かつては志波彦神が白馬に乗って川を渡っている時、川石に白馬が足を滑らし志波彦神が被っていた冠を川に流してしまった事から冠川と呼ばれていた。
故に境内社とし冠川神社が鎮座している。祀られている地主神は当然、志波彦神となります。
元々は鹽竈神社が鎮座する一森山に志波彦神が祀られていたが、蝦夷達が信仰していたの神なので岩切の地、現在の八坂神社の場所に打ち捨てられていた。
それが明治時代、古文書で詳細が判明。現在の地である鹽竈神社の隣に移され、豪華な社が建てられたのです。
当時の鹽竈神社の宮司が「天下の一大事」と明治天皇に直訴。明治天皇も「それは本当に一大事」と言う事で、志波彦神の社が建立された模様です。
しかも鹽竈神社よりも神社の格式は上です。正式名称は志波彦神社・鹽竈神社ですから。
志波彦神は猿田彦尊とも考えられますが、私的には鬼渡神である阿須波神であると確信しています。何れ機会があればとの理由を述べたいと思います。
まっ、そう言う事で岩切の八坂神社で缶コーヒーを飲み飲みボッーとしてきました。浄化してまいりました。良い気持ちでした。
実は先日、保険書、免許書、カード類が入っている財布を無くして鬱が深まっていたのですが、クルマの中で見つかって回復しました。そのお礼も兼ねて参拝しました。
そしてお神籤を引いた。末吉でした。「かげくらき 月のひかりをたよりにて しずかにたどれ のべの細道」と書かれていました。私の心情を言い当ててました。
「出来るだけ身をへり下って何事にも我から進んでしない方がよい 強いてしようとすると思わぬ災にあいます つつしんで事を行え」との教えでした。
暫くはその教えを守り、慎重に謹んで生きて行きたいと思っています。
ではでは。