平成26年8月27日
文部科学省 教育委員の任期調整を!
文部科学省は、教育委員会制度を見直す改正地方教育行政法に対応し、同法が施行する2015年度以降に自治体が任命する教育委員について、各委員の任期満了の年が重ならないよう対応を求めた。
教育委員の任期は通常4年だが、18年度末までに任命される委員に限り、1~4年の範囲内で任期調整することを認めて各委員の交代時期をずらしてもらう。
教育委員は、教育行政の継続性や安定を確保するため、任期が4年の委員が原則として毎年1人ずつ交代する仕組みになっている。
これに対し、改正法では現行の教育委員長と教育長を統合した新「教育長」を創設し、教育委員からも外れることになっている。ただ、新制度で現行の教育長が委員から抜けると、ある年に交代する委員がいなくるといったケースなども想定されている。
そこで文科省は、改正法施行から4年の間に任命される教育委員に限り、任期を1~4年以内で首長が柔軟に設定できる経過措置を設けた。
例えば、現行の教育長を含む5人の教育委員が毎年1~2人ずつ交代するようになっている自治体で教育長が委員から抜けると、ある年には2人の委員が同時に交代したり、別の年には交代する委員がいなくなったりする。この場合、委員のうち1人の任期を4年から1年に短縮することで、各委員の任期満了年をずらすことができる。
津山市の場合、2014年12月24日に任期満了の委員さんが2名おられます。
今回は、法施行前となる為、4年後の2018年に実施ということになるのかな!