平成28年7月28日
視察日:平成28年7月24日
世界遺産に指定されて5年が経つ、中尊寺を視察しました。
現地には、15時到着となりましが、まだまだ多くの観光客が訪れていました。
目的の一つである、音声ガイド機器を借用(500円)し、観光パンフレットを片手に世界遺産めぐりをしました。
操作も簡単で、なかなかの優れものです。
専用の観光パンフレットをチェック(ボタンを押す)すると各施設の案内を聞くことができます。
現在は、日本語を含め7カ国語に対応しています。
ガイドマップの内容(一部)
河北新報 東北のニュース/中尊寺の魅力4ヵ国語で 新音声ガイドきょうから運用
岩手県平泉町の中尊寺は、金色堂をはじめとする一山の名所や宝物などを4カ国語で案内する新しい音声ガイドシステムを導入した。世界文化遺産登録を受けた外国人客の増加に対応し、28日に運用を開始する。 新システムはイヤホンが付いたペン型。専用のパンフレットに掲載されている写真にペン先を当てると、センサーが感知し、ペンに内蔵されている音声案内が流れる仕組みだ。 音声は日本語と英語、中国語、韓国語の4カ国語から選択できる。月見坂や本堂、経蔵などの名所のほか、「建立供養願文」をはじめとする宝物など計32項目について解説が聞ける。 中尊寺にはこれまでも端末式の音声ガイド機器があったが、日本語専用で番号入力などの操作が複雑だった。「外国人や高齢者などにも簡単に使えるシステムを」と、同寺とセーラー万年筆(東京)が共同開発した。 装置は200セット用意し、月見坂入り口と宝物館の2カ所で貸し出す。1000円を払って借り、使用後に返却すると500円が戻される。 中尊寺を訪れる外国人客数は東日本大震災の影響で一時的に減ったが、最近は回復傾向にあるという。
同寺は「将来的には対応する外国語も増やしていきたい」と話している。
セーラー万年筆株式会社
音声ペン事業室 03-3846-2425
飯室 s-iimuro@bungu.sailor.co.jp
(峰松) minematsu@bungu.sailor.co.jp
一字金輪佛頂尊(いちじきんりんぶっちょうそん)が4年ぶりの御開帳でしたので参拝しました。

前回の御開帳より4年、「人肌の大日如来」が再び東北の地を照らします。
東日本大震災直後、平泉が世界文化遺産に登録されて5周年に当たる御開帳です。
【一字金輪佛頂尊坐像】
一字の真言「ボロン」で表される最勝・最尊の仏さまで、奥州藤原氏三代秀衡公の念持仏と伝えられます。
前半部のみの薄いお姿で背面は光背に密着し、頭髪や肉身には彩色が施されて俗に「人膚の大日如来」として篤く信仰されています。
平安時代(12世紀)カツラ材の寄木造、像高76㎝、重要文化財
月見坂

本堂

金色堂(写真撮影は禁止)