令和元年5月29日
津山東高生が地域課題8分野調査
介護予防やごみ処理で理解深める
津山東高(津山市林田)の生徒が地域の課題解決について考える学習プログラム「行学」で、メインで取り組む普通科2年生のフィールドワークが29日、市内外で行われた。
3年目を迎えた本年度は、課題をより深く理解し実践的な提案につなげようと、医療、環境防災、産業、観光といった8分野のテーマを設けて実施。
120人が9~20人のグループに分かれ、市内の学校やごみ処理場、産業支援機関、美作市上山地区などを訪れた。
福祉分野の14人は介護予防の「こけないからだ体操」や高齢者らの交流の場「ふれあいサロン」を続ける津山市田熊の住民団体「田熊げんきクラブ」を調査。
竹内康晃代表(78)から、活動の効果や参加者を増やす工夫を聞き、高齢者と一緒に体操した後、感想を聞き取った。
加茂町知和のNPO法人「スマイル・ちわ」では、國米彰理事長(69)から雪かきや草刈り、野菜販売、カフェ開催などの事業の説明を受け、やりがいや苦労を質問した。
生徒たちは調査を基に仮提案を作り、7月に中間発表。
夏休みに再調査などを行い、11月に最終提案をまとめる予定。
男子生徒(16)は「取り組みを始める人と協力する人がいてうまくいっていると感じた。
団結力を高める提案を考えたい」と話した。
行学は普通科を中心に全学年が対象。
1年時に調査の仕方やプレゼン方法を学び、3年時は個々の興味ある分野を研究する。
美作高生が農作業通じ住民と交流 津山・高倉地区で地域活動開始
美作高(津山市山北)の生徒が、高齢化が進む高倉地区の休耕地で農作業を体験しながら、住民とも交流して地域貢献につなげるプロジェクトが今年も始まった。
今回は農作物の生育状況の調査や販売まで手掛ける。
4月12日に始まり、使用する休耕田(10アール)の開墾や畝作り、草刈りなど準備を行ってきた。
3回目となった今月25日は苗植えなどに挑戦。生徒は、サツマイモ(5アール)と枝豆(5アール)の畑に、自治協メンバーとともに丁寧にサツマイモの苗を植え、枝豆の種を等間隔にまいていった。
両方の畑の一部には、生育調査に活用するため、アールビーシーコンサルタント(高野山西)が開発した土壌を改善し、植物に良い栄養素を作り出す微生物活性材「バクチャー」を投入した。
津山東高生が地域課題8分野調査
介護予防やごみ処理で理解深める
津山東高(津山市林田)の生徒が地域の課題解決について考える学習プログラム「行学」で、メインで取り組む普通科2年生のフィールドワークが29日、市内外で行われた。
3年目を迎えた本年度は、課題をより深く理解し実践的な提案につなげようと、医療、環境防災、産業、観光といった8分野のテーマを設けて実施。
120人が9~20人のグループに分かれ、市内の学校やごみ処理場、産業支援機関、美作市上山地区などを訪れた。
福祉分野の14人は介護予防の「こけないからだ体操」や高齢者らの交流の場「ふれあいサロン」を続ける津山市田熊の住民団体「田熊げんきクラブ」を調査。
竹内康晃代表(78)から、活動の効果や参加者を増やす工夫を聞き、高齢者と一緒に体操した後、感想を聞き取った。
加茂町知和のNPO法人「スマイル・ちわ」では、國米彰理事長(69)から雪かきや草刈り、野菜販売、カフェ開催などの事業の説明を受け、やりがいや苦労を質問した。
生徒たちは調査を基に仮提案を作り、7月に中間発表。
夏休みに再調査などを行い、11月に最終提案をまとめる予定。
男子生徒(16)は「取り組みを始める人と協力する人がいてうまくいっていると感じた。
団結力を高める提案を考えたい」と話した。
行学は普通科を中心に全学年が対象。
1年時に調査の仕方やプレゼン方法を学び、3年時は個々の興味ある分野を研究する。
美作高生が農作業通じ住民と交流 津山・高倉地区で地域活動開始
美作高(津山市山北)の生徒が、高齢化が進む高倉地区の休耕地で農作業を体験しながら、住民とも交流して地域貢献につなげるプロジェクトが今年も始まった。
今回は農作物の生育状況の調査や販売まで手掛ける。
4月12日に始まり、使用する休耕田(10アール)の開墾や畝作り、草刈りなど準備を行ってきた。
3回目となった今月25日は苗植えなどに挑戦。生徒は、サツマイモ(5アール)と枝豆(5アール)の畑に、自治協メンバーとともに丁寧にサツマイモの苗を植え、枝豆の種を等間隔にまいていった。
両方の畑の一部には、生育調査に活用するため、アールビーシーコンサルタント(高野山西)が開発した土壌を改善し、植物に良い栄養素を作り出す微生物活性材「バクチャー」を投入した。