令和4年10月3日
臨時国会が召集=参院選後初の本格論戦
第210臨時国会が3日召集された。
7月の参院選後初の本格論戦の場で、物価高対応や安倍晋三首相の国葬、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題などをめぐり議論が交わされる見通し。
支持率が急落した政権の立て直しを図りたい岸田文雄首相に対し、立憲民主党など野党側は攻勢を強める構えだ。
会期は12月10日までの69日間。
政府は物価高対策を柱とする総合経済対策を月内に取りまとめ、11月に財源の裏付けとなる2022年度第2次補正予算案を提出、早期成立を目指す。
新たな感染症危機に備えた感染症法改正案、衆院小選挙区を「10増10減」する公職選挙法改正案など18法案の成立も図る。
立民は国会共闘で合意した日本維新の会や共産党とテーマごとに連携し、法案対応や政権追及を進めていく考えだ。
3日は午後1時から天皇陛下をお迎えして開会式を開催。
続いて衆参両院本会議で首相の所信表明演説が実施され、5~7日にこれに対する各党代表質問が行われる。