令和6年1月19日
自民党最大派閥の清和政策研究会(安倍派)は19日、政治資金パーティーの裏金事件を受けて総会を開き、
同派を解散すると決めた。
党内第5派閥の志帥会(二階派)も同日、解散方針を決定。
第4派閥の宏池会(岸田派)は昨年12月まで会長を務めた岸田文雄首相が18日、解散する方針を表明しており、
事件は関係者が立件された3派閥がそろって消滅する異例の事態に発展した。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受け、
二階俊博元幹事長が会長を務める二階派が解散することを決定しました。
二階氏は議員総会終了後に行った記者会見で「政治への信頼を取り戻すために、
志帥会(二階派)を解散するという結論に至り、先ほど、所属議員の了承を得た」と話しました。
岸田派の座長を務める林官房長官は岸田総理大臣から18日、派閥の解散を検討していると直接伝えられ、
「総理の判断を尊重したい」と応じていたことを明かしました。
林官房長官
「昨日(18日)、宏池会の解散についても検討していること、政治の信頼回復に資するものであれば、
そうしたことも考えなければならないことを伝えられ、私としても総理の判断を尊重したい旨、
申し上げたところでございます」
自民には現在6派閥があり、今回の件で半減する。