安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

備蓄米、41品種15万トン放出へ入札開始

2025年03月10日 | 

令和7年3月10日

備蓄米、まず41品種15万トン放出へ入札開始
 89業者が対象・価格抑制につながるか焦点

農林水産省は10日、政府備蓄米の放出に向けた入札を開始した。
対象は「ひとめぼれ」や「はえぬき」など計41品種で、まず15万トンを放出し、落札した集荷業者に引き渡す。
3月下旬にも、スーパーなどの
店頭に並ぶ見通しだ。高騰するコメの価格抑制につながるかが焦点となる。

政府はこれまで、凶作や災害時に限定して備蓄米を放出してきた。
だが、米価の上昇を受けて1月末に備蓄米制度の運用指針を見直し、コメの円滑な流通を目的とする場合も加えた。
流通円滑化目的の備蓄米放出は、今回が初めてとなる。

 入札の参加者は、年5000トン以上の玄米を仕入れている集荷業者。
農水省によると、全国農業協同組合連合会(JA全農)など計89業者が対象になるが、
参加した業者の名前や数は明らかにしていない。
参加者は10日午前10時までに品種や産地、保管倉庫などに応じ、
希望する数量と単価を記した書類を提出したという。

 入札では、農水省が申し込み内容を専用のシステムに登録し、
非公表で設定する最低販売価格を上回り、高い価格で応札した業者から順番に落札する。
初日の10日に、全量が落札されれば入札は終了する。落札されなかった場合は、
11日午後4時まで改めて申し込みを受け付ける予定だ。

 

令和7年3月7日

日本農業新聞

初回放出の備蓄米、新潟産が最多 銘柄は山形産「はえぬき」

岡山県は、アケボノの1品種で179t

政府備蓄米の放出で第1弾となる15万トンについて本紙が分析したところ、
産地は新潟の3万トン超が最も多く、全体の2割を占めることが分かった。
北海道、青森、宮城、秋田、山形、富山も1万トンを超えた。
産地と品種を組み合わせた「産地品種銘柄」では、山形産「はえぬき」が2万トン超で最多だった。

   

 農水省は2月中旬、米の流通不足を解消するため、備蓄米を21万トン放出することを決めた。
備蓄米は、JA全農など集荷業者に入札方式で販売し、市場に流通させる。
第1弾の入札は10~12日に開き、15万トンを販売する。

 本紙はこの15万トンについて、3日に公表された「入札公告」を基に、産地や品種を分析した。
公告では、放出する備蓄米を保管業者や保管場所に応じて500弱に区分した上で、
それぞれの産地や品種などを紹介している。

 第1弾の入札で販売される備蓄米を産地別に見ると、新潟(3万1761トン)、
山形(2万4867トン)、青森(2万957トン)の順に多かった。
北海道や東北、北陸が上位を占めた。
産地の数は24道県に上った。

産地品種銘柄別では、山形産「はえぬき」が2万4849トンで最多だった。
次いで新潟産「こしいぶき」(2万2810トン)、青森産「まっしぐら」(2万957トン)、
宮城産「ひとめぼれ」(1万3226トン)、秋田産「あきたこまち」(1万127トン)が続いた。
品種数は41あった。

 第1弾の入札では、2024年産米を10万トン、23年産米を5万トン販売する。
24年産米は青森産「まっしぐら」(2万957トン)、23年産米は山形産「はえぬき」(1万6195トン)が最も多かった。

 同省は「(放出する備蓄米の産地や品種は)一定量を確保でき、保管場所が分散されている銘柄を選んだ」(貿易業務課)とする。
備蓄米は、早ければ3月下旬に店頭に並ぶ。

   

 

所感

米の品種・品目の多さにびっくりです。
備蓄米放出の話題が出るまでは、あまり考えたことがなかったですが、
食べたことない品種の多さにびっくり!
   
   

    

  

 

 

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