ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

5月のバラ(ローズ・ド・メイ)

2010-05-16 23:37:25 | 植物
5月は1年で1番、美しくて、芳しくて、大好き。
この季に生まれたことを、私は毎年感謝します。

ノイバラだけが私の花と思っていたけれど、
神代植物園で「5月のバラ(ローズ・ド・メイ)」を見つけました。


とてもいい匂い!
香料をとるのだそうです。




La Vie

2010-05-15 23:40:55 | 日常
こんばんは。

真っ赤なウサギ目のノイバラです。(´+ω+`)

新しいノートパソコンを買いました。
NECの「La Vie」です。

近くの家電量販店でセール!
賢いのと手書き入力可が魅力です。

ついでにセールの外付けハードディスクも買い、
1TB(テラバイトって何だ!ノートパソコン2台分ってすごい!)
というその容量にびっくり!

この忙しいときに何をと思うのですが、
忙しいときにパソコンがさくさくと動いてくれないと、
疲労が倍増するのと、
今のが8年目で、すでに画面は真っ暗
(デスクトップ用の画面を使っています)、
いつ壊れるかと先行きに不安を感じていました。

しかし、買ってはきたものの、まだ稼動していません。
今度お休みの日にと思うのですが、
来週半ばになってしまうかも。

さくさく動くパソコン・・夢のよう・・。





万葉講座とエソラ、エチカ@池袋

2010-05-14 22:38:57 | 短歌
本日で万葉集巻十八終了。
第334回だったそうです。
来月より巻十九。

Kちゃんとランチを食べて
(っていうか、ごちそうになって<m(__)m>)、
帰りにエソラとエチカに寄りました。

初めてなんです・・。
どこにあるのかイマイチよくわからなくて、
今日やっと分かりました♪

かわいいお店はエチカのほうが多かったでしょうか。
アクセサリーや雑貨、お洋服を
きゃあきゃあいいながら見ました。

和の小物のお店で巾着袋をひとつ購入。

本当は六本木で「ルーシー・リー」を観たかったのですが、
今週は連日のおでかけがたたって、
歌を作らないとどうしようもない状態。
絶不調だったのが、今朝、
なんだかできそうな気がしたので、
生んでみることにしました。

いいんだ、ルーシーは来週にしよう。

帰りの電車からうんうんとうなって、
やっとさっきノルマ達成♪
細川コレクションを観にいったのが役に立ちました。

連日の夜更かしがたたって、よろよろしているので、
今日は日付がかわらないうちに寝たいです。

いろいろなものにたたられていますが、
全部自業自得です。(´・ω・`)

稲城のハリエンジュ

2010-05-13 21:31:06 | 植物
毎年同じルートなのだけれど、
神代植物公園帰路の楽しみは
稲城市民病院裏のハリエンジュ♪

 
いつもは満開なのですが、
今年はまだ開きかけの花に出会えました。

  
全体として撮ると葉の緑の紛れてぱっとしませんが、
アップで撮るとまだ開き始めのきれいな花が撮れます。

  

神代植物公園バラ園@調布 ①

2010-05-12 17:11:16 | 植物
朝から雷雨ですが、天気を調べると
調布付近に雨雲はない様子。

バラの最新情報は4日前「開き始め」
う~む、迷うけれど花に呼ばれている気がします。
ひょっとしたら空いていてラッキーかもしれない♪

スケジュールが合う日は今日しかないし、やっぱり行こう♪
お茶とおむすび持って出発


NHK朝の連ドラ「げげげの女房」はここ調布が舞台。
深大寺参道の鬼太郎茶屋。

バラ園は明日からバラフェスタが始まり、
お店が出てたくさんの人でにぎわいますが、
朝からの雨は小降りになったものの、
植物公園に向かう人はまばらです。

しかし、公園についてバラの写真を撮り始めたら
あっというまに雲が去り、
青空が広がりました!
(´・ω・`) ステキ

オールドローズ、野生種は咲いていましたが、
そのほかのバラは種類によって。
  
ヘレントローベルのように満開のものもありましたが、
蕾が多いものもあり、
「全体の3割」と、どなたかがおっしゃっていました。


大好きなパパメイアンも蕾ばかりで、
開きはじめたのは2輪だけ。
顏を近づけてその芳香にうっとり。

開いているパラのうち気に入ったものを
撮影して名前を記録していたら、49種類になりました。
そのうちの一部を。

       

写真の整理に時間がかかりそうですので、残りはまた後日。

いつもより、季節の歩みが遅いおかげで、
例年は会えない花に会うことができました!

 
バラ園にある藤棚の藤。
 八重は初めて見ました。


じつは私を呼んでいたのはこの花でした!

  
深大寺境内、「なんじゃもんじゃ」
ヒトツバタゴといいます。
  
満開です。
中村草田男の句碑「万緑の中に吾子の歯生え初むる」の上にも
真っ白な花を雪のように降らせて。
花の間から空を眺めていたら、涙が出てきました。
 
10年程前、私は初めてこの花を見ました。
バラを見るつもりが、まだ早くて。
ネットの情報がまだこんなに発達していなくて、
いつバラが開くのか、よく分からなかったのです。
お蕎麦を食べて、真っ白ななんじゃもんじゃを見ました。

それから、いろいろなことがありました。
また呼ばれて、この木下に立てたことが夢のようです。

立ち去りがたく、バラなんか見るのはやめて、
ずっと立っていたかったです。





「細川家の至宝」@上野国立博物館 平成館

2010-05-11 18:36:00 | 美術
   上野のノイバラです。

雨の中、上野に行って来ました。
2時間近くかかるので、着いたらお昼。
雨であまり歩きたくないのと早い方がよかったので、
駅前すぐの「上野グリーンサロン」でカレーのお昼。

あっ、何?
あのかわいらしいのは!

ということで、パンダロール400円を
余計に食べてしまったのでした。
周りのピンクのスポンジはイチゴ味♪
目と鼻はチョコ♪

ここで、私にステキその①
白いお財布を拾ってレジに届けたら、
すぐに気づいた持ち主が取りに来ました。
修学旅行の高校生だったみたいです。
ノイバラさん、偉いでしょ。うふ。

濡れた緑がきれいです。

「地獄の門」

「カレーの市民」

「考える人」
   ・雨の日も考えている、君のこと遠き星のこと近き樹のこと
                         佐佐木幸綱

 
クスノキの花。
栗の花ような生臭い匂い。

国立西洋美術館、上野公園でひっかかって
博物館までなかなかたどり着けません。

 
国立博物館のユリノキ。
「これ何の木なんですか?」という方に名前を教えてさしあげました。
私にステキその②です。うふ。

「細川家の至宝」
平成館、空いています。
入るのも見学もゆっくりと楽しみ、
結局4時間半、観ていました。

音声ガイドを繰り返し聞きました。
細川家の歴史など何も知らないので、
忠興、忠利、護立、護煕なんて名前からして外国語みたいです。
日本史はこの似たような名前で挫折した苦い経験が(・ω・;A


まず面白かったのは武具。
「黒糸威二枚胴具足」 安土桃山時代 16世紀
細川忠興(三斎)の鎧兜。
兜には天辺にヤマドリの羽が立てられています。
実際の合戦に使われたのだなあ・・(ほれぼれ)

「紺赤糸威二枚胴具足」 江戸時代19世紀
鎧と兜です。
実際の戦闘で役に立つとは思えないけれど、なんて斬新な色と形!

「時雨螺鈿鞍」
新古今和歌集の慈円の歌に題をとっています。
「わが恋は松を時雨のそめかねて真葛が原に風さわぐなり(新古1030)」
私の恋は、松を時雨が紅く染めかねるように決して色にはあらわさず、
ただ真葛が原に風が騒ぐように胸を騒がせ、
葛が葉の裏を見せて翻るようにあの人のつれなさを恨んでいるのです、
の意らしい。
ただの螺鈿細工なら驚きませんが、合戦に用いられた鞍です!
恋の歌の鞍に乗って、命がけで戦う・・すごいです。



安土桃山時代の藤孝(幽斎)は武人であり歌人、
文武両道に優れ、智仁親王に古今伝授をほどこします。
幽斎の適切な判断で細川家は乱世(信長→秀吉)を生き残ったのでした。


その子忠興(三斎)は武人であり茶人。
まだ29歳で利休の最後を織部とともに堺で見送ったそうです。

それぞれ縁の写本、茶道具が残されています。


驚いたのは江戸時代18世紀「肥後の鳳凰」と呼ばれた
重賢(しげかた)の博物学。
昆虫、植物、動物が細かく描かれていました。
日本にも、こんな素晴らしい図があったのですね。
「押華帳」には、参勤交代の帰路収集された押し花が集められていて、
まさか大名行列の陰で(陰ではなかったかもしれませんが)
こんなことが行われていたとは・・。
全く愉快です!

18世紀「領内名勝図巻」19世紀「東海道名勝図巻」の
絵巻の質の高さにも驚きましたが、
「富士登山図巻」富士山山頂の鳥瞰図には仰天しました。
火口の縁の小屋や細い道まで描き込んであります。
飛行機、ヘリコプターからの写真など
なかった時代です!
この構図をどうやって考えついたのか!


美術品コレクターとして有名、永青文庫の創立者、護立。
そのコレクションの数々の展示がありました。
金属と陶器が面白かったです。

細川ミラーとして有名な国宝。

「金銀錯狩猟文鏡」
  ・狩猟文見ればたちまち風おこり胡狄(こてき)の声の聞こえくるかな
                          白洲正子
白洲正子さんがこの鏡を見て、歌を残されたそうです。
音声ガイドを聞きとったので、漢字など間違いがあるかもしれません<m(__)m>
白洲正子さんは護立に古美術の手解きを受けて以後、
現在永青文庫の理事長細川護煕とも親交があったらしいです。

唐三釉の馬。
土台の板が波打っていているのに気づきました。
永青文庫で見たときには気が付かなかったことです。

今回、全部の展示品がとてもいい状態で鑑賞できました。
<さすが照明のプロがいらっしゃる国立博物館

たとえばこの如来坐像、確か永青文庫の階段を上がったところに
ケースに入れられて展示してありましたが、
このようにケースなしでスポットがあたると、
遠くからも眺められ、ほれぼれとします。

 
菱川春草「黒き猫」の黒猫ちゃんが
ストラップになっていました。
くらっときて、連れて帰ります。
帰りの車中で私の膝に♪

5月初旬の花――家から職場まで

2010-05-10 15:50:09 | 植物
ゴールデンウィークが終わったら、
初夏といっていいのでしょうか。

今年はなんだかなかなか「暑い」という感じになりません。
昨日半袖を着たら室内では肘が冷たくなって、上着を羽織りました。


今年は体調がイマイチなので体が冷えているのかな?
あまり外出する気持ちにならなくて、
圧倒的な緑のしげりを室内からながめています。

5月に入って1週間のわが家から職場までの花をご覧になってね。
2、3日すると盛りを過ぎる花もあり、
「撮っておいてあげればよかった」と
悔やむことが多いのです。
みなさんに見ていただけると、花たちも喜びます。

 
・・といいながら、まず食べ物が出てくるあたりが笑えます。
よく利用する無人販売所と購入したお野菜。
新鮮でおいしいです♪

朝の光が気持ちいいです。


しあわせです♪

 
シラー・ベルビアナとシラー・ヒスパニク(釣鐘水仙)。
いずれもユリ科シラー属。
あまりにていないように思いますが、
ツルボの仲間と知って納得。

 オダマキ。
 
ピンクのやら紫のやら八重のやら、今年はよく咲きます。

 
アイリス・ジャポニカ。
うふふ、シャガは日本代表のアヤメなのですね。

 
セリバヒエンソウとタツナミソウ。


四季咲きイチゴの種の缶詰をもらったのが、あちこちに飛んで、
ここでも立派になりました。
もう青い実がついています。
 
ムラサキツユクサとナガミヒナゲシ。
ナガミヒナゲシはついに今年初めてわが家にお目見え。
昭和30年代に日本に帰化したと、猫道先輩が教えてくださいました。


かわいらしいでしょう、葱の花の蕾!

こうやって袋を破って開いていくのです。
裏庭に埋めておいた料理用の葱です。 

先日、日記に書いてから3日後にはもう茶色くなっていました。
ウワミズザクラの盛りは短いのです。
    

小さな水溜りの小さな小さなおたまじゃくしでした。


朴の花も咲きはじめました。


今年は藤がすばらしい。
 

夕風にのってくる様々な花の匂いに陶然とします。

山道の両側をなだれる藤の花のすばらしさと裏腹に、
同時期に咲く桐の花の花数が少なく、元気がないです。
その年その年で波があるので、
やはり綺麗なときに撮っておいてあげないといけません。
しかも、山の木も街の木も「わたしの木」と楽しみにしているのに、
実際には伐られて悲しい思いをすることが多く、
せめて盛りを写真に残してあげることしかできません。

心の中に樹形の残像が残っていて、
そばを通るたびになくなった姿を見上げます。
伐られたことのないたっぷりとした木。
背の高い曙杉や銀杏。
優雅に枝を広げる欅。
こんもりとした照葉樹。



山の中の職場は緑がつくる陰影がきれいになりました。

 入り口にセキレイ。

 

 オキナグサはもう種の準備。
 タンポポも。


 カラスノエンドウ。

 キャンプが気持ちよさそう♪

   

春は駆け足で去っていきます。

ハローグッバイ

2010-05-09 22:33:23 | 音楽
ここ数日、ロッキーのテーマ曲でがんばっていたのですが、
昨夜、飲み会の帰りの夜道で突然、
the BEATLES「HELLO,GOODBYE」 
頭の中で鳴りだしました。

え?(´・ω・`) ハローハロー?
ビートルズ?
そりゃあ昔は聞きましたが、なぜ今なのか。




You say yes, I say no
You say stop and I say go, go, go
Oh, no
You say goodbye and I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello

I say high, you say low
You say why, and I say I don't know
Oh, no
You say goodbye and I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello

Why, why, why, why, why, why
Do you say goodbye
Goodbye, bye, bye, bye, bye

Oh, no
You say goodbye and I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello
hello, hello
I don't know why you say goodbye I say hello
Hello

Hela, heba helloa
Hela, heba helloa


どうやら歌詞の内容は「すれ違い」(ちぐはぐ?食い違い?)
らしいのですが、テンポのよい明るい曲です。

この曲に限らず、ビートルズの曲を聞くと
明るい気持ちになることに気づきました。

今はロッキーとハローハローがかわりばんこに聞こえてきます。
・・生まれてはじめて「なんこつ」を食べたせいかもしれません。

なんこつ

2010-05-09 07:48:18 | 飲食
昨晩はじめて焼き鳥の「なんこつ」を食べました。

正確に言うと「なんこつ」の軟骨部分を食べました。

今まで私はちょっぴりのぱさぱさした肉をかじり、
骨部分は残していたのです。

いつもの居酒屋の月一の飲み会、
いつもと同じメニューです。

私のお皿に残された軟骨を見て、
隣席のMちゃんが「それを食べるんですよノイバラさん」


・・ええっ! (´・ω・`)
齢うん歳にして初めて知りました。

なんこつ」という言葉と
あの白い三角のコリコリしたもの
合体した夜でした。

『短歌その日その日』

2010-05-07 19:55:44 | 短歌
 
宮柊二監修ポケット版『短歌その日その日』正続(1983年)

Yちゃんにご紹介いただいたアンソロジーを入手。
テーマ別に万葉集の時代からの4000首の秀歌を収めてあります。
写真は1996年のもので、手元にあるのは初版でもっと地味です。

最近、題詠をすることが多いのですが、
古い歌を参考にするといっても、手持ちの歌集だけでは限りがあります。
「手軽な」(何万円もしないような)アンソロジーが欲しいと
思っていたので助かりました。

まえがきに「・・何びとといえども、
先人たちの恩恵を受けることなしに、
独自で自分の歌の世界を創ることはできない。
遺された先人たちの業績に接し、
『心がふるえ、かつ躍る』ような感動を
幾重にも積み重ねることによって、
しだいに自分の内部世界を深め、かつひろげていく・・」とあり、
私は今までずいぶん時間を無駄にしてきたと思いました。

「心がふるえ、かつ躍る」という体験はまだありませんが、
いろいろな歌を読むことによって、私はずいぶん自由になりました。
「これは短歌には詠めない」と思って捨てていた感動を、
先人の歌で読むことによって「ああ、こんなことも詠んでいいのだ」と
励まされ、歌にしました。

先人の歌を読むと、「短歌らしい」と私が思い込んでいる
既成概念が壊れて自由になることができます。

Yちゃん、どうもありがとう。

ロッキーのテーマ

2010-05-06 12:44:04 | 映画
 
 
「ロッキー」という映画をもうご存知ない方も
いらっしゃると思いますが、
昨日、私の頭の中でゴングが鳴り、
今朝から♪ロッキーのテーマ♪が鳴り響いています。

「ロッキー」(Rocky)は、1976年のアメリカ映画。
主演・脚本はシルヴェスター・スタローン。
大ヒットを記録し「ロッキー2」から
2006年の「ロッキー・ザ・ファイナル」まで
6本のロッキーシリーズが作られました。

私が観たのはおそらく3作目あたりまで。
4作目は悪阻が始まった時期あたりなので、
観にいかなかったと思います。

ボクシングに興味は全くありませんでしたが、
ロッキー役スタローンの魅力と、恋人エイドリアンの
人見知りでシャイな感じが好きで、
私にとっては稀有な格闘技系の映画でした。

どうやら私も昨日「戦闘モード」に入ったらしいです。

人生の99パーセントはぼんやりのんびりと暮らしている私ですが、
数年に1度スイッチが入って、
アドレナリンが大量放出されるらしいです。

慣れないことなので、終ったあとはぼろぼろですが、
ボクサーだって試合後はぼろぼろなので、
似たようなものです。

・・また無人販売で入手したフキやらウドの皮をむきながら、
これからの作戦を立てる私です。
(-ω-)←ほとんど何も考えていない


山藤と上溝桜(ウワミズザクラ)

2010-05-05 17:49:19 | 自然
黄金週間最終日、風が芳しい1日でした。
いっせいに山の花が咲き始めました。
花の匂いが空気に混じり、なんとも言えないいい匂いです。


山藤もなだれるように咲いています。
近付くとうっとりとする匂い♪

「藤とセット」の桐も高い木の上に薄紫の花を咲かせています。


峠道には上溝桜が白猫の尻尾のような
花をたくさん咲かせています。

木下の水溜まりには小さなオタマジャクシが
かたまって尻尾を揺らしていました。

モブログ

2010-05-05 06:51:41 | 日常
最近、携帯電話による日記投稿を始めました(´・ω・`)
↑ モブログというらしい。パソコンからだとウェブログ。

モブログはとっても簡単、決まったアドレスに
メールを送信すればいいのです。
写真だって添付できちゃいます。

携帯は長文を打つのが大変(・ω・;A 、
写真も3枚しか添付できないし、
文章を俯瞰して見直せないので間違いが多い
・・という欠点はあるものの、
いつでもどこでも書けるのがいいです。
パソコンを開かない日も、滅多にはないけれど旅先でも
毎日でも更新できます♪

短文でもぎゅっと濃縮すれば、冗漫な長文よりもイケるはず(笑)
ついつい冗漫になりがちな私のトレーニングに最適。

書いているうちについ自分の鬱の穴に落ち込みがちな私には、
事物に即する潔さのトレーニングになるかもしれません。

間違いは、後日パソコンを開いたときに訂正するとして、
毎日、日記の種を拾おうと思います。

岩の原ワイン

2010-05-04 12:01:15 | 飲食


とっておいた空瓶を捨てようとして、ラベルにはっとしました。
「岩の原ワイン」というのは、5、6年前、新潟県上越市に
夫の祖母の法事で帰った折にごちそうになり、
持たされたワインなのです。

おいしいワインでした。

岩の原葡萄園
1890年、越後高田に川上善兵衛によって拓かれた葡萄園です。
HPによると
「高田の大地主の家に生まれた善兵衛は、農民救済のための
新しい産業としてワイン醸造に着目しました。
これは時代背景と豪雪地という風土を考慮した結果でした。
私財を投げだして葡萄園を拓いた善兵衛は本格的なワイン造りを追求し、
当地の気候風土に適したぶどうを求めて品種改良に没頭し、
約1万種の品種交雑の中からマスカット・ベーリーAをはじめ
22品種の優良品種を世に送り出しました。
また貯蔵した雪を利用した低温醗酵や密閉醸造など、
ワインの醸造方法にも工夫をこらし、
今日の国産ワイン醸造の礎を築きました。
こうして川上善兵衛は、「日本のワインぶどうの父」と
称されるに至ったのです。」

「岩の原」という地名も、岩がごろごろとして
痩せた土地であったことを表しています。
そこに住む農民のために私財を投げ打って
不毛の地を開墾したのだといいます。
誰にでもできることではないです。
当時、彼を理解できた人がいたのでしょうか。

1890といえば、「心の花」より8年先輩。
心延えのある、先見の明をもった方だったのですね。

今ではネットでも購入できるようです。

アオダモ

2010-05-03 08:49:39 | 短歌
 

小島ゆかりさんの歌集『さくら』より3首。

・アオダモと樹の名を言へば眼をひらく気配たしかにアオダモ立てり

・歯ブラシをえんぴつと言ふこの小さな老人が、はい、わたしの父です

・このうへもなく愛されし罰として見届けん父の惚けきるまで


「この中の何首かでも、介護の歌ではなく愛の歌として
読んでいただけることがあったら、歌もわたしも幸せに思います。」
とあとがきにあり、「介護の歌」が辛くて読めなかった私はほっとしました。
愛の歌!
なんていい言葉でしょう!
愛の歌を残したいと私は思います。

「リョウブ」と立て札を立てられて、
また今年も芳しい白い花を咲かせているアオダモの一樹があります。

今朝も、アオダモさん、と私は呼びかけます。