ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

地震4日目

2011-03-14 08:58:48 | 日常
昨夜ニュースを見てたまげました。
計画停電の割り当てが今日これからと夜です。

グループ分けの5つの内で八王子は2つにまたがっていて、
私の家がどちらなのかわかりません。
息子が調べて、第2グループということが分かりました。

お湯を沸かして、ご飯をたくさん焚いて、
昼食、夕食を作っています。

停電自体は被災地の方と苦しみを共にすると思えば我慢できますが、
電力が生死を分ける方々がいらっしゃるはずですので、
東京電力は電力をよそから借りることはできないのでしょうか。

あまりに急な変更です。

***

第1グループの計画停電は見送られ、
第2グループもまだ実施されていません(・ω・;A
夜に停電もあり得るわけで、
早い夕食と遅い入浴の心づもりをします。

とりあえず電気が使えるのは嬉しいですが、
電車が止まったり動いたりして、
振り回されている方々は大変でしょう。

それでテレビが見られます。
お昼前のニュースでまたたまげました。

大船渡で津波か??というニュースに続いて、
福島第1原発第3号機で水素爆発だそうです。

1号機と同じ爆発で、放射能の飛散は多くないということですが、
建物が壊れたとは、信じがたい状況です。

素人なので、難しいことよくわかりません。、
しかし電力が足りない足りないと言われて
納得させられていたのは、どうなのでしょうか。
こんな危険な方法で発電しなければいけないほど、
本当に足りないのでしょうか。

エコでクリーンなといううたい文句で
オール電化を進めていれば、
ますます需要は増えるだけではありませんか。

これだけ放射能をふりまいておいて、
どこがエコでクリーンなのでしょう。

原発は危険だからやりません、
あるいは廃棄物の処理にコストがかかりすぎるのでやりません、
電力の消費を抑えてください、
ということはできないのでしょうか。

目先の経済ばかりを考えて、
国民や子孫のことを考えての判断だったとは思えません。

広島長崎での被爆は戦争中でしたが、
戦争でもない世の中でなぜ被爆者を出さねばならないのか。
これは避けることができる事態だったのだと思います。

これ以上被害が広がらないことを祈ります。







地震3日目

2011-03-13 21:17:46 | 日常
こんばんは。
みなさま、御無事でしょうか。

昨日は東京歌会が中止となり、
余震が続く中、不安な1日を過ごしました。

さきほどまた余震がありました。
自分の眩暈なのか地震なのかわからなくなります(・ω・;A

ノイバラは今日お仕事でした。
結構お客様がいらして、忙しかったです。

建物は特に壊れたところはなさそうです。

地震当日、勤務だったスタッフの話をきくと、
揺れたあといきなり停電で、館内放送もなかったそうですが、
日頃の防災訓練のようにお客様を庭に誘導し、
館長に報告したそうです。
お1人帰れない方がいらして、
お泊めしたそうです。
県立なので、衣料品、食品の備蓄庫があり、
家にいるより安全かも(・ω・;A

幸いというか、宿泊棟は4月のリニューアルオープンを前に
宿泊の方はいらっしゃらなかったので、
工房のお客様だけでした。

帰りはガソリンスタンドに長蛇の列。
私はしばらくいかなくていいし、先日入れたばかりなので、
入れずに帰りました。

来週もお出かけはすべてキャンセルして、家にいます。
余震がこわいです。

明日は計画停電が始まるようです(・ω・;A
みなさまもどうぞお気をつけて。


東北地方太平洋沖地震

2011-03-12 10:32:33 | 日常
みなさま、御無事でしたか。
ノイバラは無事です。

ずっと忙しかったのが、
たまたまお休みで、外出の用もなく、
家でまったりしていたので、
電車が全線ストップした被害に
あわずにすみました。

パソコンに向かっていたところ、
3時前、1度目の揺れが来て、
テーブルの下にもぐりこみました。

おさまったところで、まず母の安否を確認、
はて横で寝ていた猫はどこに?と探したところ、
パソコンの机の下でうずくまっていました。

「出ておいで」と呼んだのですが動きません。
ショックだったからかなあと思っていたら、
20分後に2度目の揺れがきて、
私も机にもぐりこみました。
猫はその後余震が続く間もずっと出てきませんでした。

ようやく出てきたのは、5時半頃。
猫的に「大丈夫」と思ったのだと思います。

被害は室内に積み上げていた本が散乱して
冷蔵庫と食器棚の中がごちゃごちゃになったくらいで、
断水も停電もありませんでした。

家族一族もみな安全なところにおり、
被害はなかったようです。

今日の東京歌会はどうなるのでしょう?
朝はまだ余震がありました。
中止の判断が出されることを祈っています。

現在もニュースを見ながら茫然としています。
日本史上最大規模の地震だそうです。

被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
<m(__)m>



KOGEI展

2011-03-11 14:18:41 | 工芸
前後しますが、3月5日・6日、
有楽町の東京国際フォーラムで開催された
「KOGEI」展(第一回現代工芸アートフェア)。

同僚の招待券を譲り受けて、
いってまいりました。

現代作家の、陶芸が中心の展示でしたが、
紙や樹脂を使った作品もあり、
全体的な質が高くて見応えがありました。

連日の仕事と外出でくたびれ果てていたノイバラは、
途中、展示場内の椅子に座ったまま
爆睡していました・・(・ω・;A


KOGEI展入口。


いけばなのデモンストレーション。

三原研さんの作品に生け込まれました。



お気に入りの作品!


鈴木卓さんのスタイリッシュな作品。
ブロンズ風のマチエールが素敵です。



服部真紀子さんの女性らしいお洒落な作品。



関根正文さんの金魚がリアルです❤
樹脂で作られているようです。



小林和史さんのほぼ実物大の昆虫たち。
紙を切り抜いて作られているのですって!

最終的には好き嫌いなのでしょうけれど、
刺激的な作品ばかりでした。





ふきのとう

2011-03-10 14:54:48 | 文学
母が裏庭で蕗の薹を五つとってきました。


もう春なんですねー。
先日食い倒れ隊で行った子規庵の庭にも
蕗の薹がありました。

俳人正岡子規はあまりに有名ですが、
脊椎カリエスで寝たきりになっても、
旺盛な食欲と制作欲で、34歳で亡くなるまで
意欲的な創作活動を行いました。

(ぼろっちい)長屋の彼の家で句会が開かれ、
死後も続けられたそうです。
病床の彼を支えた同居の彼の母と妹も
また聡明な人であったと思われます。

子規が亡くなったのは明治35年、
翌明治36年に佐佐木信綱は31歳で
処女歌集『思草』を出版しています。

ちょうど「明星」が創刊され、
与謝野晶子、鉄幹が華々しく活躍していたころです。

明治の熱い息吹を感じながら、
子規庵の庭を歩いたことでした。


美女食い倒れ隊⑤--湯島の梅、蕎麦と根岸の子規庵、笹の雪

2011-03-09 16:18:04 | 食い倒れ隊
美女+イケメン用心棒の食い倒れも5回目です!

前日は雪だったのに、また上天気です!
さすがに常日頃心がけの良い善男善女(笑)

池の端 藪蕎麦湯島天神湯島食堂子規庵笹の雪

今回はぎりぎりセーフの観梅と蕎麦、
子規庵と老舗の豆腐料理フルコースまで欲張ってみました。
さらに途中で発見した、不可思議空間「湯島食堂」の
ケーキとお茶まで加わって、完全に食い倒れました。

御徒町で待ち合わせて、まずは「池の端 藪蕎麦」です。
ここで「花巻蕎麦」というのは
海苔しか乗っていないお蕎麦なのだと学びました。
花巻という名前の華やかさから、
彩のよい具を想像して頼んだ三人はびっくりです。

湯島天神に行く道すがら、
F島さんに教えていただいた「酒悦」でお漬物を買いこみました。

赤かぶの刻みづけ、福神漬け、しば漬け、ぬか漬けたくあん。
朝食のお伴に最高です!!

湯島天神は女坂から上ります。
梅まつりの最終日。
屋台がたくさん出ていて、人があふれ、
絵馬はてんこ盛りになっていました。
思いがけずお猿の「ひろし」の芸を見たり、
神前結婚の花嫁さんまで賑やかでした。

今はビルが建てこんで周りは何も見えませんが、
湯島天神から、江戸時代は不忍池が見えたのですね。

広重は雪景色を描いています。

鳥居をくぐって出たところの崩れかけたレンガの塀に惹かれて
写真をとっていたところ、「湯島食堂」というステキなお店発見!
お茶が飲めそうなので寄ってみることにします。
お玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えます。
「サツマイモとクルミのケーキ」はボリュームがあり、
ドリンクとセットで800円。

御徒町から鴬谷へ移動します。

子規庵へ行く途中にも子規の碑やプレートがあります。
子規庵は戦災で焼けたものを戦後建て替えられたもので、
ボランティアの方々が運営していらっしやるのだそうです。

ここから徒歩二分、子規も訪れたという老舗の「笹の雪」
ノイバラは梅酒で世界がぐるぐる回り、
さらに飲み倒れるところでした。
甘口でしたが、清酒で作った梅酒なので、強いのでしょう。
シャンパンで立てなくなった前科をもっているくせに、
ちっとも懲りていないのですね。

乾杯のビールのあとはМちゃんは日本酒「荒武者」、
Hちゃんとノイバラは梅酒、
用心棒F島さんはウーロン茶+無理矢理お勧めした
梅酒ちょっぴり・・・(笑)

豆腐フルコースは見かけよりもボリュームがあります。
メニューを見たときは「これで足りるの??」
という感じですか、豆腐というのはあなどれません。
「呉竹の里」というコースを頼んで下さったのですが、
最後のご飯はたべきれないくらいでした。

ここで「子規の庵」という豆乳入りの焼き菓子を購入。
うす甘くて、しっとりして上品なお味でした。

いつもの通り、ピカサのスライドショーでどうぞ(*^_^*)





耳鼻咽喉科

2011-03-01 14:13:40 | 日常
また寒さが逆戻りしましたね。
みなさんお変わりなくお過ごしですか?

呼吸器官系、泌尿器系、神経がウィークポイントの私
(ウィークポイントでないのはどこだろう??)、
幼少のみぎりより耳鼻咽喉科にはよく通いましたが、
10年前からご無沙汰していたのです。
それが去年から眩暈の母のつきそいで行くようになりました。

通勤の車から見る「みみ・はな・のど」という看板が
気に入って通い始めた「高尾耳鼻咽喉科」、
駅でいうと2駅離れた耳鼻咽喉科ですが、
丁寧な診療が気に入っています。

丁寧というのは、診察の時間が長いとかインタビューの仕方ではなくて、
薬が合わないというと、合う薬が見つかるまで、
根気強く探してくれることです。
以前、咳がひどくて喘息のようになって夜も眠れず苦しんでいたところ、
3回くらい薬を変えて直していただきました。

この根気よくこちらとキャッチボールをして治療するというのは、
簡単なようで、難しいのだと思います。
耳鼻咽喉科ではありませんが、20歳の時にも、
半年かけて私に合う薬を探し出して下さった先生に出会って、
そのおかげで私は生きています。

その後、結婚したり子供を産んだり、働いたりできたのは
その時の先生と根気強く治療に通わせてくれた
両親、家族のおかげです。

「高尾耳鼻咽喉科」もそんな診療が好評なのか、
ビルに間借りしていたのが、建物が新しくなり近所に引っ越しました。

花粉症の患者さんが押し寄せるため、
この季節は大変なことになっています(・ω・;A

先週の金曜日に春一番が吹いたので、
土曜(日曜は定休)そして昨日の月曜はあり得ない混み方なのだと、
受付の方がおっしゃっていました。

母が具合が悪いと言いだしたのが昼頃だったので、
2時半からの午後の診療のため1時に診察券を出しに行ったところ・・
なんと127番!!

120番からは夜の6時に来てくださいということでしたので、
一度家に帰り、また6時に行きましたところ、
実際に診察を受けたのは7時半。
まだまだ待合室は患者さんで一杯でした。

待つ私たちも大変といえば大変ですが、
診療なさる方々もぶっ通しですから、
お疲れだと思います。

花粉症の季節はずっとあんな感じなのでしょうか・・。