ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ACL予選報道の偏り

2009-05-13 17:02:00 | スポーツ
またかよ、朝日新聞は。

現在、サッカーではACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)の予選が行われている。既に日本から参加の4チームはすべて一次予選の突破を決めている。

ゴールデン・ウィーク中にも予選は行われ、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪、名古屋グランパスは厳しい試合を勝ち抜いた。既に予選突破を決めていた川崎フロンターレは、アウェイである中国で天津のチームと消化試合をこなしたが、これは敗戦に終わった。

カンフー・サッカーと悪名高い中国のラフプレーに苦しみ、何度も乱闘が起きかけた荒れた試合であったらしい。私は試合を観てないが、報道によると選手のみならず、相手チームのコーチまでもがラフプレーに加わり、川崎の中心選手である中村憲剛選手に蹴りかかるひどい試合であったらしい。

ところがだ、朝日新聞はこの試合を結果だけ伝えて、その内容はスルーした。韓国の水原にリベンジを果たしたアントラーズを大きく取り上げる一方、同日行われた川崎と天津の試合は無視しやがった。

どうやら、朝日新聞様の考えでは、中国のチームのラフプレーを報道することは、中日友好に有害であるとお考えのご様子だ。あいかわらず、中国様にはお優しい報道姿勢であられるようだ。

これだから、朝日新聞の報道は信用できない。購買部数が減少するのも自業自得だと言わざるえない。

私は朝日、産経、日経の三紙を読み比べているが、この比較だけでも朝日の異常ぶりはよく分る。まあ、日経の中国報道もけっこう偏るが、朝日ほどひどくはない。

私はメディア、とりわけ新聞を情報加工業者だと考えています。事実をかき集めて、自分たちの意に沿う形で事実を加工して報道という形で売りさばく。それがマスコミだ。

難しい事件を分りやすく解説してくれる情報加工なら歓迎します。しかし、特定の偏った政治姿勢から、事実を歪めて報道する朝日新聞は問題が多いと思います。

余談ですが、メディアの偏りを知ろうと思ったら、自分が関心を持つ分野について、複数のメディアの記事を比較する方法が簡単だと思います。

私は中立普遍なメディアの存在はありえないと思います。どんなメディアにも立場があり、その立場にそって情報を加工するのは必然でもあります。朝日の悪いところは、いかにも中立を装って、偏った報道を垂れ流すこと。

いい加減公言して欲しい「朝日新聞は、今の日本を誹謗し、反米を掲げ、シナに肩入れするメディアです」と。

まぁ、皆さんご存知のことだとは思いますがね。
コメント (5)
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