まだまだ韓国のほうがサッカーは格上だ。
Jリーグが始まって、早二ヶ月余り。今年は韓国から数人選手が移ってきた。南ア・ワールドカップのアジア予選でトップをひた走る韓国代表のエースFWイ・グノもジュピロ磐田入りした。さすがに上手くて、強くて、しっかりと決める。低迷するジュピロの救世主になるかもしれない。
野球では、まだまだ日本が上だが、サッカーに関する限り韓国は、はるかにレベルが高いと思う。現在、プレミアのマンチェスターユナイテッドで活躍するパク・チソンは別格にしても、Jでみる限りでも日本選手より優秀だと思う。
たとえば神戸ヴィッセルのキム・ナミル。DFの中心を担っているが、実にクレバーなプレーをみせる。しかも力強く、守備の要となっている。そのプレーは技巧に走らず、シンプルで素早い。守備的MFとしてもプレーが出来るし、セットプレー時には、得点源にもなりうる。守備の手本のような選手だ。
また、今期からガンバ大阪に加入したチョ・ジェジンも素晴らしい。高く力強いだけでなく、スピードもあり、なにより頼りになる。エスパルス時代も良かったが、一度Kリーグに戻り再びの来日。ブラジル人が幅を利かすJリーグにあって、独特の存在感を示す。
今期のJリーグは、大物外国人の新加入はなかったので、なおさら韓国の選手が目立つ。
興味深いのは在日のコリア選手たちだ。なかでも柏の李忠成と、川崎フロンターレのチョン・テセの二人が面白い。チョン・テセは日本生まれの在日だが、韓国籍ながら現在北朝鮮代表チームの欠かせぬ戦力になっている。一方、李忠成は、日本国籍を選び北京五輪チームの主力選手として活躍した。怪我から回復すれば、いずれはA代表入りも狙える好選手でもある。
少し前にCS放送で、この二人を対比させたドキュメンタリーを放送していた。番組では、おそらく意図的に省いていたが、この二人の在日コリアの選択の違いは、教育環境にあると思う。
途中から日本の学校を選んだ李選手と異なり、チョン・テセは朝鮮学校で大学までを過ごしている。あの特殊な環境下で過ごせば、無理ないと思う。子供に判断できることではない。あれは洗脳教育そのものだ。
ただ、日本に帰化した李選手はともかく、チョン・テセの場合、いずれ苦労することになる。様々な形で朝鮮総連からの干渉を受ける。教わったことと、現実との乖離に苦しめられる。
北へ送金することを至上命題とされた朝鮮総連は、多くの在日を騙して金を集め、そのことで幾つもの訴訟を起される始末である。拉致問題が在日に与えた影響は大きい。私のみるところ朝鮮総連と在日朝鮮人との亀裂は拡がる一方だ。
それでも在日二世の老人は私に語る。家族が半島に居る以上、祖国は裏切れないと。ただ、子供や孫たちには自分の苦労はさせたくないとも呟く。お子さん(中年だが)は聞こえぬふりをしているが、孫は日本の学校にいれると断言していることを私は知っている。
家族を体制の異なる国に引き裂かれた不幸は、安易な同情を受け付けないと知っているので、私は余計な差し出口は挟まない。ただ、その話しに真摯に耳を傾けるだけだ。
昔は挨拶さえろくにしてくれなかったことを思えば、家族の秘密さえ話してくれるようになった今はずいぶん変ったと思う。まぁ、本音の多くは隠しているとは思うが、それでも長年の地道な実績が信頼を狽チたと信じている。
少子高齢化は確実に進む。日本人はどんどん数を減らすだろう。その一方、日本に流入する外国人は増える一方だ。コリアに限らず、チャイナ、ブラジル、フィリピン、タイといった外国人を日本にいかに受け入れるのか。
鎖国でもしない限り、この流入は止まらない。トラブルは当然に増えるはずだ。肌の色も生活習慣も違う人が増えれば、どうしたって軋轢は起る。それは必然だ。
場所にもよるが、どこの小学校でも、外国人の新入生は珍しくない。どう、彼らを受け入れるのか、そろそろ現実的な、つまり政府方針が必要になると思う。はっきり明文化していないので断言は出来ないが、霞ヶ関ではすでに金(資本)、物、人材の日本への導入は既定の方針だと考えていると思う。
ただ、まだ公表できるほど国民的合意は出来ていない。当然、行政への統一的施策もなく、各省庁がバラバラに対応しているのが現状だ。
私は学校への受け入れが非常に重要だと思います。少なくとも朝鮮学校のような特異な例外はつくるべきではない。あれは日本にも、また在日のコリアにも有害な存在だと私は考えています。
Jリーグが始まって、早二ヶ月余り。今年は韓国から数人選手が移ってきた。南ア・ワールドカップのアジア予選でトップをひた走る韓国代表のエースFWイ・グノもジュピロ磐田入りした。さすがに上手くて、強くて、しっかりと決める。低迷するジュピロの救世主になるかもしれない。
野球では、まだまだ日本が上だが、サッカーに関する限り韓国は、はるかにレベルが高いと思う。現在、プレミアのマンチェスターユナイテッドで活躍するパク・チソンは別格にしても、Jでみる限りでも日本選手より優秀だと思う。
たとえば神戸ヴィッセルのキム・ナミル。DFの中心を担っているが、実にクレバーなプレーをみせる。しかも力強く、守備の要となっている。そのプレーは技巧に走らず、シンプルで素早い。守備的MFとしてもプレーが出来るし、セットプレー時には、得点源にもなりうる。守備の手本のような選手だ。
また、今期からガンバ大阪に加入したチョ・ジェジンも素晴らしい。高く力強いだけでなく、スピードもあり、なにより頼りになる。エスパルス時代も良かったが、一度Kリーグに戻り再びの来日。ブラジル人が幅を利かすJリーグにあって、独特の存在感を示す。
今期のJリーグは、大物外国人の新加入はなかったので、なおさら韓国の選手が目立つ。
興味深いのは在日のコリア選手たちだ。なかでも柏の李忠成と、川崎フロンターレのチョン・テセの二人が面白い。チョン・テセは日本生まれの在日だが、韓国籍ながら現在北朝鮮代表チームの欠かせぬ戦力になっている。一方、李忠成は、日本国籍を選び北京五輪チームの主力選手として活躍した。怪我から回復すれば、いずれはA代表入りも狙える好選手でもある。
少し前にCS放送で、この二人を対比させたドキュメンタリーを放送していた。番組では、おそらく意図的に省いていたが、この二人の在日コリアの選択の違いは、教育環境にあると思う。
途中から日本の学校を選んだ李選手と異なり、チョン・テセは朝鮮学校で大学までを過ごしている。あの特殊な環境下で過ごせば、無理ないと思う。子供に判断できることではない。あれは洗脳教育そのものだ。
ただ、日本に帰化した李選手はともかく、チョン・テセの場合、いずれ苦労することになる。様々な形で朝鮮総連からの干渉を受ける。教わったことと、現実との乖離に苦しめられる。
北へ送金することを至上命題とされた朝鮮総連は、多くの在日を騙して金を集め、そのことで幾つもの訴訟を起される始末である。拉致問題が在日に与えた影響は大きい。私のみるところ朝鮮総連と在日朝鮮人との亀裂は拡がる一方だ。
それでも在日二世の老人は私に語る。家族が半島に居る以上、祖国は裏切れないと。ただ、子供や孫たちには自分の苦労はさせたくないとも呟く。お子さん(中年だが)は聞こえぬふりをしているが、孫は日本の学校にいれると断言していることを私は知っている。
家族を体制の異なる国に引き裂かれた不幸は、安易な同情を受け付けないと知っているので、私は余計な差し出口は挟まない。ただ、その話しに真摯に耳を傾けるだけだ。
昔は挨拶さえろくにしてくれなかったことを思えば、家族の秘密さえ話してくれるようになった今はずいぶん変ったと思う。まぁ、本音の多くは隠しているとは思うが、それでも長年の地道な実績が信頼を狽チたと信じている。
少子高齢化は確実に進む。日本人はどんどん数を減らすだろう。その一方、日本に流入する外国人は増える一方だ。コリアに限らず、チャイナ、ブラジル、フィリピン、タイといった外国人を日本にいかに受け入れるのか。
鎖国でもしない限り、この流入は止まらない。トラブルは当然に増えるはずだ。肌の色も生活習慣も違う人が増えれば、どうしたって軋轢は起る。それは必然だ。
場所にもよるが、どこの小学校でも、外国人の新入生は珍しくない。どう、彼らを受け入れるのか、そろそろ現実的な、つまり政府方針が必要になると思う。はっきり明文化していないので断言は出来ないが、霞ヶ関ではすでに金(資本)、物、人材の日本への導入は既定の方針だと考えていると思う。
ただ、まだ公表できるほど国民的合意は出来ていない。当然、行政への統一的施策もなく、各省庁がバラバラに対応しているのが現状だ。
私は学校への受け入れが非常に重要だと思います。少なくとも朝鮮学校のような特異な例外はつくるべきではない。あれは日本にも、また在日のコリアにも有害な存在だと私は考えています。