ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

菅総理の遺骨収集

2011-01-14 13:55:00 | 社会・政治・一般
面子丸つぶれ、なのだろう。

昨年末だが、なにかと評判の悪い菅総理が、太平洋戦争の戦地を訪れて、形だけとはいえ戦死者の遺骨収集と慰霊を行った。日本の大手マスコミ様(産経以外ですが)はほとんど報道しなかったので、私は知らなかった。

では、どこで知ったかといえば、ネット上のチャイナ情報だ。驚いたことに、シナの大衆は、日本の首相が軍人の遺骨収集と慰霊を自らやっていることに敬意を表していた。

もちろん、反発もあるが、大勢では戦死した軍人に対する敬意を表する菅総理を省みて、我が国の政治家はもっと軍人に敬意を払うべきだと言い張る。そして、小さな日本にシナが侵略を許した所以は、軍人に対する敬意の払い方の違いからして明らかだと、間接的に北京政府を非難する。

一般的にシナの人民は、死者に対する慰霊を極めて重んじる。はるか僻地の戦場で唐黷ス兵士の慰霊を自ら膝を屈して行う菅総理に敬意を抱くのは、自然な感情なのだろう。

ところが、我が国のマスコミ様は、日本政府の要人が靖国神社へ参拝することを悪いことだと断じている。小泉・元総理や安倍・元総理らが靖国に参拝すると大騒ぎ。

わざわざ北京政府に御注進に参上して、日本の政治家どもを叱ってくだせいと御願いしていたぐらいだ。北京政府に腰が引けている一部の日本の政治家どもが、シナ人の恫喝に恐れをなして靖国参拝を取り止める事、甚だしいのが現状だ。まったくもって情けない限りだ。

私自身は、靖国神社に参拝したことはない。だが、日本政府の要人ならば、靖国に参拝して戦死した国民の慰霊をするのは義務だと考えている。何故なら、靖国神社に弔われている人たちは、日本政府の命令で戦地に赴き、そこで戦って命を落としたからだ。

戦死者を殺したのは敵(主にアメリカ軍)だが、その戦地に追いやったのは、日本政府の命令あってこそ。嫌々戦場に引き立てられた人もいるだろうが、多くは愛する家族、友人、わが町を守るため、政府の求めに応じて戦い、死んでいった人たちだ。

政府が弔わずしてどうする。

別に難しいことではないと思う。そして、この程度の道理が分らない、分りたくないのが日本のマスコミ様であり、一部の反日自虐平和愛好家どもだ。

だからこそ、今回の菅総理の遺骨収集と慰霊を報じなかったのだろうな、日本のマスコミ様は。そんな態度だから、購読者も減るし、視聴者も減るんだよ。いい加減分ってしかるべきだと思うな。
コメント (2)
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