やっぱり映画は劇場で観るに限る。
そう痛感したのが、今回3Dにリメイクされただけの「ファインディング・ニモ」だった。数年前に大ヒットした作品だったが、私は劇場には行かず、レンタルDVDを借りて家で観た。
子供向けの作品ではあったが、その映像表現も含めて十二分に面白いといえる映画であった。だから、結構覚えていた。今回は、たまたま付き合いで観る羽目に陥ったので、あまり積極的に観たいと思っていた訳ではない。
ただ、暑さから逃れて薄暗い劇場内で仮眠でもとれたらぐらいの軽い気持ちであったのは確かだ。ところが、2時間あまり私は結構真剣にスクリーンに見入ってしまった。
3Dにリメイクされたとのことだったが、その3Dは控えめで、むしろ自然な感じが好印象なのだが、上映中はそれほど気にもしなかった。やっぱり作品として面白いからこそ、二時間あまり見入ってしまった。
映画館の広大なスクリーンだからこそ、海の広がりが表現できているし、細かいところの映像技術もたいしたものだ。だが、なによりストーリーとシナリオが素晴らしい。だからこそ、大人の私も楽しめたのだと思う。
公開後、数日たっていたが、思いの外観客は多く、その大半が当初の2D版(当時、そんな表現はしなかったけどさ)を観ていると思われたが、皆さんけっこう楽しんでいたことが良く分かる。
だって、本編が終わっても、劇場が明るくなるまで、ほとんどの観客が席を立たなかったから。
下手な続編を見せられるよりも、よっぽど楽しめた2時間でしたよ。やっぱり映画って映画館で観るのがいいな。