ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

偏見と悪意

2017-05-29 12:39:00 | 社会・政治・一般

加計学園を巡る一連の騒ぎで、安倍政権退陣に追い込もうとする野党政治家と、それを応援するマスコミの狂騒ぶりが滑稽だ。

加計学園の獣医学部新設の要望を、安倍総理が後押ししたようだが、それのどこが問題なのか。許認可は行政官庁の管轄ではあるが、政治家が口添えすることは珍しくないし、むしろ役所の一方的な判断に委ねるほうが弊害が大きいのが実情であろう。

今回の情報をリークした前・前川事務次官なんざ、官僚の天下り先確保にむけて暗躍していた当事者である。文部科学省が所管する学校法人等に圧力を加えて、退職官僚を押し込もうとして許認可を盾にして横暴を奮う官庁のほうが、よほど問題だと思う。

さらに付け加えるなら、マスコミの安倍憎しの意向が強く反映した今回の報道だが、これを民主党政権時と比較すれば、いかに不公平というか、偏った報道であることも分かる。

一例を挙げれば、管直人首相(当時)が文部科学省に対して、朝鮮学校への補助金支給をごり押ししようとしたことと比較してみれば、一目瞭然であろう。

四国に存在しない獣医学部新設を安倍総理を通じて、文部科学省に意見した加計学園と、在日朝鮮人の要望に応じて朝鮮学校に補助金を与えようとした管総理の行動に如何なる違いがあるのか。

前者には相応の理由があると思うが、後者には政治的な偏向が感じられるのは私の偏見であろうか。そして、なによりマスコミの報道の仕方に著しい偏向を感じるのも、私の偏見であろうか。

安倍政権が続くことを嫌がるマスコミの意向は分かるが、いくら森友学園問題が無駄に終わったからといって、このような偏見と悪意に満ちた報道に終始していると、マスコミに対する信頼はますます低下すると思いますね。

コメント (3)
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