ちょっと気が早い感もありますが、次期サッカー日本代表監督の人選がけっこう話題になっています。トルシェエ(フランス)、ジーコ(ブラジル)と欧州と南米が交互に来ているようですから、次は欧州から?
かねてから日本サッカー協会が固執している現アーセナル監督のベンゲル氏は当然に候補でしょう。またJEFで走るサッカーを掲げて実績を残しているオシム監督を推す声も強いようです。更に浦和レッズの闘将ブッフバルト監督も取り沙汰されているようです。
私自身は誰が監督になろうと、日本のサッカー選手の力量がすぐに上がる訳がないと割り切っていますから、選手に具体的な理想像を掲げて指導できる監督を望みます。トルシェエのように、選手を自分の掲げる戦術に当てはめるサッカーの次に、ジーコのような選手の自主性を重んじるサッカー(消化不良ですがね)を持ってきたのは、ある意味正しい選択だと思っています。
そうなると、次の代表監督は強く選手を指導するタイプか?ベンゲルでもオシムでも構わないのですが、年齢的にオシムの指導を受けられるのは長くない気もするので、オシムを推したい気持ちはあります。
一方、Jリーグを見渡すと、大分のシャムスカ監督も将来的には非常に魅力的です。昨年大躍進した大分も、今期はだいぶ研究されたせいか苦戦していますが、シャムスカ監督の建て直しに期待したいですね。日本人監督では、やはりガンバの西野監督とFマリノスの岡田監督に期待したいのですが、お二人とも国際経験は乏しいので代表監督は厳しい。
日本のサッカーの問題点は、指導者の経験不足にありと私は考えています。未だにオリンピックというアマチェア大会での実績しかない人間を幹部に据えざる得ない現状で、世界の一流国と肩を並べるのは至難の業。フランス大会で世界の壁に跳ね返された名波、山口、中田らの世代がコーチ、監督となり選手を育て、協会幹部になって日本サッカーの強化を担うようになって初めて、日本は世界へ通じるサッカーを出来るようになると考えています。
気の長い話ですが、見方を変えればサッカーの強豪国は皆、長い伝統に裏づけされた強化策を持って臨んでいるのです。日本はまだその域には達していないと思います。
んっ?セルビア??たいしたとこじゃない、なんて思っていたのですが、実は旧ユーゴと聞きゃあ、やっぱり一目置きますね。オイラもオシムに一票です。
いや、まだ母国の代表で実績を残してからかな?
先日ピクシーが16歳でプロになったときのギャラにびっくりしたって記事を読んだのですが、公務員の父の3倍もあったとのことでした。
クロアチア、ウクライナ・・・
東欧の強豪国はなんといってもユーゴだと思っています。幻想か・・