新参者はつらい。
サッカーの世界では、長い間日本は無名であった。特にワールドカップ大会においては、フランス大会までまったく知られていなかった。
実はチャンスはあった。フランス人のルメールがサッカーの世界大会を企画した20世紀初頭、日本にも招待状を送っている。しかし世界大恐慌による経済不況が、チームを送ることを断念せざるを得なかった。これが後々にまで祟るとは、日本人の誰も予想していなかった。
なぜなら20世紀初頭の頃までは、オリンピックこそが最大のスポーツの祭典であったからだ。そして20世紀初頭において、サッカーは必ずしも世界的な人気を得ていた訳ではない。サッカーが世界的な人気を得たのはブラジルの英雄ペレのおかげである。
ご存知の通りペレは黒人系のブラジル人であった。だからこそ第三社会(アラブ、アフリカ、南米、中南米)から憧れの目で見られた。その卓越した身体能力から繰り出す人間離れしたサッカーの技量は、ヨーロッパの人たちをも魅了した。
気が付いたら20世紀中盤には、世界最大の人気のスポーツとなっていた。だが日本は蚊帳の外であった。実はイギリスの影響から国内でのサッカー競技の芽は育っていた。しかし、その価値が分かっていなかった。
ここで独断と偏見にあふれる私の悪意あふれる評を述べさせてもらいます。サッカーとは、ヨーロッパの貴族いや、エリート階級が利用する世界最大の興行に他なりません。本来スポーツとは、貴族のものであったのですが、大量消費社会を迎え大衆にパンとサーカスを与える必要を活用した新たなサーカスであることが本質です。
そのサーカスの興行主たちは、いずれもヨーロッパのエリートたちです。アメリカですら、この高慢にして独善的なエリートの中にはなかなか入れない。サッカーとオリンピックはいずれも世界最大級の興行であり、その利権構造は闇に包まれている。
そんなスポーツ興行の泥のなかに入り込んだのがコンサルタント業界だ。彼らの目的は自分たちにも利益を寄越せである。その手口が放送権である。IOCやFIFAは競技の主催団体であるだけでなく、その主宰競技の放送権をも独占している。
これをコンサル会社が高額で買い占め、出場チームの所属する国の放送業界へ高額で転売する。オリンピックにせよ、ワールドカップ大会にせよ視聴者が好きな試合、競技を自由に見れないのは、このコンサル会社の独占のせいである。
おかげで現在、ワールドカップ大会アジア予選の最終予選の試合の地上波放送はない。あまりに高額過ぎてNHKも民放も手を出せずにいるからだ。また日本サッカー協会はDAZNとネット配信の独占契約10年を2100億円で契約してる.そのため試合を視聴できるのは一部のサッカーファンに限られる。
これに危機感を覚えるサッカー関係者は多い。2千億に目がくらんだ日本サッカー協会が悪いのはもちろんだが、このままでは一般のスポーツファンが離れていくことが明白なため、選手やチーム運営者などからは不満を訴える人が少なくない。
金こそ持っているが、スポーツ興行の闇の深さ、汚泥のぬかるみの濃さを知らなかった日本なんて狡猾なスポーツ貴族どもの手ごろな鴨に過ぎない。正直言って、アマチュア集団である日本サッカー協会単独で解決できる問題ではない。
国際的に、特に欧州にも名が通った政治家でないと無理でしょうね。まぁ現実にはいません。法制度上ダメなのですが、欧州に名の通った政治家となると、実は天皇家が一番です。天皇本人は無理ですけど、せめて皇族の誰かに問題提起でもしていただけないでしょうかと無理難題を言いたくなる私です。
ある時期からスポーツにはとんと興味が無くなりました。
スポーツ=金塗れってのも嫌ですし。
東京もパリも五輪すら見ていません。
子供の頃は日テレで野球をよく放送していたので、野球には多少興味がありましたが、選手がメジャーへ行っちゃったり、野球の放送が減ったりすると、触れる機会が無くなるので、今では球団名すらおぼつかない始末です。
子どもが減少している上に学校の部活動も変わってきているので、接触機会が減ってスポーツの面白さが分からなくなってます(~_~;)