一言で云えば、初のアベンジャーズが引き立て役となった映画です。
つまり主役は今回の敵役、悪役であるはずのサノスです。そう考えれば納得のエンディングになるでしょう。
そう考えないと、あのエンディングは納得できないはず。満足できないはず、不満だらけのはずです。
サノスはアメリカンコミック(通称アメコミ)に登場する敵役のなかでも最強といって良いキャラクターです。決して単純な悪役ではなく、彼なりに世界の安定とか、幸せを考えた上での大虐殺の実行者という困ったキャラクター。
はっきり言って、アベンジャーズが束になってかかっても唐ケる相手ではない。ただ、今回復活したソーだけは、少し微妙なのですが、そのあたりの伏線をたっぷりと残してのエンディング。
こりゃ不満が出るのも致し方ない。間違いなく続編が出ます。
よく「終わり良ければ、全て良し」といいますが、その点からすると、この作品は不合格です。最後がひどすぎる。でも、最後の手前までは、けっこう良かったんです。
私は深夜上映で観たのですが、観客は8割程度の入り。でも上映中、けっこう笑い声や歓声が聞こえたりして、けっこう盛り上がっていました。私もクスクスと笑いながら観てましたしね。
ついでだから書いちゃうと、冒頭にアベンジャーズは引き立て役だと云い切りましたが、実のところ今回初参加のギャラクシーガーディアンズ以下の扱いだったと思います。
何で、そこまで主役たちを貶めるのでしょうかねぇ。まァ、苦笑しながら観てましたけど・・・
まったく、困った映画です。でも、150分、深夜にも関わらず、うたた寝せずに観れたのだから、それなりに面白い作品です。最後があれでなければ、もっと高く評価しても良いのも確かですけどね。
まっ、話のネタには観ておいても良いと思いますよ。
お~!早速行かれたんですね!
レイトショーでご覧になったんですね~。あの時間帯で席が8割埋まってるのは凄い。
私も初日とは言え、平日の昼間なのにほぼ満席でした。
そうそう、映画としての出来は決して悪くないんですよね。あれだけゴチャゴチャとキャラクターが出てくる物語をうまくまとめていたと思います。
結局、サノスの映画に移行してしまったワケですが、じゃあ今までのアベンジャーズって何だったの?ですよ。
何だかな~、もうちょいスカっと終わらせてくれませんかね~。
それにしても「ガーディアン」がこんな形でアベンジャーズにからんでくるとはね~。
この後、どうすんのかな?生き残ったキャラの映画だけ続けるのかな。
グルートは残った枝葉からまた再生しそう?
グルートはお子ちゃまヴァージョンのほうが人気あるみたいなので、きっと復活するでしょうね。
最近のアメコミ実写化映画ってリアルさの追求を変な方向に持っていくので、エンターテイメント映画としての完成度が低いです。もっと、楽しいほうがイイのになァ。
この映画ねえ...腹立つわ!ですわ。
このオチは無かろうというか何と言うか...
サノスが美形だったら許すっていうか、俳優が映像効果無しで演じていたら許せたのに...
サノスはアメコミ誌でも屈指の強大な悪役ですが、映像的には少し物足りないと思っていました。もっと強烈に毒々しいか、徹底的に華美なほうが納得いくのですがねぇ。