嫌な予測をすると、ロシアによるウクライナ侵攻は当分続くでしょう。
具体的には2026年から2028年あたりに終息すると考えています。その理由は過去のソ連のアフガン戦争にあります。この時も西側社会は反発して経済制裁やオリンピックなどのイベント不参加と揉めたものでした。
ソ連は西側の圧力には決して屈しませんでした。しかし、その国力をもってしても戦争を継続するのは5~6年が限度であったようです。この限度とは、単に経済的なものだけでなく、軍隊内部の人材枯渇や、党指導部内部での意見統一の維持が困難になったことなどが原因であるようです。
ちなみにアフガニスタン戦争の時は、首都カブールを完全に支配していたのですが、西側及びイスラム諸国からの支援を受けた地方の山岳地帯に潜むゲリラたち相手の非対称戦に苦戦したことが、長引いた原因でしょう。
そしてウクライナに戻ると、未だ首都キエフを制圧することも出来ず、東部をある程度支配するに留まっています。西側からの援助を受けたウクライナ政府は、援助の一部をポケットに入れてホクホクしているはず。紛争が長引くほどに、政府関係者の預金口座は増える一方。これだから戦争は止められない。
はっきりと書きますけど、ロシアのウクライナ侵攻を招いたのは、EU及びアメリカによるウクライナのNATO加盟です。ロシアはウクライナを絶対防衛圏と認識しているのだから、これを認める訳がない。ロシアにとっては防衛戦争です。
ただロシアのミスもある。クリミア半島を短期間で接収できたので、ウクライナ本土も短時間で制圧できると踏んだのが第一の間違い。第二の間違いは、戦力の小出し投入をしてしまったこと。戦争で一番やってはダメなやつです。
古来より戦争は、大兵力をもって惜しみなく戦力を投入して敵地を一気に制圧するのが王道です。ところが大国ほど、兵力の小出し投入をやらかしてしまう。それなのにアフガンでも、ヴェトナムでも同じ失敗をやらかしている。
さすがにアメリカは反省したのか、イラクに対しては大戦力を投じて勝利をものにしています。ただ、今回のロシアのウクライナ侵攻に対して、アメリカはちょっと嫌らしい。
本気でウクライナを助ける気はないのは、クエートと比較すれば明らか。むしろ旧型兵器の在庫一掃セールと考えていることが見え見えです。いや、それはNATO諸国も同じで、旧ワルシャワ条約機構軍の国々(ポーランドやルーマニアなど)は、旧ソ連兵器をウクライナへ送り、その替わりに西側の兵器を入れ替え作戦実行中です。
軍需産業は、このウクライナ紛争を新兵器の実験場に使っていることは、知る人ぞ知る事実。このような状況下で、戦争が長引くのは必然にして当然。
では短期間で終結する可能性はないのか。私はあると思います。それはロシアかウクライナ、どちらかの政府首脳が消える(引退でも暗殺でも可)ことです。その場合、新たな政治指導者は戦争終結に向けて動き出すと思います。
一応付け加えておくと、ロシアはかつてグルジア(現ジョージア)やモルドバ、チェチェンなどにも軍事力を行使しています。でも、その時は西側が大規模な支援をしなかったので、短期間で終わると思いきや解決に何年もかかっています。
忘れちゃいけません。旧ソ連の国々の抵抗力の強さを。ロシアの民はどうも攻めは苦手だが、守りに入ると異様に強い。ウクライナでロシアが苦戦しているから、ロシアが弱いなんて軽率に考えてはいけません。
だからこそ、政治家の交替こそが戦争終結の近道だと思うのです。ひどい話だとは思いますが、人類の歴史なんて、この繰り返しですよ。
具体的には2026年から2028年あたりに終息すると考えています。その理由は過去のソ連のアフガン戦争にあります。この時も西側社会は反発して経済制裁やオリンピックなどのイベント不参加と揉めたものでした。
ソ連は西側の圧力には決して屈しませんでした。しかし、その国力をもってしても戦争を継続するのは5~6年が限度であったようです。この限度とは、単に経済的なものだけでなく、軍隊内部の人材枯渇や、党指導部内部での意見統一の維持が困難になったことなどが原因であるようです。
ちなみにアフガニスタン戦争の時は、首都カブールを完全に支配していたのですが、西側及びイスラム諸国からの支援を受けた地方の山岳地帯に潜むゲリラたち相手の非対称戦に苦戦したことが、長引いた原因でしょう。
そしてウクライナに戻ると、未だ首都キエフを制圧することも出来ず、東部をある程度支配するに留まっています。西側からの援助を受けたウクライナ政府は、援助の一部をポケットに入れてホクホクしているはず。紛争が長引くほどに、政府関係者の預金口座は増える一方。これだから戦争は止められない。
はっきりと書きますけど、ロシアのウクライナ侵攻を招いたのは、EU及びアメリカによるウクライナのNATO加盟です。ロシアはウクライナを絶対防衛圏と認識しているのだから、これを認める訳がない。ロシアにとっては防衛戦争です。
ただロシアのミスもある。クリミア半島を短期間で接収できたので、ウクライナ本土も短時間で制圧できると踏んだのが第一の間違い。第二の間違いは、戦力の小出し投入をしてしまったこと。戦争で一番やってはダメなやつです。
古来より戦争は、大兵力をもって惜しみなく戦力を投入して敵地を一気に制圧するのが王道です。ところが大国ほど、兵力の小出し投入をやらかしてしまう。それなのにアフガンでも、ヴェトナムでも同じ失敗をやらかしている。
さすがにアメリカは反省したのか、イラクに対しては大戦力を投じて勝利をものにしています。ただ、今回のロシアのウクライナ侵攻に対して、アメリカはちょっと嫌らしい。
本気でウクライナを助ける気はないのは、クエートと比較すれば明らか。むしろ旧型兵器の在庫一掃セールと考えていることが見え見えです。いや、それはNATO諸国も同じで、旧ワルシャワ条約機構軍の国々(ポーランドやルーマニアなど)は、旧ソ連兵器をウクライナへ送り、その替わりに西側の兵器を入れ替え作戦実行中です。
軍需産業は、このウクライナ紛争を新兵器の実験場に使っていることは、知る人ぞ知る事実。このような状況下で、戦争が長引くのは必然にして当然。
では短期間で終結する可能性はないのか。私はあると思います。それはロシアかウクライナ、どちらかの政府首脳が消える(引退でも暗殺でも可)ことです。その場合、新たな政治指導者は戦争終結に向けて動き出すと思います。
一応付け加えておくと、ロシアはかつてグルジア(現ジョージア)やモルドバ、チェチェンなどにも軍事力を行使しています。でも、その時は西側が大規模な支援をしなかったので、短期間で終わると思いきや解決に何年もかかっています。
忘れちゃいけません。旧ソ連の国々の抵抗力の強さを。ロシアの民はどうも攻めは苦手だが、守りに入ると異様に強い。ウクライナでロシアが苦戦しているから、ロシアが弱いなんて軽率に考えてはいけません。
だからこそ、政治家の交替こそが戦争終結の近道だと思うのです。ひどい話だとは思いますが、人類の歴史なんて、この繰り返しですよ。