入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

’16年「夏」 (26)

2016年06月01日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 しばらく似たような写真が続くが、コナシの花が咲き、ここら一帯は妙に賑やかな感じがしてきて、その壮観さや花を引き立てる今日のような真っ青な空も含めて、このブログでは何度でも紹介したくなる。
 それにしても今日の晴れ渡った青空は、また凄い。そう言うしかないほど、ここでも滅多にしか目にすることのない青い、吸い込まれるような深い空だ。光の加減でだろうがいつにも増して、風景が立体的に見える。あの人なら、権兵衛山の落葉松やダケカンバの木々をきっと、一本いっぽん丹念に描こうとするだろう。

 うっかりしていて、というか草刈に夢中になっていて、昼飯を食べるのを忘れてしまった。昼になったので、牧場の調査に来ていた家畜保健の二人の職員をマナスル山荘まで案内して、ここへ戻ってこのブログを5行ほど書いた。で、その後何か思い付いたか何かしたのだろうが、それからまたすぐ仕事を始めてしまったようだ。
 別段ここで、いかによく働くかを吹聴したいわけではない。しかしこのごろ、こういうことが時々ある。年を取った分、せっかちになって、思い立ったら突っ走ってしまい、後になって気が付くという始末。
 先日の開山祭のあと、組合長からわざわざ冗談めかして「あまり野生化しないように」などと言われたばかりだが、それとこのせっかちな傾向は、自分でも気が付いているだけに厄介で、いささか憂鬱になる。
 それほど空腹感はないが、今夜は何か美味い物を腹の中に放り込んでやりたい。いや、それよりもまず熱燗とビールか。

 夕暮れになって、さらに青空に凄みが感じられるようになった。明日も好天が続くようで助かる。昨夜、火星が最も地球に近付いたそうだが、今夜だってここからなら、火星はもちろん、素晴らしい星空を眺めることができるだろう。
 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。

 
 
 
コメント
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