入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「春」 (32)

2017年05月04日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など



                                              Photo by Ume氏(2枚とも)


 昨夜は上に泊まった。目覚めてすぐ、大沢山の牧区へ行ったら、薄曇りの空にアルプスの山並みが視界いっぱいに広がって見えていた。朝日の微妙な加減で穂高や槍に薄い陰影ができ、見慣れたはずの眺めなのにその素晴らしさに息を呑んだ。ここからの眺めは、すでに何度となく書いてきた。もはや、形容する言葉が見つからないが、陳腐な表現であっても、きょうの山の姿にこそ使うべきだったと、そう思うほど感動した。

 静かな連休が続いている。テイ沢から来たのだろう、時折登山者が通り過ぎていく。怪しげな案内板と呼ばれている「引き返してはもったいない」につられて未知の沢をあえて来てみたたという夫婦が立ち寄った。とても良かったと言われると、丸太橋の架け替えに苦労した日々が懐かしく、肩に加わった丸太の重み、痛みまでが甦る。9か所のうち7か所の丸太橋が完成して間もなく、大雨で流れてしまったこともあった。TDS君を始め、いろいろな人が協力してくれてできたことだ。もう少し手を加えたい箇所もあるが、今はそっちのことまで手が回らない。
 現在野営場には6組の家族や夫婦、友人たちが来ている。まだ余裕はいくらでもあるが、このくらいの方が滞在者からすれば広い場所を独占でき、いい雰囲気の中で、気持のよい時を過ごすことができる。喜ばれている。露天風呂も好評。
 
 昨日は折角たくさんの人が「独り言」を読んでくれようとしたのに、投稿できなかった。原因はPC、もしくは新調して間もないルーター。血圧が上がるのでこの件はこれだけにしておきたい。
 OSDさん、早速一筆していただき、ありがとうございました。また立ち寄ってくだされば喜んで、〝正しい入笠″をもっとご紹介致します。
 映画やCM撮影の話も加わり、いつもより少々多忙。

 5月の大型連休、小屋もキャンプ場もまだまだ余裕があります。お出掛けください。とりあえず、カテゴリー別「H28年度の営業案内」「続H28年度の営業案内」を参考にしてください 

 

コメント
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