入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「春」 (39)

2017年05月11日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 薄日が射したかなと思えばまた陰ってしまう。気温も上がらず、昼の時点で12度だった。それでも季節は確実に進んでいるようで、芝平では今朝、純白のヤマナシの花が咲いているのを目にしたし、牧場内でもヤマザクラの中には根っこの近くへ行ってドンと強く足踏みでもしてやれば、今にも花を開きそうな木を、初の沢の近くや第2検査場で見かけた。権兵衛山や周辺の落葉松の葉の色も、茶に黄緑が大分混ざってきて、遠目にはウグイス色に見える。
 連休が終わったばかりのせいか山は静かで、登山者の姿を目にしない。GW中の長野県内の山岳遭難は、9日付の毎日新聞長野県版では23件で、「前年比8件増」、「過去3番目に多く」とあり、死者も4人とあった。
 人の死はいろいろあるが、それにしても山の死は思いがけず、また呆気ない。本人にも、送り出した家族にもまさか、というくらい山では突然に死が襲ってくる。後になって、県警山岳安全対策課が原因を分析しているが、いつも似たような理由にもかかわらず事故はさっぱり減少しない。かつては衣類や装備の不足もよく指摘されたが、近年は滑落や雪崩が大方の事故の原因になっている。
 ということは、経験や能力の問題になるのか。それとも、この時期の3千メートル級の山は大変危険で、誰にでも、特に年配者には、死に至る事故は起こりうる、と構えて入山すべきなのか。
 入笠山の開山祭は今月の27日と、各地よりも大分遅い。

 赤羽さん、コメント拝読。種平小屋とも連絡を取りました。欲張り長丁場ですが、〝完成された登山″ではあります。また連絡します。

 いい季節になります、お出掛けください。営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。 
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