入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「春」 (43)

2017年05月17日 | 入笠牧場からの星空

入笠山、5月の天の川銀河、                                Photo by Toku氏

 こんな素晴らしい天体写真を送ってもらいながら、忙しい日々が続き掲載できなかったことをまず、Toku氏に詫びたい。氏がこの間の5月の連休、何か思いつめたような顔をしながら撮影場所を選び、睨むようにして天の川銀河にカメラを向けていたことは知っていた。その結果がこれとは、驚いた。お見事、見直した。しかも夜空の底、その中央に、管理人奴が入笠山より愛着を寄す権兵衛山を持ってくるとは、心憎いばかりでござった。Toku氏の実力、入笠牧場の実力。まだ2点あり、ご期待を乞う。

 一昨日は予定通り映画撮影が行われた。それだけならまだしも、大型の囲い罠に捕獲した鹿の殺処分も重なった。捕獲頭数は20頭だと思っていたら22頭で、2頭はすでに死んでいた。
 撮影の支援はクレーンを含む機材の搬入。それをいつものように軽トラで済ませると、次には鹿の解体が待っていた。鉄砲撃ちは2人来ただけで、それにしては撃つ方は順調だったようだが、その後の搬出、解体はたった3人でやるしかなかった。これは実にきつい。もも肉と背ロースを取るだけだが、これだけの頭数になると、大変な体力が要る。こう書いても分からないだろうが、撮影の機材搬入、搬出などとはとても比較にならない。まあ、梃子(てこ)が後から2名加わってくれ、助かった。
 昨日は、肥料散布。何の連絡もなく、たったの3名で来て手撒きだと。驚くやら、呆れるやら。午前中で中止した。午後はまた下から持ってきた礫を使って、作業道の整備。
 そして本日は、冬季凍結の影響の出た露天風呂の基礎工事と、据え付けに、露天風呂を寄贈してくれたS社の社員や作業員が来てくれた。昼には友人である社長のSD君も忙しい中、弁当を一人分余分に持って様子を見に来てくれた。これで、今年もまた檜風呂に浸かりながら、天の川や星空を眺めるという豪華な夜の準備が完了。魅惑の夜が待っている。

 O沢さん、いわざきさん、了解しました。待ってます。

 いい季節になります、お出掛けください。営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。 
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