干潟星雲 Photo by Toku氏
この星雲は、かんとさんも撮影対象にすることがあって、すでに何度か紹介している。メシアカタログでは8番,NGCでは6523番、発見されたのは1600年代とかなり古い。
今年2月、望遠鏡から名付けられたTRAPISTという星には、生命の存在が期待される複数の惑星があると発表され、結構人々の関心を集めた。距離は40光年とそれほど遠くなく、地上の観測網や、来年打ち上げられる望遠鏡によって、それらの惑星に生命の誕生に不可欠な水の存在が確認できたとすれば、「われわれはこの宇宙においてたった一人なのか」という、科学の最優先課題の疑問に対する「注目すべき第一歩になる」と言って、関係者は興奮していた。
存在すれば、それがどうしたというのだろう。40光年というけれど、もはや空想の世界ほどに遠い。そこで、何か生命の証になるようなものを発見できたとして、われわれの宇宙に対する認識がそれほど変わるのだろうか。あるのかないのか分からない神だとか、霊だとか、あの世だとかと同じように、宇宙についても想像力が燃料切れを起こしているようで、これ以上続けられない。オソマツ。
ヤマザクラが美しい。明日から暖かくなるそうだが、季節はこのまま止まってしまってもいいくらい、いまが最高。代搔きの終えたばかりの田にはツバメが飛び、夜はほろ酔い気分で風呂に浸かりカエルの声を聞く。朝な夕な、山はわらうばかり。
ここまで書いて投稿しようとしたらまた、「インターネットに接続していません」だと。頭にきて、ゴチャゴチャがあって、それからついにもう7時。
いい季節になります、お出掛けください。営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」と「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。