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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「秋」 (10)

2018年09月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 また権兵衛山の霧のことだが、昨日は伊那側から富士見側に流れていたのに、きょうは逆に富士見側からに変わったようだ。今朝ここに着いた時は15度しかなかった気温も昼には20度まで上がり、さっきまで時々だが青空も見えていた。

 昨夜、天の川銀河を中心にした星空が見えたと、先ほど帰っていった「湘南UBS」の人々の話だった。月の出が真夜中に近く、月齢も22,3のようだから、晴れてさえいれば煌めく銀河を存分に楽しむことができただろう。
 面白いもので、結構、星の写真や話題を取り上げているつもりだが、ここへやってくる天文愛好者はそれほど多くない。この独り言のカテゴリーには「入笠牧場からの星空」もあり、かんとさんの労作を始めとして、多くの天体写真を紹介しているが、それに影響されてここにやってくる人はあまりいない、少ない。しかし、山小屋やキャンプ場と同じでここ入笠牧場は、星空観測でも穴場的な所であって一向に構わないと思う。
 それで思い出したが、環境に関することを司るお役所が、どこかの高原を「日本一美しい星空」とか言っていると知って、首を傾げたくなった。過疎化に悩むあそこの住人たちには朗報だっただろうが、果たしてそれは本当に正しい評価なのだろうか。それですっかり気を良くして、多額の金が施設や観測機材に投入されるらしいが、そこで成功すれば、すぐに他が真似をする。いや、すでにしている。狭い日本、全国に似たような施設が多数出現したら、眉唾物の「日本一」のお墨付きが、いつまで惹句の効果を保てるだろうか。
 閉鎖が増えてる県内のスキー場のように、クマやタヌキを追い出して造成してみても、言われていたほどそれらが地域に貢献してくれたのかは疑問だ。有名だった別荘地でも、放置されたままの建物が目に付く昨今だというのに。
「観光」というとつい悲観的になるのは、まだ呟いていない理由も幾つかあるからで、それらはまた追々。

「海が荒れる(時化)前の荒食いはありますね」と、海老名出丸漁労長からの早速の通信でした。ありがとうございました。いまごろあの人は、相模湾の船上から釣り竿を振り回し、大ご機嫌だと思います。

「今はもう秋」です。小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。


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