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昼ごろから天気は「急速」に回復するはずだったが、なかなか予報の通りにはならない。きょうはキャンプの予約が入っている。また、朝から撮影の打ち合わせがあり、急いでキャンプ場の整備や風呂、トイレのことなどをその前に済ます。
今年はもう、CMや映画の撮影の話は来ないと思っていたが、予想外の展開になった。まあ、牛を相手にしているのが一番楽なのだが、牧場は今こんなだし、山小屋やキャンプ場以外のこうした仕事にもに応じていかざるを得ない。幸い、そうゆう要望に応えられるだけの自然の環境には恵まれている。ただし、だからといってこれを観光に生かすには簡単ではない。
いくら待っても、期待の青空は見えない。雨は止んだが、夕方になって霧が降りてきた。権兵衛山はいち早く雲の中に隠れてしまったままだ。ここから見える風景は寂しいが、久しぶりに人の声がする。今回の3連休、2組10名くらいの来場者がいる。きょうの写真のように、秋は次第に色彩を増やし、この季節らしい落ち着きを見せてくれるようになった。長い秋を望んでいると書いてはみたが、しかしまた例年のように、呆気なく過ぎていくのだろう。
驚いた、彼曰く8年ぶりくらいだというが、ドイツ人のAが来た。つい話し込んだ。きょうの独り言はここまでとして、山を下りることに。キャンプ場の各位は楽しい夜を。
秋風が旅に出ろと言ってませんか。小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。