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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「春」 (23)

2020年04月06日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 伊那谷にも、いつもよりか早い花の季節が来た。普段の年なら高遠の桜ばかりか各地が花で埋もれ、それを目当てにした多くの人で賑わいを見せるはずだが、今年はそうなりそうもない。伊那市は高遠城址公園や各地の桜祭りを中止したばかりでなく、同城址公園を含め幾つかの公園内への立ち入りをできなくした。大勢の花見客がやってくれば、伊那谷にも新型コロナウイルスが持ち込まれ感染が拡大するような事態を招きかねず、それを避けるために執った処置だと分かる。今年に限っては、遠方からの花見客は招かざる客になってしまった。
 この厄介なウイルスについてはこれだけ連日内外の感染者増加が伝えられ、都会では不要不急の外出は控えるようにと盛んに言われている。にもかかわらず、「全体では3人に1人、20代では2人に1人が『混雑』した場所に注意を払っていない」というある調査結果を、きょうの毎日新聞が報じていた。
 その悪しき例と思えるのが、感染する恐れの筆答に挙げられている都会のライブハウスとやらへわざわざ出掛け昨日、県内12人目の感染者になった40代の男。そうかと思えば、エイプリルフールに悪乗りし「当院からコロナウイルスの感染者が出ました」と、わざわざ病院の入り口に嘘の張り紙まで出した、信じられないようなそこら辺の医者。狭い離島の住民の迷惑も考えずに押し掛け、大騒ぎを繰り返す輩たち・・・。
 ところで、ここらでもマスクはおろか消毒用石鹸すら店内から消えてしまっているのに、その割にテレビで都会の様子を見るとマスクをしている人が圧倒的に多い。あの人たちは、一体どうやってそれを手に入れることができたのだろう。そのうちに、国は5000万世帯に2枚づつマスクを送ってくれる計画のようだが、いくら少子化といっても2枚では、それを手にして茫然とする家族、就中大所帯、の姿が目に浮かぶ。
 そしてその費用を250億円と見積ったりして、一部で論議を呼んでいる。そこまではかからないにしても、折角の政府が考えた案は果たして、国民が干天の慈雨を喜ぶような結果になるのだろうか。

 さて、牧場の仕事が始まるまでに2週間、もう少し状況を見なければならないが、今年の山小屋やキャンプ場の営業については楽観していない。特に、月末から始まる連休、それについての話が不思議とあまりどこからも聞こえてこない。牧場経営の上では、やってもやらなくてもさほどの影響はないが、楽しみにしてくれている人たちがいるだけに悩む。

 本日もお粗末な独り言。constructive,「n」 がダブっていました。つい「ん」のクセが出たのかも。低頭。
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