入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「春」 (32)

2020年04月16日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 今テイ沢へ行けばこんな風景が待っているのだろうか。あるいは一昨日の降雪で、渓は雪に埋もれているのかも知れない。日当たりの良い場所は「年寄りの元気」と同じですぐに消えてしまっても、日陰はかなりの雪が残ると予想される。それに、どうも週末から来週にかけてあまり好天を期待できそうもなく、昨年は10日の雪だったが、今年はそれよりも遅く13日から14日で、昨年よりもさらに厳しい状況を覚悟しておいた方が良さそうだ。今年に限ったことではないが、伊那側は林道の大半が西側を走るから雪解けにも時間がかかる。

 現下の新型コロナウイルス拡大を防ぐため、富士見パノラマも営業を5月6日まで自粛するらしい。伊那側は林道の補修工事に加え、多分雪で車での通行ができなくなるから、そうなると大型連休中も山はいつになく静かになる。毎年、仕事始めの20日から連休に入る前の1週間が過ぎると、富士見側ほどではないが人の姿が目に付くようになり、静かな牧場の雰囲気も少しは影響を受ける。それが今年はまさに様変わりするだろう。前にも独り言ちたが、牧場の山小屋やキャンプ場はそれで受ける影響は大したことはないが、しかし、大型連休を当て込んでいた行楽地などは、その影響は甚大だろう。国の現金給付について、やれ30万円とか10万円とか、はたまた対象を絞ってとか全国民にとか、いろいろな議論があるようだが、そもそもそんな一時しのぎの金額で果たして間に合うのだろうか。気になるところだ。

 きょうも入笠牧場とはあまり関係のない話題になってしまったが、今回の災厄があぶり出した行政府の諸々の対応策のについては、COVID-19の拡散と同じく関心を持たざるを得ない。世界で最も猛威に苦しむアメリカだが、WHOへの拠出金停止という挙に出て、それをあの大富豪が非難している。ついでながら、そのWHOはマスクで感染被害を防止できるかには相変わらず懐疑的だ。ドイツは都市封鎖などの対策を少しづつ緩やかにしていくらしい。またアジアは、国境を越えて経済の行方を心配する声が上がるなど、かように国によって状況も、対応も様々だ。

 大型連休が終わったら、長野県内は感染者数が一挙に増大した、ということにならないことを祈る。

 本日もお粗末な独り言。    

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