
きょうの「毎日新聞 長野県版」によれば、「北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉の5都道県との往来を31日まで引き続き自粛するよう県民に要請した」とある。最近感染者数に変化はないから、県民に要請するより、県外の人々に観光目的など不要不急の目的での来県を控えるようお願いするのが筋だし、本音だと思うが、それをあからさまに言えないのが苦しいところだろう。山小屋に関しては「休業の協力依頼」を続けていくとある。
緊急事態宣言は解除されたとはいえ、国よりか、都道府の首長の対応の方が評価され、長野県も独自の方針を打ち出さざるを得なかったということかも知れないが、観光業界はこれまでずっと自粛を迫られてきた。事業者の中には相当追い詰められている人もいるだろうから、ここは難しいところだと思う。
詳しいことはもちろん分からないが、感染力は感染して3日か4日で消滅するという話をあるTV番組で耳にはさんだ。であれば、県内にいて、県人と接触している限り、もう感染の恐れはないということになりはしまいか、先述したように新しい感染者はそのくらいの間出ていないのだから。
ただし、やって来る県外の人たちを、では排除できるのか、となればそれはできまい。できないが、いつものように笑顔で(そのつもり)、喜んで迎えて良いかは悩ましいところである。
――突然ながら、これはJA上伊那としての窮余の判断であるが、きょう、山小屋とキャンプ場の営業を7月末日まで引き続き自粛することが決まった。これも、ワクチンが開発されてない現状から、新型コロナウイルスに対する一つの見識であると言いたいが、万が一ここで集団感染でも発生した場合、最低でも東部支所は営業を休止しなければならなくなる。当然、そんな危険を犯してまで小屋やキャンプ場を開けることはないとして、納得するしかなかった。
すでに仮予約を受けている人たちがいる。ここで、本日決定されたことが伝わればよいが、そうでない場合も考えられる。一組は先方から再度確認の連絡が入ることになっていて、他はこちらから連絡ができるようになっている。こうした場合にどうすべきかも考えてあるので、問題の無いようにしたい。
赤羽んさん、通信多謝、まだ独身で頑張っているのですね。料理は好きのようだから、いつか、ここでも腕を奮ってください。本日はこの辺で。