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Photo by Ume氏
今年は倒木の"当たり年”で苦労し、今もそれが続いている。もう一つ、山桜も例年にないほどよく咲いた。これまた当たり年だろうか。まだ、ここら辺りの白樺やダケカンバの若葉が生えだすには少々早いから、桃色の花が控え目な主張をあそこの谷、こちらの森でと、よく見せてくれている。
新型コロナウイルスのせいで山は静かだ。たまに、通行止めを無視して魚釣りに来る車を目にするものの、それなどは極めて例外で、多くの人は国や県などの要請を受けて、出歩くことをしないようにしている。ここまで日本人が単なる要請を守るとは思わなかった。
そういう雰囲気の中で、花はよく咲いた。
きょうもテイ沢へ行き、流れの中に倒れ込んでいた1本のモミの木が前から気になっていたので処理することにした。
かなりの重労働の後、一休みして改めて周囲を見れば、もう自然と同化したような古い倒木がたくさん目に付いた。すぐ手前のよどみの中に倒れ込んだままの白樺は、丸太橋を架け替えようとしたころのものだから10年になるかならないぐらいだろうが、大半は10年どころかもっと、もっと古い、苔むした大木ばかりである。
倒木を放置しておいても、いつかは朽ちて、自然に埋没し、渓の景観を損ねないようになるとは分かっていても、そのことを承知の上で、時間を見付けては出掛けていく。これまでもそうして来た。人が訪れることを前提として始めた以上、取り敢えずは手に届く範囲のことはしておきたい。それだけで精一杯で、多分もう、あの渓のことを長い時間の中で考える余裕などはないだろう。
昨日のタラの芽は予定通り天婦羅にして、一人でなくTDS君と一緒の、美味い酒の肴になってくれた。もちろん、天婦羅も素材が里の物とは違うだけに美味、大満足した。
T田さん、折角送ってくださったのに、取り込めないままです。本当にすいません。F破さん通信拝読、実り多き第2の人生にしてください。家に帰ってから、ゆっくりと拝見します。柄ではないですが、堀は結構読みました。番長、気に掛けてくれていて有難いです。いくらでもありますから、クク。
本日はこの辺で。