
もうお馴染みの風景ながら、遅い若葉がようやく
今朝北門に入ると、ヤマナシの白い花が目に飛び込んでくる。昨日はそんなことはなかったはずだが。一度勢いがつくと、多少の気温差などに戸惑うことなく咲き始めるのか、野の花は。
大型の囲い罠のゲートが落ちている。正確な鹿の捕獲頭数を確認するのに手間取るも、どうやら6頭のようだ。明後日は牛が来るから、明日の処分ということか。それにしても、明日、明後日と天気は期待できそうにない。

この静かな森を今後どうやって守るか
小黒川に入渓した釣り人の話だと、鹿の死骸が今年は目立つという。ここ近年にない大雪のせいだろうと話したが、温暖化がここまで進まず、したがって雪もそこそこ降って、自然の力が鹿の個体数を調整したほうが、鹿にとっては好ましいことなのか否か・・・答えのないことをつい考える。
温暖化も森の変化も、みんなわれわれ人のやったことで、その結果、鹿は確かに増えた。しかしそのうちまた、どっかへ行ってしまうような気がする。いままでとは逆に、繁殖を抑制することが種を守ることになるのだと、鹿がやさしい森の精から教えてもらって。

まだ「ピンク色の川が流れ出す」には少し早い
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては6月2日のブログをご覧ください。