ウムー、左から2頭目がジャージー子だが、これでは分からない。まだ入牧したばかりのため、警戒心が強い。
これもダメ。
午前4時。気温12度C。昨夜は毛布1枚を掛け、電気の入っていない炬燵に潜って寝たら、夜中寒くて目が覚めた。鳥の声で目を覚ますつもりが、その予定がすっかり狂った。
今日は一度下る。そのために、布団も敷かずに寝たのだが、里の村人足があり、今回は出不足金を払って済ますことができない。これが田舎暮らし、村落共同体の中に身を置く厄介なしがらみ、いや美風だということにしておこう。
このブログも今日で4年目に入る。他愛ないことばかりをあれこれと書いて、それで一体どうだったのか、と。もしそう問われたら、お蔭様でブログの読者もぼちぼちここへ足を運んでくれるようになりました、とお答えしたい。多少の努力は報われつつあると感じ、喜んでいるいます、とも。その点で、本ブログの立ち上げを可能にしてくれた「海のおうち山のおうち」夫妻には、今も最大の恩義を感じている。その他、PCのことなど何も分からない者に、たくさんの人が応援してくれた。ナカバシ君はそのために、東京から10何年ぶりに会いに来てくれた。
そんなこんなで、何もない素朴な牧場のキャンプ場や時代遅れの山小屋にも、少しづつだが変化の兆しを感じている。昨日は、テイ沢を来た人たちがかなり目に付いた。そういう人の中にはここにキャンプ場があることを知り、やって来てくる人もいた。下ではS君がここに、露天風呂を作ろうと奔走してくれている。鏡筒が届けば、ささやかな星の観望会もできる。
ただ、ここの最大の魅力は静けさだと思う。その自然環境と、牛が主役でいられる牧場がいつまで続いてくれるだろうか・・・。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。