★冬期講習-3
11月の日曜日も最後となり今年もあと1か月となりました。岐阜市の中学受験までは40日ほど、センター試験も50日ほどです。勿論高校入試は100日ほどになりました。従って今ここで受験生に集団塾と個別指導の比較をしても意味がありません。意味がないというよりか今のままでということです。ですから今日は受験生以外の冬期講習についてお話をしていきたいと思います。敢えて言えば講習後集団塾に行くのかそれとも個別指導がいいのか選択することに不安と戸惑いを感じている方を中心にお話をしたいと思います。
冬期講習につきましては http://mm-homepage.com/dozan/ に書いてありますので読んでみてください。
凡そ決める大方の理由は岐阜新聞はじめネットやお子さんの性格的なことや成績に対する意欲的な塾、費用等・・・。友人が行っているということも一つの選択肢かもしれません。ここでは集団塾がいいのか個別指導がいいのかという比較論になってしまいますが角度を変えて思い切って個別指導塾の欠点を書いてみたいと思います。ついに錯乱したかと思われるかもしれませんが今や時代は個別指導一色です。集団塾も個別指導に参加をして将に何をもって比較検討したらいいのかということではないでしょうか。
基本的に私は個別指導を始めてから約20年になりますが主な欠点は以下のようなものです。
①授業料が高い
②過剰な面倒見
③ライバルがいない
④講師の質
⑤まったりとした緊張感のなさ
⑥声を発するので笑い声などが聞こえうるさい
⑦学年が統一できない
⑧5科目ができない
⑨巡回が遅い
⑩講師の先生がいつも違う
一方集団塾の場合はどうでしょうか。
①講師の方の話で躓いたらもう先に進めない
②主導権は講師の先生でその日のペース配分が決まっている
③気に入らない先生の交替ができない
④入塾テストがあって頭を揃えて成績順に席を決められる
⑤成績上位の子供を優遇する傾向が強い
⑥クラス分けをしているが(一クラスでは話にならない)科目によっては出来不出来があるので分かる科目と分からない科目の差が激しくなる
⑦質問がしにくい
⑧オール4以上の生徒は理解ができるが内申5科目で20以下は難しい
⑨学校の延長でノートの工夫などは指導してもらえない
⑩一コマの時間帯は50分授業で非常に費用的に安く表示している
簡単に書いてもこのようにいくらでも出てきます。しかし、ここでは個別指導について専門的にお話を進めていこうと思います。ただ集団塾のデメリットを10も書き出しましたが集団塾にもいい点はたくさんあります。しかし、今回はその部分は隣に置いておいて個別についてのお話を進めていこうと思います。
個別指導は上記①から⑩までのデメリットを書きましたがほとんどの個別指導の塾はこのようなことが日常茶飯事になっているかと思います。そうでない塾もあるかもしれませんが生徒のご父兄の方がご心配されている点はこの上記のようなことではないでしょうか。
私は20年前に個別指導を始めた時にこのことに頭を悩まして解決する方法を生徒のアンケートを含めて日々考えたものです。
結論から言いましょう。集団か個別かは生徒の性格もありますが個別には『甘えの構造』があります。この考えを一掃していく必要があります。それがこれからの個別指導の未来の形になっていくかと私自身は考えています。それでは⑩のデメリットをどう対策を取っているのかお話をしたいと思います。ただ明光義塾全ての教室がそうではありませんのであくまで長良教室&芥見教室に関してでありますので誤解のないようにしてください。
①授業料は基本的に小学生、高校生以外の中学生は週1回はありません。これは月謝が個別は月謝が高いということで土曜講座の様に補習授業をしているからです。通常の授業とほとんど変わりません。ですからコスト的には土曜講座で週4回、週5回となりますのでコストはかなり下がります。おそらく集団塾より安くついていると思います。問題は補習の形態がどのようなものか心配な方は土曜日に教室にお子様とおいでください。見るが早いです。
②過剰に教え込みますと依頼心があって自立できません。お子様の答えの導きが途中で間違いだとしても注意は致しません。考える力は個々から発揮します。教えられたものは忘れます。考えて出来たものは力となります。これは「復習ノート」などを検討し自分の解答を導いた過程を消さずに残させます。ですからあまりべたべたのような指導は致していません。
③ライバルは自分の学校の生徒であれ他校の生徒であれできます。それは教室長に問題があります。つまり私どもは「志望校判定模試」を中学1年生からしていますが教室の演出に問題があります。これは経験とテクニックが必要になります。
④講師は学生、社会人の方を中心に動いています。学生は医大生や難関大学の学生、また元教職経験者にお願いしています。集団塾の場合生徒はクラスに10人から20人ぐらいでしょうか。これは経験者でなければできません。学生では出来ないです。全員のモチベーションを上げるのは経験がいるのです。ですから学生が指導している集団塾があればそれは言うまでもありません。しかし、個別の場合は対象は2人から3人ですので問題はありません。
⑤緊張感は油断をするとすぐに疲れて寝てしまうような子供が出てきます。緩みは集団にしろ個別にしろ最大の敵です。芥見教室ではテストをすべて半分の時間でしてしまうようにしています。確認テストの様や単語テスト、計算トレーニングは通常20分になっていますが芥見では10分で全て終わらせます。これは集中力とスピードをつけるためです。従って志望校判定模試も通常50分のテスト時間ですが45分で終わりにしています。私の狙いは此処に視点を置いています。
⑥笑い声は全面禁止です。もしも講師の方でも大きく笑うと私は叱ります。勿論生徒も同じです。声が浮くのです。日頃から気を付けていないとこうなります。
⑦学年が統一できないということは集団の様に横の関係ばかりということではないということです。そのために長良教室&芥見教室では中学生と高校生の教室は全て別教室になっています。どうしても高校生に時間がかかるとすれば他の生徒に指導する順番が遅くなってしまうのです。ですから能力的に高校生は医学部の講師が中心になって、あるいはセンター90%の難関大学生を中心に回しています。科目は他塾は英語・数学がほとんどですが私どもは全科目対象にしています。物理・生物-科学・現文・古文・漢文や世界史・日本史・地理・現社など科目変更をすれば何でも構わないです。2020年には7科目30教科になっていくそうですからそうなりますと英語・数学だけで高校生を指導しているとは言えなくなってきます。そういうことも予測してもうすでに6・7年前から対応の準備をしてきました。
⑧5科目は土曜講座を含めますと完璧にできます。一般的には5科目対応のはずです。実質5科目するには費用がかなりかかります。私どものは週1回90分は1科目です。全科目する方も見えれば数学だけ週2回+土曜講座でC・Dの週4回全て数学をして岐阜大学医学部に入られた方も見えます。5科目対応はどこでもやっているでしょうが私ども長良教室&芥見教室は週1回1科目で完全5科目実施です
⑨巡回が遅いということがありますが私どもでは5分ルールがあります。5分で次の生徒に移動を致します。これは個別の指導力が必要になりますが極力シンプルに的確に生徒の躓きを見つけてあげる必要があります。ですから遅いということはありません。そのために講習の後に毎回アンケートを実施させていただいています。
⑩講師の先生は基本的には固定制にしています。しかし、完全ということではありませんができるだけ固定にしています。そしてよく分からない場合はアンケートに記載していただければ変更をすることも可能ですしダイレクトにご父兄からのお電話でも対応をしています。
以上それぞれに問題はありますがないものねだりをしても仕方がないですので最善を尽くすにはどうすればいいのかを考え新しい個別の道を生徒と共に探求しています。まだまだ長良教室&芥見教室は進化していきます。
<今日の言葉>
『自分が苦しい時は、ライバルもまた苦しいのです。そう思うと、いたずらに苦しんで走ることの無意味さが分かります。自然のまま、静かに走ることで、闘志の燃焼をさらに深められるようになったのです』
瀬古利彦
<今週のYouTube>
森田童子の『孤立無援の唄』を選びました。青春時代が懐かしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-d4MEvkJ9cw
冬期講習生募集中!<どこからでも入れます>
センター対策実施中!
無料体験実施中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170