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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

四十年ほども昔・界隈 3 “ユーミン・11人いる!”

2014-01-20 | _きく__

子どもが生まれることになり
町に降り立つと そこにはなんと多くの
妊婦、ベビーカー、それらの人々が躓いてしまいそうな 段差やがたつきの多い道…、
今まで 気に止まっていなかったことが 降るように目の前に現れ出た。
そこに静かにあったものが いきなりピント合わせて 目の前に湧き上がる、そんな瞬間。
“11人いる!”って そんな感じ?(なんか 説明になってない、ような。。。)

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四十年ほども昔、むかしぃ、と 手ぇ振り 鈴振り 歩いていると
ユーミンも 40年 と 気が付いた。
「も」ってあなた、主従?逆転の極みでありまするが 散歩は続いていくのです。

♪ やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージ
♪ 青いとばりが 道の果てに続いてる 悲しい夜は 私をとなりに乗せて
♪ 光る風 草の波間を かけぬける わたしが見える

三つ選んで 先に進まない。

 

 

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宮!

2014-01-20 | _よむ__

「金色夜叉」 新潮文庫版 1969/11 の目次は
前編/中編/後編/続金色夜叉/続続金色夜叉/新続金色夜叉
と なっている。

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十代の私が「読んだ。」としたのは
前中後編止まり だったのではないか。

愚かなる宮
頑ななる貫一 を追って、 はー 読み終わった。
未完の 明治文学を代表する一大ロマンは
未完がゆえに 突然終わっている。
熱海の海岸で発した 宮の言葉に
その人生途上での「ゆらぎ」を 21世紀の私は バシリと感じてしまった。

巻末注解によれば
明治三十五年の日本の総人口は 約四千五百万人。
そのひとりとひとりである
愚かなる宮の「ゆらぎ」すらもともに抱きしめ
頑ななる貫一の差し込むようなアイスなる熱情に切なくなりながら
ページを進めていると突然に
次ページは 「注解」のページとなっていた。

尾崎さーん、紅葉さーん、切ないよー。。。

 

 

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