Girls,grow up with books! って 副題にある、
「少女は本を読んで大人になる」を読んだ。
2013年5月から2014年5月まで、10回にわたって開催された読書会の記録。
女子だらけと書いてしまいそうだが、高村光太郎や伊丹十三の名も。
それぞれとりあげられた作品が 「智恵子抄」 * 、「女たちよ!」。
女子世界方面と書いてもいいでせうか。
「風と共に去りぬ」。
新訳が複数出ている、と知り 読んでみようかとそぞろ歩き中に この本に出会った。
「風と共に去りぬ」新訳の一方の担い手、鴻巣友季子さんが
10回読書会の方の 「エミリー・ブロンテ『嵐が丘』」の回のゲスト(と言う呼び方らしい)なのであった。
“「嵐が丘」からあっさり乗り換えて、畔柳和代訳「小公女」読み始める。”になっちゃっていたけれど
やはり面白そうではありゃあせんか、「嵐が丘」(。。。周吉の妻めざすも、似とるんかのう(・o・)。)。
「風」も気になり「嵐」も気になり、そこらじゅうで 気持ちぐるぐる。
(今に始まったことではないが。。。)
*
「智恵子抄」の回のゲストは 末盛千枝子さん。彼女の名付け親は、高村光太郎。
千枝子さんは、語る。
「命名 舟越千枝子 高村光太郎」という半紙がどこかにあったはずだと言われていました。
でもそれは、疎開か何かで失われたのだと思います。