“さて、レッシング。…2人とも演劇大学生であるし、ここドイツ語講座だし、Gotthold Ephraim の方なんだろうけれど、Doris May という人も出てきて… ”
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“本は進まなかった。映画ならどうだろう。借りることにした。「夕映えの道」…”
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ここで言っている「本」は Doris May氏方面でした。Gotthold Ephraim氏方面もやはり気になって
今 手にしているのは、「エミーリア・ガロッティ」 * 。
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読了。!!
なんと言うか、感情の沸騰。沸騰、沸騰に次ぐ沸騰><。スゴイ。
読んだ本の解説に
「2001年9月、ミヒャエル・タールハイマー演出『エミーリア・ガロッティ』ベルリンのドイツ劇場(ドイツ座?)で上演。センセーショナルな成功収める。」といった内容のことが紹介されていた。
タールハイマー版では、原作が大胆に削られているという。
見てない者がそれこそ大胆に想像してみれば、この純潔をめぐる悲劇が
1772→2001という 200年+αの時を超え、いかような悲劇へと変じていっているか―
“センセーショナルな成功”を呼んだことが 勝手にわかったような気になるのだった。
*
森鴎外は 「折薔薇」 と訳した。
「薔薇の花が一つ、手折られました、嵐が花を散らすまえに」 田邊玲子訳
鴎外訳
「風のちらさぬそのうちに、…」