問題設定

これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

Thank you for being my friend.

2015-07-20 | _よむ__

「つるとはな」 第2号 を求めた。

創刊号から続く特集、須賀敦子からの手紙。今回は 後篇 1984~1997。
友人のスマ(須磨子)&ジョエル・コーン夫妻の手元に残っていた、55通の手紙。
前後篇に分かれて数通が 実物の写真版とともに紹介されている。
前の方のページに 記事としては独立した別タイトルながら
「究極の茶こし」(スティーブ・ハリソン考案51,840円!)というものも紹介されていて
まるで須賀さんの書く文字たちがその茶こしを通ってキラキラと舞い下りてきたようにも思えてしまう、
(美しくもキッチリ仕事をしそうなのです、その茶こし。)工芸品のような手紙やはがきたち。
“初めて見る須賀敦子の筆跡は ころんとやわらかく、
どうしてだか 「のだめ の まあるい音の粒」 という言葉を思い出させた。”
前回の感想もそのまま浮かび上がり、
おっと
「藤原真理 からだも楽器の一部なんです」なんて記事もあるし
中に「バッハ無伴奏チェロ組曲」、チェロの旧約聖書と呼ばれている名曲だ。と書かれていれば
家族に「うちに(CD)あるかな?」と聞き 出てきたのが カザルス。
肩書には「チェロの神様!カザルスの永遠の金字塔。」。
そういうものかと聞きながら 真理さんの心身の調律の様子を読んでいたら
「野口体操からだに貞く」を思い出し
どっかに書いたような記憶がと遡ると
猫背についてのところだった。(2008-06-19)
“一旦丸くなると いったいどうやって背筋通していたのか、分からなくなる。猫か。”
とは そんな前まで戻ってしまっているってことなのかな。

と どこまで続く連想ぞ、の もう梅雨は明けたのではないか、の日。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

Thank you for being my friend.

須賀さんの病室を訪ねた時に
帰り際 ジョエルさんがそう聞いたと思う、須賀さんからの言葉。
(聞き直すことはできなかった。)
ジョエルさん(あるいは スマさん)がそう訳したのか、
この雑誌(ムック)の編集者がそう訳したのか、
括弧の中に次のような訳文が続いていた。

友だちでいてくれてありがとう

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする