問題設定

これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「ユルスナールの靴」17年くらい遅れ 2

2014-01-11 | _よむ__

なにかの大会で 
この学校にいったことがあった。
大会の内容は すっかり忘れてしまったが
この学校の
坂道
優雅なトイレ を
時々 ぼんやり思い出す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学生運動が燃えひろがった1968年前後の数年間を、ミラノにいた私はおそいハシ
カをわずらった病人みたいに若い人たちの波に乗り、彼らとともに流された。 112ページ

自己をたえず言語で表現しようとすることがそのまま生きる証左でもある作家にとっ
て、自国語を話す機会もなく、またこれを聞くことができない空間に生きることが、二
重の孤独を意味するのは容易に理解できる。 132ページ

…そして、なによりも、私生
児を生んで兄の世話になっている彼女に、たましいの高さで話しかけてくれた人間は、
シモンをおいて他になかった。 224ページ

ことばで生きるものにとって、それによって生かされていることばが、身のまわりに
聞こえないところで死ぬのが、なによりも淋しいのではないかと、考えたことがある。 252ページ

(読了できていた。)
「ユルスナールの…」は、ネ。
「マルテの手記」が残っていた。
それって 順番違うんちゃう?
時間がないんだ、青春は! 時間がないんだ、中年も!
すっ飛ばしているもんですから
途中 ノンフィクションにたましい持ってかれたりしてるもんですから
順番の反古くらい やすやすと乗り越えて?読んでいる。
17年くらい、を読み止しとする どんな基準なんだ、の中
抜き書きと
坂道/優雅なトイレ の記憶(時も地も違えど)を手に。。。


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんだか元気よく

2014-01-11 | _ナツオワ・ラヂオ_

「精神」とか「たましい」とか
「ユルスナールの…」(読了できていた。)にかかりきりになっていたせいか
手に入れることができたノンフィクションを読み進むうちに
身動きが取れなくなった。
「事実などないのだ」
事実などない。
あるいはないに等しい。
たたみかけられる言葉に 元気よく?参っている。
どんな幼き読み方なんだか、
書かれたものには流れがあって 言葉もその上での意味を連ねているのだろうに。。。
とにかく本を閉じて 一休み。
食事とお酒とお茶にフルーツ、深呼吸とさんまのバラエティ。
続きを広げて 読了。
案外、さんまに一番助けられた。さんちゃん アリガト。
眠りそびれているうちに “インタレスト”なんてふいに思い出し
「文学入門」真夜中にひっぱり出し 読めるはずもなく。
真冬の明日の朝、
暖房のスイッチを入れ
紅茶を用意し
いつもの私に戻っていたい。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3日 72時間

2014-01-09 | _気な・気な_

あれ?こんな放送時間もあるの と
慌てて録画しておいた 
ドキュメント72時間「巨大書店・活字の森の歩き方」。
再放送だったようだ。

巨大って どこのお店の事だろうと 再生してみると
懐かしいところが映っている。
たしかここで 
「とりあえず、ボレロ」を見たような。

もう少し思い出そうと調べてみると
忘れていることはたくさんあるようで
主役お二人のうち 
同時代のアイドルと同姓同名だったからか 今でも覚えている お一方なのに
もう お一方は
「ごちそうさん」の“ぬか床”だったなんて!

では
「とりあえず、ボレロ。」
「とりあえず、バイロン。」 と
掛け合ったり 合わさったり
ホールに 朗々と響き渡っていた あの声の主は
松本典子 と 吉行和子 だったわけか。。。

出演者名すら忘れていたのに
声だけが 
体の中に 
今も 
こだまする。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ユルスナールの靴」17年くらい遅れ 1

2014-01-07 | _よむ__

よい天気。
循環バスの停留所は駅よりすぐで
JRとのダイヤ乗継もスムーズなようだった。
海辺の町がみなそうなのかと思えてくる 眠っているような町並みを
循環バスはやってきて 私たち数人の待ち客を乗せ 発車した。
すぐに左折、「それでは ドナルド・キーンセンター柏崎 の反対方向だな。」
初めて乗ったバスに戸惑いながら 景色を眺めていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

時間がないぞ。
Festina lente!
いつものように
「スタンダードアトラス世界」、それともう2冊持とうと思ったのだが
「狭き門」は
家族1「あるような気もするがないような気がする。」(訳・探ス気ガシナイ。)
家族2「門前払いじゃー!」(訳・ンナ本、モッテル訳ャーナイ。)
で なし。(それにしても この頃他力本願だ。)
「マルテの手記」は
家族1「ほれ。そこにある。」 ということで
地図と文庫本1冊ずつ持って 出発である。

クリスマス休暇の「私たち」のベルギーへの旅、ブリュッセルからは海にむかって西へ行く旅。
地図を追っていくと
Gentは ゲントだったりヘントだったり。
何語発音によると どちらになるのだろう、
小さな違いをくすぐったく思いながら読み進んでいくうちに
柏崎の海を思い出したのだった。

海を見に来たのではない、キーンさんの書斎を見たい 中に入ってみたい、
循環バスはその名の通り ちゃんとセンター近くにゆきついた。
遠回りと言っても 15分ほどのバス旅。
海辺の公園を左手に のんびりゆったりとバスは進んだ。

「…私は、海が、それまで自分の中にあったどの海のイメージとも異なっているのに気づいた。」
似たような思いを 私もしていたのだな。
初めて泳いだ海は おだやかな けれどすぐに深くなる海だった。
私の海は あの海だ。

バス路線の右手を対向方向に 部活と思われる一群が走っている。
学校や大きな建物や そちらに目を取られているうちに海は見えなくなった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一番印象に残ったのは サカナクションでしたが…

2014-01-05 | _きく__

【紅白】綾瀬はるか、東北の復興願い涙の熱唱(ORICON STYLE) - goo ニュース

miwaちゃんの声は キリ・テ・カナワに似ている。
「却下。」の木槌がバンバンたたかれそうなので
「少し」とか 「どこか」とか ひっそり足しておこう。

♪ 季節のない街に生まれ
   風のない丘に育ち
知っていたような そうでないような曲。
どこまで聞いたことがあったのだろう。
はる なつ あき ふゆ 
四半世紀に ふと
ふと 心の準備なく振り返ると そこにあった、ということだ。
だから 今もってわからない。
立ち位置は そこ。 どうでしょう。

三が日過ぎて 何やってんだー、の世界ですが
紅白大編集が 進んでおりません。そんなこと。

 

 


  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨。

2014-01-01 | _気な・気な_

雨の大みそか。
あたたかく雨がふる。

紅白、
台所にいると TVの方から
八重司会者の泣き声が。
歌はすすみ 歌声はふえ。
♪ 笑いながら泣くような日々を 泣きながら笑うような日々を
の ほんの少しのタイムスリップ。
「あまちゃん」には 続きがあって
タクシーまで空を飛ぶ。
「E.T.」見たとき 映画館の中で
拍手起こってたよな、同じようなシーンで。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする