■前橋市で今年度末に完成予定の国道17号上武道路は、さながら「有毒スラグ街道」の異名をほしいままにしています。これに関連して、2016年10月20日、国土交通省高崎河川国道事務所が「工事中の盛り土から鉄鋼スラグに類似する不純物が見つかった」と発表しました。その後、この不純物はスラグと判明しましたが、なんと有毒スラグを撤去せずに工事を再開するという呆れ果てた動きを見せています。この有害スラグは、外部から佐藤建設工業に持ち込まれたフレコンパックから、ブラック佐藤建設工業が再び天然石にスラグを混ぜたに違いないと当会は睨んでいます。しかし、群馬県は、確証もないまま「このスラグは、渋川市の佐藤建設工業が自社の採石場(渋川市村上)から天然砕石を搬入する際、場内の道路に敷かれていたスラグが混入したとみられる」などとトンデモ発表をしました。
謎が多いこの上武道路スラグ混入事件について、いろんな情報が当会に寄せられています。まずはこの事件をおさらいしましょう。
○2016年11月23日:大同有毒スラグを斬る!・・・このフレコンパックの中身は、まさかスラグじゃないだろうな?の巻↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2174.html#readmore
↑ブラック佐藤建設工業の本社裏に隠されていたフレコンパック。中身は大同有害スラグのようだ。群馬県の調査の結果、掘削が指示された上でここに置かれているなら話はまだ分かるが、実際には群馬県の調査結果が発表される以前からここに置いてある。このフレコンパックからスラグを取り出して盛り土に混ぜ、全部混ぜ終わらないうちに、国土交通省に盛土中のスラグを現場で発見されてしまったと考えるのが妥当だ。もし役人様が採石場にあるフレコンパックを本社裏に移動させたのなら、不法投棄の事実の隠ぺい工作を群馬県も手助けしたことになるのでは?↑
○2016年12月13日:大同有毒スラグを斬る!・・・連日続くスラグ報道・前橋の上武道路・不純物は鉄鋼スラグ(その4)↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2187.html#readmore
**********2016年12月8日毎日新聞群馬版 PDF ⇒ 2016n12082.pdf
砕石場でスラグ混入か
渋川の業者、県に報告せず
前橋市日輪寺町の国道17号上武道路の工事現場で鉄鋼スラグが見つかった問題で、県は7日、このスラグは、渋川市の佐藤建設工業が自社の採石場(渋川市村上)から天然砕石を搬入する際、場内の道路に敷かれていたスラグが混入したとみられると発表した。
また、県の調査で、採石場のほか、同社の資材置き場(渋川市小野子)や本社駐車場(同)でもスラグが新たに確認されたという。県は2014年の立ち入り検査以降、保管するスラグを適正に処分するよう要請していたが、守られていなかった。採石場内の道路では10年ごろ、敷かれたとみられるが、会社側は県に報告していなかった。
県は、佐藤建設工業に対し、スラグを含む土砂や砕石304立方メートルを撤去させ、適正な処分と混入現場周辺での砕石採掘禁止を求めた。上武道路の工事現場での混入が意図的だったかどうかについては県は「会社側には聞いていない」という。
佐藤建設工業は大同特殊鋼渋川工場から排出されたスラグを巡る廃棄物処理法違反事件で県警に書類送検されている。【尾崎修二】
**********
■今回お伝えするのは、当会に情報提供のあったブラック佐藤建設工業の石合資材置き場の写真です。
情報提供していただいた市民のかたによれば、2016年11月3日の文化の日に、祭日を利用して草津温泉に遊びに行こうと渋川市小野子を通りかかったら、祭日にも関わらず、ブラック佐藤建設工業のスラグ運搬車がものすごい勢いで、しかも何十台も我が物顔で走り回っていたというのです。早速見ていきましょう。
場所はこちらです。↓↓
<script type="'text/javascript'" charset="'UTF-8'" src="'http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?zoom=16&lat=36.54418887649816&lon=138.96197108943346&cond=&pluginid=place&z=15&mode=map&active=true&layer=place&home=on&hlat=36.54152016886481&hlon=138.9618530716457&pointer=off&pan=off&ei=utf8&v=3&datum=wgs&width=480&height=360&device=pc&isleft='"></script>
↑まずはここに写っているのは、佐藤建設工業の石合バス停付近の資材置き場だ。通称「石合資材置場」と群馬県は呼んでいるんだとか。前方に黄色い重機と白いスラグ運搬車が見える。↑
↑カーブを曲がるとそこは不純物置き場だった!上の写真には11月3日文化の日、祝日にもかかわらずスラグ運搬車に茶色っぽい何かの資材を積み込んでいる様子が写っている。10月20日、国土交通省高崎河川工事事務所は建設中の上武道路から不純物が見つかったと発表したが、その調査が資材置き場まで及ぶのを察知しての隠ぺい工作なのではないか?↑
高崎河川工事事務所の発表はこちら。↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
■その後、国土交通省は“不純物はスラグ”と発表しましたが、スラグそのものの有毒性には触れず、スラグ入り盛り土を撤去することなく、工事を再開してしまいました。国土交通省はスラグそのものの毒を調査せず、盛り土とスラグを混合した状態で分析調査し、基準値を下回っているとしたのです。
3月完成予定の工期が迫っているため、担当官が出世に響かぬよう切羽詰まり、土とスラグは常温でも混ざる、などと国土交通省は故意に間違って判断してしまいました。エリートの国家公務員なのに学校で教わったことをなぜ否定するのでしょうか。逆に、“スラグ入り盛り土を使って何が悪い”などとふんぞり返っている?に違いありません。
関東地方整備局の発表はこちらをご覧ください。↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/takasaki_00000290.html
↑別アングルからの写真もある。悪いことをしているのか?2台の建設機械で切羽詰まって忙しく積み込んでいる様子がうかがえる。“騒ぎになる前に早く終わらせよう”とする雰囲気がビシビシと伝わってくるようだ。↑
相当ヤバい不純物がこの茶色い盛り土のようなものの中に含まれているのではないか?と、情報提供してくれた市民の方は、メールで訴えておられました。当会も同意見です。やむにやまれぬ事情で急いていなければ、2台もの建設機械を駆使してこのように忙しく積み込まないでしょう。運搬トラックも倍の台数が必要となってきますので、やはり急いで何かを隠したい意図が見て取れます。
↑情報を提供していただいた方が、資材置き場を後にし、草津方面に車を走らせると、左手の川の向こう岸に何やら、忙しく重機が動いているのが目に入ってきたのだとか。東吾妻町箱島の有毒スラグと天然石を混ぜていた元中央橋混合所だと思わる。↑
元中央橋混合所の場所はこちらです。↓↓
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↑今は佐藤建設工業の資材置き場に戻っている元中央橋混合所だ。市民のかたによると、吾妻川に架かる中央橋の上から撮影したのだとか。石合資材置場から積み込まれた謎の資材は、この元中央橋混合所の一番奥に隠すようにスラグ運搬車から撒けられたのだそうだ。黄色い重機も写真に写っている。謎の資材を隠すため、すぐに天然石で上から蓋をして、外部者から見えないように工作している?と思われる。↑
↑もう一枚、カメラをズームアップして撮影していただいた写真が送られたメールに添付されていた。なんと、黄色い重機は2台も作業していたことがわかる。手前の方が広くなっているのに、なぜ奥の方から隠すように置いてくるのか?目撃した市民のかたは疑問に思ったという。スラグ運搬車の右の重機は、まさに謎の資材を隠そうとしている?としか思えない。↑
↑写真を提供していただいた市民の方が、11月3日夕方に草津温泉から帰ってくると、通称「石合資材置場」はすっかり平らにきれいになっていて、ビックリしたとのこと。祭日に何台もの建設重機とスラグ運搬車を動かし、忙しく資材を動かすからには、よっぽどの訳があったのだろうと、提供いただいた情報は締めくくられていた。↑
■昨年末に何件かの情報が当会に寄せられています、第1弾は写真をご覧いただきましたが、資材置き場から資材置き場への資材の移動は、収入に結びつかない行為であると考えられます。平時の生産・営業活動とは異なり、何か理由があると考えられるのです。
「もしかしたら何らかの不純物が大量に隠されていて、慌てて別の場所に隠したのでは?」と思えてならないのです。石合資材置場の底の部分も不自然に天然石が据え付けられています。群馬県による土壌調査に備えて、いち早く1メートル程度掘削して天然石と入れ替えてしまった?とも考えられます。
片づける前の写真と見比べてみてください。運び出された資材は茶色く土のようであったのに、平らになった資材置場はガラガラの石ばかりとなっています。外から天然石を運び込んで平らに整地したのでしょうか?
■2014年4月に製造中止の指示が発出された大同特殊鋼由来の有害スラグですが、2016年10月になって建設中の前橋市内・上武道路からまたしても発見されました。
どうやら、天然石を採取する過程で作業用道路からスラグが盛り土に混入してしまったと行政側に結論付けられたようですが、製造中止から2年半余り経過しての混入ですので、信憑性が全くありません。
なぜなら、2014年4月から2016年10月にかけて20万立方メートルを超える盛り土を佐藤建設工業は上武道路に納入してきたのです。もっと早い段階で混入が起こっていたに違いありません。
また、群馬県廃棄物・リサイクル課は、有害スラグ混合砕石を全量適正処分するように大同特殊鋼や大同エコメット、そして佐藤建設工業に指示をしていたので、今更「採石場にスラグが落ちていた」などの言い訳は通用しません。
■今回情報提供いただいた一連の写真により、佐藤建設工業は何かを隠していることが判明しました。一旦きれいにした元・中央橋混合所にまたしても、何らかの不純物を隠した?かもしれないのです。
また、人目を忍んで、少しずつ盛り土などに混ぜて処分することを狙っている?のかもしれません。建設重機を駆使して不純物をストック場からストック場へ移動して隠ぺいすれば、恰好ばかりの廃棄物リサイクル課の調査では何もわからない事でしょう。
佐藤建設工業の天然石採取場や資材置場は不純物がゴロゴロしているのではないか、ということが疑われます。我々市民目線では、もはや、佐藤建設工業の建設資材は、不純物の混入が疑われる資材としか映りません。佐藤建設工業は廃棄物の許可を取り消される行政処分を受けましたが、許認可権限を持つお役人様に敢えて申し上げます。
佐藤建設工業に対して、天然石販売に係る許可まで取り消すよう強く求めます!
もう、不純物混入騒ぎは止めにしてもらいたいのです。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
謎が多いこの上武道路スラグ混入事件について、いろんな情報が当会に寄せられています。まずはこの事件をおさらいしましょう。
○2016年11月23日:大同有毒スラグを斬る!・・・このフレコンパックの中身は、まさかスラグじゃないだろうな?の巻↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2174.html#readmore
↑ブラック佐藤建設工業の本社裏に隠されていたフレコンパック。中身は大同有害スラグのようだ。群馬県の調査の結果、掘削が指示された上でここに置かれているなら話はまだ分かるが、実際には群馬県の調査結果が発表される以前からここに置いてある。このフレコンパックからスラグを取り出して盛り土に混ぜ、全部混ぜ終わらないうちに、国土交通省に盛土中のスラグを現場で発見されてしまったと考えるのが妥当だ。もし役人様が採石場にあるフレコンパックを本社裏に移動させたのなら、不法投棄の事実の隠ぺい工作を群馬県も手助けしたことになるのでは?↑
○2016年12月13日:大同有毒スラグを斬る!・・・連日続くスラグ報道・前橋の上武道路・不純物は鉄鋼スラグ(その4)↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2187.html#readmore
**********2016年12月8日毎日新聞群馬版 PDF ⇒ 2016n12082.pdf
砕石場でスラグ混入か
渋川の業者、県に報告せず
前橋市日輪寺町の国道17号上武道路の工事現場で鉄鋼スラグが見つかった問題で、県は7日、このスラグは、渋川市の佐藤建設工業が自社の採石場(渋川市村上)から天然砕石を搬入する際、場内の道路に敷かれていたスラグが混入したとみられると発表した。
また、県の調査で、採石場のほか、同社の資材置き場(渋川市小野子)や本社駐車場(同)でもスラグが新たに確認されたという。県は2014年の立ち入り検査以降、保管するスラグを適正に処分するよう要請していたが、守られていなかった。採石場内の道路では10年ごろ、敷かれたとみられるが、会社側は県に報告していなかった。
県は、佐藤建設工業に対し、スラグを含む土砂や砕石304立方メートルを撤去させ、適正な処分と混入現場周辺での砕石採掘禁止を求めた。上武道路の工事現場での混入が意図的だったかどうかについては県は「会社側には聞いていない」という。
佐藤建設工業は大同特殊鋼渋川工場から排出されたスラグを巡る廃棄物処理法違反事件で県警に書類送検されている。【尾崎修二】
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■今回お伝えするのは、当会に情報提供のあったブラック佐藤建設工業の石合資材置き場の写真です。
情報提供していただいた市民のかたによれば、2016年11月3日の文化の日に、祭日を利用して草津温泉に遊びに行こうと渋川市小野子を通りかかったら、祭日にも関わらず、ブラック佐藤建設工業のスラグ運搬車がものすごい勢いで、しかも何十台も我が物顔で走り回っていたというのです。早速見ていきましょう。
場所はこちらです。↓↓
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↑まずはここに写っているのは、佐藤建設工業の石合バス停付近の資材置き場だ。通称「石合資材置場」と群馬県は呼んでいるんだとか。前方に黄色い重機と白いスラグ運搬車が見える。↑
↑カーブを曲がるとそこは不純物置き場だった!上の写真には11月3日文化の日、祝日にもかかわらずスラグ運搬車に茶色っぽい何かの資材を積み込んでいる様子が写っている。10月20日、国土交通省高崎河川工事事務所は建設中の上武道路から不純物が見つかったと発表したが、その調査が資材置き場まで及ぶのを察知しての隠ぺい工作なのではないか?↑
高崎河川工事事務所の発表はこちら。↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/takasaki00530.html
■その後、国土交通省は“不純物はスラグ”と発表しましたが、スラグそのものの有毒性には触れず、スラグ入り盛り土を撤去することなく、工事を再開してしまいました。国土交通省はスラグそのものの毒を調査せず、盛り土とスラグを混合した状態で分析調査し、基準値を下回っているとしたのです。
3月完成予定の工期が迫っているため、担当官が出世に響かぬよう切羽詰まり、土とスラグは常温でも混ざる、などと国土交通省は故意に間違って判断してしまいました。エリートの国家公務員なのに学校で教わったことをなぜ否定するのでしょうか。逆に、“スラグ入り盛り土を使って何が悪い”などとふんぞり返っている?に違いありません。
関東地方整備局の発表はこちらをご覧ください。↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/takasaki_00000290.html
↑別アングルからの写真もある。悪いことをしているのか?2台の建設機械で切羽詰まって忙しく積み込んでいる様子がうかがえる。“騒ぎになる前に早く終わらせよう”とする雰囲気がビシビシと伝わってくるようだ。↑
相当ヤバい不純物がこの茶色い盛り土のようなものの中に含まれているのではないか?と、情報提供してくれた市民の方は、メールで訴えておられました。当会も同意見です。やむにやまれぬ事情で急いていなければ、2台もの建設機械を駆使してこのように忙しく積み込まないでしょう。運搬トラックも倍の台数が必要となってきますので、やはり急いで何かを隠したい意図が見て取れます。
↑情報を提供していただいた方が、資材置き場を後にし、草津方面に車を走らせると、左手の川の向こう岸に何やら、忙しく重機が動いているのが目に入ってきたのだとか。東吾妻町箱島の有毒スラグと天然石を混ぜていた元中央橋混合所だと思わる。↑
元中央橋混合所の場所はこちらです。↓↓
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↑今は佐藤建設工業の資材置き場に戻っている元中央橋混合所だ。市民のかたによると、吾妻川に架かる中央橋の上から撮影したのだとか。石合資材置場から積み込まれた謎の資材は、この元中央橋混合所の一番奥に隠すようにスラグ運搬車から撒けられたのだそうだ。黄色い重機も写真に写っている。謎の資材を隠すため、すぐに天然石で上から蓋をして、外部者から見えないように工作している?と思われる。↑
↑もう一枚、カメラをズームアップして撮影していただいた写真が送られたメールに添付されていた。なんと、黄色い重機は2台も作業していたことがわかる。手前の方が広くなっているのに、なぜ奥の方から隠すように置いてくるのか?目撃した市民のかたは疑問に思ったという。スラグ運搬車の右の重機は、まさに謎の資材を隠そうとしている?としか思えない。↑
↑写真を提供していただいた市民の方が、11月3日夕方に草津温泉から帰ってくると、通称「石合資材置場」はすっかり平らにきれいになっていて、ビックリしたとのこと。祭日に何台もの建設重機とスラグ運搬車を動かし、忙しく資材を動かすからには、よっぽどの訳があったのだろうと、提供いただいた情報は締めくくられていた。↑
■昨年末に何件かの情報が当会に寄せられています、第1弾は写真をご覧いただきましたが、資材置き場から資材置き場への資材の移動は、収入に結びつかない行為であると考えられます。平時の生産・営業活動とは異なり、何か理由があると考えられるのです。
「もしかしたら何らかの不純物が大量に隠されていて、慌てて別の場所に隠したのでは?」と思えてならないのです。石合資材置場の底の部分も不自然に天然石が据え付けられています。群馬県による土壌調査に備えて、いち早く1メートル程度掘削して天然石と入れ替えてしまった?とも考えられます。
片づける前の写真と見比べてみてください。運び出された資材は茶色く土のようであったのに、平らになった資材置場はガラガラの石ばかりとなっています。外から天然石を運び込んで平らに整地したのでしょうか?
■2014年4月に製造中止の指示が発出された大同特殊鋼由来の有害スラグですが、2016年10月になって建設中の前橋市内・上武道路からまたしても発見されました。
どうやら、天然石を採取する過程で作業用道路からスラグが盛り土に混入してしまったと行政側に結論付けられたようですが、製造中止から2年半余り経過しての混入ですので、信憑性が全くありません。
なぜなら、2014年4月から2016年10月にかけて20万立方メートルを超える盛り土を佐藤建設工業は上武道路に納入してきたのです。もっと早い段階で混入が起こっていたに違いありません。
また、群馬県廃棄物・リサイクル課は、有害スラグ混合砕石を全量適正処分するように大同特殊鋼や大同エコメット、そして佐藤建設工業に指示をしていたので、今更「採石場にスラグが落ちていた」などの言い訳は通用しません。
■今回情報提供いただいた一連の写真により、佐藤建設工業は何かを隠していることが判明しました。一旦きれいにした元・中央橋混合所にまたしても、何らかの不純物を隠した?かもしれないのです。
また、人目を忍んで、少しずつ盛り土などに混ぜて処分することを狙っている?のかもしれません。建設重機を駆使して不純物をストック場からストック場へ移動して隠ぺいすれば、恰好ばかりの廃棄物リサイクル課の調査では何もわからない事でしょう。
佐藤建設工業の天然石採取場や資材置場は不純物がゴロゴロしているのではないか、ということが疑われます。我々市民目線では、もはや、佐藤建設工業の建設資材は、不純物の混入が疑われる資材としか映りません。佐藤建設工業は廃棄物の許可を取り消される行政処分を受けましたが、許認可権限を持つお役人様に敢えて申し上げます。
佐藤建設工業に対して、天然石販売に係る許可まで取り消すよう強く求めます!
もう、不純物混入騒ぎは止めにしてもらいたいのです。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】