■公務員のズサンな勤怠管理で多額の血税が失われていることは各地の事例で明らかですが、不祥事件が多発する前橋市の場合、やはりきちんとした職員管理ができていないことが大きな要因の一つと思われます。そこで、当会では不倫相手の職員の時間外手当を不正に認めていた前橋市役所の実態について、5月2日に(水)午前11時に前橋市役所4階の秘書課を訪れて、前橋市長あてに報告書を文書で提出しました。この中で当会は「本件に関する貴殿からのご意見、ご感想をお聞かせいただければ幸甚です」と山本市長に、この件の見解を求めていましたが、1カ月を経過してもなんら返事がありません。そこで6月4日の午前9時15分ごろ当会の代表ら幹部3名が市役所4階秘書課を尋ねました。この問題の報道内容は次のブログをご覧ください。
〇2018年3月29日:再発防止になるの?…印章偽造の職員に減給10分の1(1か月間)の大甘処分を決めた前橋市↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2600.html
〇2018年5月3日:前橋市役所職員による勤務不正申告の実態について前橋市長に報告書を提出↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2628.html
↑前橋市役所4階秘書課。↑
前橋市に限らず、公務員の勤怠管理については、各地でズサンな事例が取りざたされており、まさに公務員天国の様相を呈していることは当会のブログでもいくつかの事例を紹介してきました。そうした中、2018年3月29日付の新聞朝刊各紙に「他人の印鑑を無断で押印した前橋市職員が懲戒処分」という記事が掲載されたのはまだ記憶に新しいことと思います。この事件では、当会に寄せられた情報をもとに、群馬県警に告発したことをきっかけに、明るみに出て、前橋市も動かざるを得ない状況に追い込まれたわけですが、報道のとおり当該職員は僅か減給10分の1、1カ月の懲戒処分を下されただけでした。しかし、当該職員の行状問題は、単なる印鑑無断使用よる公文書偽造、公印偽造及び不正使用等容疑に留まらず、勤務時間中の自らの勤怠不正申告のほか、不倫相手の勤怠不正管理という問題も孕んでいたことです。
そうした実態について、警戒を促し、再発防止の警鐘を鳴らすべく、当会では5月2日(水)引き続いて6月4日に前橋市役所4階の秘書課を訪れて、前橋市長のその後の本件に関するフォローの実態をヒアリングしようとしたものです。
今回は生憎、秘書室で市長に出くわせることはありませんでしたが、代わりに秘書課長が対応し、担当部署の職員課に連絡して頂いたところ、同課関係者が押っ取り刀で駆けつけました。
↑秘書課窓口付近のオープンスペースの壁にかかっている絵画。↑
当会との面談に来られた方々は、総務部の関谷仁部長と総務部職員課の高橋宏幸参事兼課長、および秘書課の片貝伸生課長です。
↑秘書課の窓口の向かい側にある応接室。↑
冒頭、職員課関係者に、5月2日付の当会の実態報告書について聞いてみたところ、内容は読んで知っているとのことでした。しかし残念ながら、「既になんからの対応をとった」という言葉は聞けませんでした。
当会からは当該職員が自らの勤怠簿の改ざんのほかに、部下の職員の不倫相手についても週末に休日出勤等をしたことにして勤怠簿の改ざんを行い、結果的に時間外手当を騙し取った行為となれば、これはしかるべき調査をして、厳然たる措置をとる必要があることを申し入れました。
また、そうした措置を仮に怠るようなことがあれば、住民監査請求を提起する用意があることも説明しました。
■また、この職員が起こしたとみられるセクハラ事件が先ごろ、地元のマスコミで話題となったことも、当然のことながら職員課関係者らとの面談において、取り上げられました。
こちらについては、一時休止していた山本龍市長の定例記者会見のYouTubeビデオ録画は、現在、編集を加えて、東京新聞記者の質問に対して、失言を放った場面をカットした上で、近日中に再度YouTubeに載せる方針であることが表明されました。
しかし、セクハラの実態については、依然として調査中とのことで、未だに具体的な処分の見通しについては職員課から語られませんでした。
■さらに当会では、前橋市職員の習得した財布から現金をネコババした前橋市職員の報道についても言及し、この他にも市民の間の情報として、市職員の分際でレクサスのような高級車を乗り回している者がいることを報告しました。
当会代表からは、これに関連して、安中市で23年前に安中市土地開発公社を舞台に発覚したヒラ職員タゴによる51億2000万円にのぼる巨額横領事件でも、発覚前に市役所の職員の間や一部市民の間で、タゴ及びその家族が外車を乗り回したり、1着80万円もする背広を着て出勤したり、地元の自治会の新年会に100万円もしそうな大島紬の和服で参加したりしていて、「市役所の七不思議」とささやかれていたエピソードを紹介しました。
そのうえで、そうした華美な暮らしぶりをうかがわせる職員については、不祥事が大規模になって取り返しがつかなくなる前に、全国トップクラスの市民納税者の税金滞納への厳しい取り立てのノウハウを駆使して直ちに調査すべきであることを申し入れました。
■職員課の幹部の皆さんは、見たところ神妙な顔つきで当会の報告説明に耳を傾けていましたが、実際にどこまで真剣にこのことの重大性を認識したかどうかは未知数です。その認識度をチェックするためにも定期的に山本市長に対して、市職員の不祥事撲滅に向けた迅速な措置を要請していくとともに、当会が喚起した諸問題に対してどのような対策が打ち出されるのかどうか、引き続き緊張感をもって注視してまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
※参考情報「職員の不祥事が多発しすぎの前橋市役所」
**********
2011年1月当時も職員による不祥事が相次いでいた前橋市では、不祥事を内部告発した職員に対して報奨を出す制度を始めました。
前橋市では、平成22年度、盗みで逮捕された職員1人が懲戒免職になったほか、10人が懲戒処分を受けるなど、不祥事が相次ぎました。これを受けて、市では外部の有識者による委員会を設けて不祥事の再発防止の検討を進めてきました。その結果、職員の行動指針を新たに作成し、この中で内部通報によって不祥事が明らかになり、未然に防止できた場合などに報奨を出すことができるとしました。報奨については、「今後、具体的に検討し、現金や金券などを想定している」ということでした。
これについて総務省公務員課では「全国の自治体でほとんど聞いたことがない」としたり、地方自治に詳しい群馬大学准教授は「報奨を出すことは密告の助長につながりかねず、特定の価値観に基づいて運用されるおそれもある。こうした制度の導入には十分な議論が必要だ」と指摘していました。
しかし、今から思えば、この制度をきちんと履行していたら、7年後の現在、これほど酷い状況にはなっていなかったと悔やまれます。
**********東京新聞2018年6月5日
セクハラ問題 共産・女性市議3人が要請書
前橋市長に「真相究明を」
前橋市の女性嘱託職員が管理職の男性から宴席で胸をもまれるなどのセクハラ被害を訴えている問題で、「直ちに真相究明し、誠意ある対応を求める」と題する山本龍市長宛ての要請書を市に提出した。
要請書は問題の調査が女性嘱託職員が今年に入って訴えてから時間がかかっている点を踏まえ、「人権や働く環境を守るため、速やかに毅然とした対応を取ること」と要求している。
この問題を巡り、山本市長が先月二十八日の定例記者会見で、女性嘱託職員の部署が特定される恐れがある発言をしたことも疑問視。「被害者を矢面に立たせないように配慮することは調査の最優先事項であることを認識し、徹底すること」と要請した。調査結果の公表も求めている。
山本市長の記者会見での発言により、市が一時的に停止したインターネット上への動画配信は問題の部分を削除して先週末に再配信を始めた。(菅原洋)
※6月2日付上毛新聞社会面にも報道記事有り。
**********前橋市公式HP 2018/05/31 に公開するも正午過ぎに一旦削除
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wLnob8exino
5月28日 前橋市長記者会見(セクハラ関連発言部分を含み43分)
**********前橋市公式HP 2018/06/4までにセクハラ関連発言部分を削除して再公開
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=20ceLcXc8Ns
5月28日 前橋市長記者会見(28分に縮小)
・市民ミュージカル「鎮魂華」出演者募集
・第2回「KING OF PIZZA in MAEBASHI」を開催します
前橋市ホームページ http://www.city.maebashi.gunma.jp/
ようこそ市長室へ http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/450/010/p006792.html
(案件資料がご覧いただけます)
**********産経ニュース2018.5.21 19:24
拾った財布から金を抜き取る 前橋市職員を停職3カ月
前橋市は21日、拾った財布から現金を抜き取って盗んだとして、環境部の主任清掃技師の男性職員(51)を停職3カ月の懲戒処分にした。
市によると、職員は3月21日午後7時過ぎ、行きつけの前橋市天川大島町のコンビニエンスストア店舗内に落ちていた財布を拾い、自宅付近のクリーニング店の敷地内で現金3000円余りを抜き取って財布を捨てた。その後、店に戻ってたばこなどを購入した。
防犯カメラに職員の姿が映っていたことから、3日後に来店した際に店員が声をかけ、通報。前橋東署に窃盗の疑いで逮捕された。財布の落とし主との間で示談が成立し、4月23日付で不起訴となった。
職員は4月8日、上司に事実関係を打ち明けた。市の調査に「大変申し訳ない。二度としません」と話しているという。
**********京都新聞2018年05月22日05時09分
拾った財布から現金盗み市職員停職 「たばこ買いたかった」
前橋市は21日、拾った財布の現金を盗んだとして市環境部の主任清掃技士の男性(51)を停職3カ月の懲戒処分とした。
市によると、男性は3月21日午後7時すぎ、市内のコンビニ店で財布を拾った。車に持ち込んで入っていた千円札3枚と小銭を抜き取り、財布を捨てたうえ店に戻ってたばこなどを買った。
防犯カメラの映像から持ち去りが判明。男性は同24日に店を再訪し、通報で駆け付けた前橋東署が窃盗容疑で逮捕した。その後落とし主と示談が成立、不起訴となった。
男性は4月8日、上司に事実関係を打ち明けた。市の調査に「たばこを買いたかった。申し訳ない」と話している。
**********群馬テレビ・群テレ2018/05/21 に公開
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=sHSneMveHGY
窃盗・前橋市職員が停職3カ月
今年3月前橋市内のコンビニエンスストアで拾った財布から現金3000円余りを抜き取ったとして51歳の前橋市役所の職員が警察に逮捕されました。
前橋市は、この職員を停職3カ月の懲戒処分としました。
**********ANNnewsCH 2018/04/04 に公開
小中学生の個人情報が流出か 市教委に不正アクセス
小中学生の名前や住所など、延べ4万5000人の個人情報が流出した可能性があります。 前橋市教育委員会・塩崎政江教育長:「誠に申し訳ございませんでした」 前橋市教育委員会によりますと、先月16日、教育委員会のサーバーが不正アクセスを受けたことが分かりました。
**********当会会員桜井基博氏2017/10/26 に公開
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=sHSneMveHGY
前橋市都市計画部男性課長 市民の個人情報を不法取得
群馬県前橋市で都市計画部に所属する管理職の男性職員が市民の個人情報を不法に閲覧取得していたことが分かりました。
前橋市役所の都市計画部は都市計画課と建築指導課と市街地整備課と区画整理課があり、それぞれ
金井 課長
井野 課長
福島 正 課長
井上敬二 課長
が役職に就いています。
前橋市職員の懲戒処分に関する基準では免職でない限り氏名の公表はされないこととなっています。
また、新聞発表でも個人情報を不法に取得したのは都市計画部の参事の男性課長ということに留まっているので、上記4名のうち福島正課長と井上敬二課長が参事ですので両名のうちのどちらかが市民の大切な個人情報を不法に取得した不良公務員と言えます。
このような迷惑極まりない不逞の輩が市職員に居ることだけでも腹立ちますが、さらに管理職に赴いているのですから前橋市役所の市民に対する思いが随分低いことがここでもよく分かります。
そして、今回は情報漏えいされた市民が市役所に通報することで発覚したのであって、市役所自ら発見した訳ではありません。
なので、市民の知らない間に市職員が不法に無駄で市民の大切な個人情報を閲覧取得している蓋然性があります。
この事件について、市役所から再発防止と信頼回復が発表されています。
会見では総務部長と都市計画部長が謝罪していましたが、大切な個人情報を不法取得した課長の上司である部長や市長などの使用者責任・監督責任は少しも問われないのでしょうか。
また発表会見は形式的に過ぎず、わずか数年前に収納課長が、業務上取得した市民の個人情報を行きつけの飲食店で漏えいさせていた事件があり、同様な会見が行われましたので前橋市役所では根本的な再発防止は望めないでしょう。氏名を公表せず、不良職員を庇って僅かな減給だけで解決させたいのが透けて見えます。
**********
〇2018年3月29日:再発防止になるの?…印章偽造の職員に減給10分の1(1か月間)の大甘処分を決めた前橋市↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2600.html
〇2018年5月3日:前橋市役所職員による勤務不正申告の実態について前橋市長に報告書を提出↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2628.html
↑前橋市役所4階秘書課。↑
前橋市に限らず、公務員の勤怠管理については、各地でズサンな事例が取りざたされており、まさに公務員天国の様相を呈していることは当会のブログでもいくつかの事例を紹介してきました。そうした中、2018年3月29日付の新聞朝刊各紙に「他人の印鑑を無断で押印した前橋市職員が懲戒処分」という記事が掲載されたのはまだ記憶に新しいことと思います。この事件では、当会に寄せられた情報をもとに、群馬県警に告発したことをきっかけに、明るみに出て、前橋市も動かざるを得ない状況に追い込まれたわけですが、報道のとおり当該職員は僅か減給10分の1、1カ月の懲戒処分を下されただけでした。しかし、当該職員の行状問題は、単なる印鑑無断使用よる公文書偽造、公印偽造及び不正使用等容疑に留まらず、勤務時間中の自らの勤怠不正申告のほか、不倫相手の勤怠不正管理という問題も孕んでいたことです。
そうした実態について、警戒を促し、再発防止の警鐘を鳴らすべく、当会では5月2日(水)引き続いて6月4日に前橋市役所4階の秘書課を訪れて、前橋市長のその後の本件に関するフォローの実態をヒアリングしようとしたものです。
今回は生憎、秘書室で市長に出くわせることはありませんでしたが、代わりに秘書課長が対応し、担当部署の職員課に連絡して頂いたところ、同課関係者が押っ取り刀で駆けつけました。
↑秘書課窓口付近のオープンスペースの壁にかかっている絵画。↑
当会との面談に来られた方々は、総務部の関谷仁部長と総務部職員課の高橋宏幸参事兼課長、および秘書課の片貝伸生課長です。
↑秘書課の窓口の向かい側にある応接室。↑
冒頭、職員課関係者に、5月2日付の当会の実態報告書について聞いてみたところ、内容は読んで知っているとのことでした。しかし残念ながら、「既になんからの対応をとった」という言葉は聞けませんでした。
当会からは当該職員が自らの勤怠簿の改ざんのほかに、部下の職員の不倫相手についても週末に休日出勤等をしたことにして勤怠簿の改ざんを行い、結果的に時間外手当を騙し取った行為となれば、これはしかるべき調査をして、厳然たる措置をとる必要があることを申し入れました。
また、そうした措置を仮に怠るようなことがあれば、住民監査請求を提起する用意があることも説明しました。
■また、この職員が起こしたとみられるセクハラ事件が先ごろ、地元のマスコミで話題となったことも、当然のことながら職員課関係者らとの面談において、取り上げられました。
こちらについては、一時休止していた山本龍市長の定例記者会見のYouTubeビデオ録画は、現在、編集を加えて、東京新聞記者の質問に対して、失言を放った場面をカットした上で、近日中に再度YouTubeに載せる方針であることが表明されました。
しかし、セクハラの実態については、依然として調査中とのことで、未だに具体的な処分の見通しについては職員課から語られませんでした。
■さらに当会では、前橋市職員の習得した財布から現金をネコババした前橋市職員の報道についても言及し、この他にも市民の間の情報として、市職員の分際でレクサスのような高級車を乗り回している者がいることを報告しました。
当会代表からは、これに関連して、安中市で23年前に安中市土地開発公社を舞台に発覚したヒラ職員タゴによる51億2000万円にのぼる巨額横領事件でも、発覚前に市役所の職員の間や一部市民の間で、タゴ及びその家族が外車を乗り回したり、1着80万円もする背広を着て出勤したり、地元の自治会の新年会に100万円もしそうな大島紬の和服で参加したりしていて、「市役所の七不思議」とささやかれていたエピソードを紹介しました。
そのうえで、そうした華美な暮らしぶりをうかがわせる職員については、不祥事が大規模になって取り返しがつかなくなる前に、全国トップクラスの市民納税者の税金滞納への厳しい取り立てのノウハウを駆使して直ちに調査すべきであることを申し入れました。
■職員課の幹部の皆さんは、見たところ神妙な顔つきで当会の報告説明に耳を傾けていましたが、実際にどこまで真剣にこのことの重大性を認識したかどうかは未知数です。その認識度をチェックするためにも定期的に山本市長に対して、市職員の不祥事撲滅に向けた迅速な措置を要請していくとともに、当会が喚起した諸問題に対してどのような対策が打ち出されるのかどうか、引き続き緊張感をもって注視してまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
※参考情報「職員の不祥事が多発しすぎの前橋市役所」
**********
2011年1月当時も職員による不祥事が相次いでいた前橋市では、不祥事を内部告発した職員に対して報奨を出す制度を始めました。
前橋市では、平成22年度、盗みで逮捕された職員1人が懲戒免職になったほか、10人が懲戒処分を受けるなど、不祥事が相次ぎました。これを受けて、市では外部の有識者による委員会を設けて不祥事の再発防止の検討を進めてきました。その結果、職員の行動指針を新たに作成し、この中で内部通報によって不祥事が明らかになり、未然に防止できた場合などに報奨を出すことができるとしました。報奨については、「今後、具体的に検討し、現金や金券などを想定している」ということでした。
これについて総務省公務員課では「全国の自治体でほとんど聞いたことがない」としたり、地方自治に詳しい群馬大学准教授は「報奨を出すことは密告の助長につながりかねず、特定の価値観に基づいて運用されるおそれもある。こうした制度の導入には十分な議論が必要だ」と指摘していました。
しかし、今から思えば、この制度をきちんと履行していたら、7年後の現在、これほど酷い状況にはなっていなかったと悔やまれます。
**********東京新聞2018年6月5日
セクハラ問題 共産・女性市議3人が要請書
前橋市長に「真相究明を」
前橋市の女性嘱託職員が管理職の男性から宴席で胸をもまれるなどのセクハラ被害を訴えている問題で、「直ちに真相究明し、誠意ある対応を求める」と題する山本龍市長宛ての要請書を市に提出した。
要請書は問題の調査が女性嘱託職員が今年に入って訴えてから時間がかかっている点を踏まえ、「人権や働く環境を守るため、速やかに毅然とした対応を取ること」と要求している。
この問題を巡り、山本市長が先月二十八日の定例記者会見で、女性嘱託職員の部署が特定される恐れがある発言をしたことも疑問視。「被害者を矢面に立たせないように配慮することは調査の最優先事項であることを認識し、徹底すること」と要請した。調査結果の公表も求めている。
山本市長の記者会見での発言により、市が一時的に停止したインターネット上への動画配信は問題の部分を削除して先週末に再配信を始めた。(菅原洋)
※6月2日付上毛新聞社会面にも報道記事有り。
**********前橋市公式HP 2018/05/31 に公開するも正午過ぎに一旦削除
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wLnob8exino
5月28日 前橋市長記者会見(セクハラ関連発言部分を含み43分)
**********前橋市公式HP 2018/06/4までにセクハラ関連発言部分を削除して再公開
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=20ceLcXc8Ns
5月28日 前橋市長記者会見(28分に縮小)
・市民ミュージカル「鎮魂華」出演者募集
・第2回「KING OF PIZZA in MAEBASHI」を開催します
前橋市ホームページ http://www.city.maebashi.gunma.jp/
ようこそ市長室へ http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/450/010/p006792.html
(案件資料がご覧いただけます)
**********産経ニュース2018.5.21 19:24
拾った財布から金を抜き取る 前橋市職員を停職3カ月
前橋市は21日、拾った財布から現金を抜き取って盗んだとして、環境部の主任清掃技師の男性職員(51)を停職3カ月の懲戒処分にした。
市によると、職員は3月21日午後7時過ぎ、行きつけの前橋市天川大島町のコンビニエンスストア店舗内に落ちていた財布を拾い、自宅付近のクリーニング店の敷地内で現金3000円余りを抜き取って財布を捨てた。その後、店に戻ってたばこなどを購入した。
防犯カメラに職員の姿が映っていたことから、3日後に来店した際に店員が声をかけ、通報。前橋東署に窃盗の疑いで逮捕された。財布の落とし主との間で示談が成立し、4月23日付で不起訴となった。
職員は4月8日、上司に事実関係を打ち明けた。市の調査に「大変申し訳ない。二度としません」と話しているという。
**********京都新聞2018年05月22日05時09分
拾った財布から現金盗み市職員停職 「たばこ買いたかった」
前橋市は21日、拾った財布の現金を盗んだとして市環境部の主任清掃技士の男性(51)を停職3カ月の懲戒処分とした。
市によると、男性は3月21日午後7時すぎ、市内のコンビニ店で財布を拾った。車に持ち込んで入っていた千円札3枚と小銭を抜き取り、財布を捨てたうえ店に戻ってたばこなどを買った。
防犯カメラの映像から持ち去りが判明。男性は同24日に店を再訪し、通報で駆け付けた前橋東署が窃盗容疑で逮捕した。その後落とし主と示談が成立、不起訴となった。
男性は4月8日、上司に事実関係を打ち明けた。市の調査に「たばこを買いたかった。申し訳ない」と話している。
**********群馬テレビ・群テレ2018/05/21 に公開
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=sHSneMveHGY
窃盗・前橋市職員が停職3カ月
今年3月前橋市内のコンビニエンスストアで拾った財布から現金3000円余りを抜き取ったとして51歳の前橋市役所の職員が警察に逮捕されました。
前橋市は、この職員を停職3カ月の懲戒処分としました。
**********ANNnewsCH 2018/04/04 に公開
小中学生の個人情報が流出か 市教委に不正アクセス
小中学生の名前や住所など、延べ4万5000人の個人情報が流出した可能性があります。 前橋市教育委員会・塩崎政江教育長:「誠に申し訳ございませんでした」 前橋市教育委員会によりますと、先月16日、教育委員会のサーバーが不正アクセスを受けたことが分かりました。
**********当会会員桜井基博氏2017/10/26 に公開
※YouTube ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=sHSneMveHGY
前橋市都市計画部男性課長 市民の個人情報を不法取得
群馬県前橋市で都市計画部に所属する管理職の男性職員が市民の個人情報を不法に閲覧取得していたことが分かりました。
前橋市役所の都市計画部は都市計画課と建築指導課と市街地整備課と区画整理課があり、それぞれ
金井 課長
井野 課長
福島 正 課長
井上敬二 課長
が役職に就いています。
前橋市職員の懲戒処分に関する基準では免職でない限り氏名の公表はされないこととなっています。
また、新聞発表でも個人情報を不法に取得したのは都市計画部の参事の男性課長ということに留まっているので、上記4名のうち福島正課長と井上敬二課長が参事ですので両名のうちのどちらかが市民の大切な個人情報を不法に取得した不良公務員と言えます。
このような迷惑極まりない不逞の輩が市職員に居ることだけでも腹立ちますが、さらに管理職に赴いているのですから前橋市役所の市民に対する思いが随分低いことがここでもよく分かります。
そして、今回は情報漏えいされた市民が市役所に通報することで発覚したのであって、市役所自ら発見した訳ではありません。
なので、市民の知らない間に市職員が不法に無駄で市民の大切な個人情報を閲覧取得している蓋然性があります。
この事件について、市役所から再発防止と信頼回復が発表されています。
会見では総務部長と都市計画部長が謝罪していましたが、大切な個人情報を不法取得した課長の上司である部長や市長などの使用者責任・監督責任は少しも問われないのでしょうか。
また発表会見は形式的に過ぎず、わずか数年前に収納課長が、業務上取得した市民の個人情報を行きつけの飲食店で漏えいさせていた事件があり、同様な会見が行われましたので前橋市役所では根本的な再発防止は望めないでしょう。氏名を公表せず、不良職員を庇って僅かな減給だけで解決させたいのが透けて見えます。
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