日々

穏やかな日々を

明日のしあわせ

2008年12月24日 00時50分22秒 | 
眠りながら
明日のしあわせを願おう

子が元気でいることも
孫が元気でいることも
自分が元気でいることも
最高のしあわせだから

明日も同じように元気
明日も同じように感謝

月は朝4時半
東に顔をのぞかせ
年の終わりに進むその時

まだ眠りながら
明日のしあわせを願おう

人と人の中が
穏やかでありますように
明日の一日が
大過なく
過ぎて行きますように

年の瀬だから
あらためて
しあわせを願って
人と人の繋がりが
たとえ疲れのもとであっても
しあわせのもとでもあるよう

明日は少しは青空がのぞいて
たとえ
寒風になろうとも
元気が蘇り
人をいとおしく思えるように

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅 人忘れ

2008年12月24日 00時30分19秒 | 

人忘れ

そんな時がほしくなった


心忘れ

そんな時がほしくなった

人と人の中で
そんな時がほしくなった

深夜に出る月だから
そんな時がほしくなった

熊も
りすも
蛇も
蛙も
冬眠する時だから
そんな時がほしくなった

川が凍る時だから
そんな時がほしくなった

もう66歳になるから
そんな時がほしくなった


バナナを食べて
ヨーグルトを食べて
レタスを食べて
パンをかじる
そんな普通の時が
重たくなったから

明日も(あした)
明後日も(あさって)
寒く風が空を吹くから
温かいところに
旅をしたくなった

車で道を走らせずとも
眠りにつけるお部屋に入って
海の音か
川の音が
かすかに聞こえ
星の瞬く
ドラマがあって
テレビもない
ラジオもない
静寂しかない
いつもの夜に
ひとり体を横たえれば
まもなく眠りにつけるような

そんな時がほしくなった

朝東から
陽の入る
小さな窓辺で
スミレ咲く

白いレースのカーテンが
スミレまで届いて
朝の光和らいで
優しさが香る

人はいつだって
そんな時がほしくなり
ただのいつもの疲れの中で
いつものお茶を飲みながら
心癒されて
ゆっくりと
立ち上がった窓辺だから


人忘れ

ばぁばは少し
休息がほしく
明日は青空が
広がって
白い雲が浮かぶ
穏やかな風と
小鳥の声が
耳に届いて
ほんのひととき
旅に出たくなり

冬に実る
南天や
ピラカンサスの
赤色に頂いた
子ども心を
大切にしたく

旅に出る
そんな時がほしくなった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン